7月26日(月)
今日から夏休みの補習が始まった。
教科は英語と数学。補習対象者は、先日の定期試験で基礎的な問題が解けなかった1年生たち。
学年の先生方総出で、今日から1週間、毎朝90分間補習を担当することになった。
私は数学担当で、まず、九九、割り算、分数のおさらいから取りかかる。
約分、通分、公倍数、公約数の意味など、なかなか中1の範囲にたどりつけない生徒もいる。一人ひとりに丁寧に教え、できたところはもう1回小テストをして、満点取れたら次の課題と言うように、まるで基礎工事のレンガを一個ずつ積むような地道さで教えている。
教室ではやんちゃな連中だったり、分からないということを言えない大人しい子だったり。
45分間じっくり躓いているところまでさかのぼって教えてあげると、
「そうかぁ!」
「できたぁ!!」
と、いい笑顔になる瞬間がかわいい。
教える側も、教えられる側も結構忍耐がいる作業だが、
「やればできるじゃない!」
と言ってあげた時の顔を見てしまうと、やるっきゃないかなあと思ってしまうのだ。
とりあえず、30日までに1学期に習った範囲の基礎固めを頑張ろう!
*(鉛筆)* *(鉛筆)* *(鉛筆)* *(鉛筆)* *(鉛筆)*
さて、補修の後は演劇部の部活動。
今日は部室兼稽古場の大掃除。
室内の荷物をすべて廊下に出し、猛暑の中全員で床磨きをした。
メラニンスポンジで汚れを落とし、水ぶきした後、ぬか袋で30?四方の板を50回ずつ磨いた。
ぬか袋は晒布で小袋を作り、米穀店から分けてもらってきたぬかを入れて、部員数分私が作ってきたものだ。
4月赴任当初、演劇部の顧問になって初めて部室を訪れた時、なぜか部屋にはブリーシートが敷いてあり、部員は制服を着てパイプ椅子に座って対面式用の台本を読んでいた。
なぜ、ブルーシートを敷いているのか聞いたら、
「床が汚いから」
と言うので、掃除しないのかと聞くと
「ゴミが目立ってきたら掃きます。」
と言う。
「まず、稽古場を掃除してから柔軟体操をしよう」
と言うと、
「雑巾で拭くと雑巾がまっ茶色になって汚いですよ。だからブルーシートを敷いてその上で柔軟をやるんです。」
と言うので、
「ブルーシートは、衣装を着替えるときとかに使うもので、普段は使わないからすぐ畳んで。今日はとにかく床掃除!床に顔を押し付けても平気なくらい、ぞうきんがけするよ!これから、部活の初めと終わりは必ず掃除して床拭きすること」
と言った。
これにはかなり反発があったが、私は引かなかった。その時、
「床がきれいになったら、ぬか袋で磨くと、床に顔が映るくらいピカピカ*(キラキラ)*になるよ。夏休みにみんなでぬか袋で磨き方やろうか?」
ぬか袋で床を磨く掃除法は、私が小学校2年生の時の担任の先生(男性)が、教えてくださった。
ノリのいいクラスで、毎日みんなで掃除のたびにおもしろがって磨いていたら、校内で一番教室も廊下の床も黒光りするクラスになった。
その話を教えたのを生徒たちは覚えていてくれたのだ。
猛暑の中、みんなで磨いた割にはみんなの想像したほどは光らなかった。そんな1日でピカピカになるはずもない。毎日丹念に磨いていってこその輝きなのだ。
でも、素足で歩く床はとても気持ちいい。
「今日からこの部屋、上履き禁止ね。廊下に上履きを並べておいて、素足か靴下で歩くように。」
4月当初とは見違えるようになった*(キラキラ)*床に車座に座り、先週の発表会の反省会をやり、私のおごりでみんなでアイスを食べた。
本当にお疲れさん。
冬の演劇コンクール*(チョキ)*目指して頑張ろうね、みんな!!
今日から夏休みの補習が始まった。
教科は英語と数学。補習対象者は、先日の定期試験で基礎的な問題が解けなかった1年生たち。
学年の先生方総出で、今日から1週間、毎朝90分間補習を担当することになった。
私は数学担当で、まず、九九、割り算、分数のおさらいから取りかかる。
約分、通分、公倍数、公約数の意味など、なかなか中1の範囲にたどりつけない生徒もいる。一人ひとりに丁寧に教え、できたところはもう1回小テストをして、満点取れたら次の課題と言うように、まるで基礎工事のレンガを一個ずつ積むような地道さで教えている。
教室ではやんちゃな連中だったり、分からないということを言えない大人しい子だったり。
45分間じっくり躓いているところまでさかのぼって教えてあげると、
「そうかぁ!」
「できたぁ!!」
と、いい笑顔になる瞬間がかわいい。
教える側も、教えられる側も結構忍耐がいる作業だが、
「やればできるじゃない!」
と言ってあげた時の顔を見てしまうと、やるっきゃないかなあと思ってしまうのだ。
とりあえず、30日までに1学期に習った範囲の基礎固めを頑張ろう!
*(鉛筆)* *(鉛筆)* *(鉛筆)* *(鉛筆)* *(鉛筆)*
さて、補修の後は演劇部の部活動。
今日は部室兼稽古場の大掃除。
室内の荷物をすべて廊下に出し、猛暑の中全員で床磨きをした。
メラニンスポンジで汚れを落とし、水ぶきした後、ぬか袋で30?四方の板を50回ずつ磨いた。
ぬか袋は晒布で小袋を作り、米穀店から分けてもらってきたぬかを入れて、部員数分私が作ってきたものだ。
4月赴任当初、演劇部の顧問になって初めて部室を訪れた時、なぜか部屋にはブリーシートが敷いてあり、部員は制服を着てパイプ椅子に座って対面式用の台本を読んでいた。
なぜ、ブルーシートを敷いているのか聞いたら、
「床が汚いから」
と言うので、掃除しないのかと聞くと
「ゴミが目立ってきたら掃きます。」
と言う。
「まず、稽古場を掃除してから柔軟体操をしよう」
と言うと、
「雑巾で拭くと雑巾がまっ茶色になって汚いですよ。だからブルーシートを敷いてその上で柔軟をやるんです。」
と言うので、
「ブルーシートは、衣装を着替えるときとかに使うもので、普段は使わないからすぐ畳んで。今日はとにかく床掃除!床に顔を押し付けても平気なくらい、ぞうきんがけするよ!これから、部活の初めと終わりは必ず掃除して床拭きすること」
と言った。
これにはかなり反発があったが、私は引かなかった。その時、
「床がきれいになったら、ぬか袋で磨くと、床に顔が映るくらいピカピカ*(キラキラ)*になるよ。夏休みにみんなでぬか袋で磨き方やろうか?」
ぬか袋で床を磨く掃除法は、私が小学校2年生の時の担任の先生(男性)が、教えてくださった。
ノリのいいクラスで、毎日みんなで掃除のたびにおもしろがって磨いていたら、校内で一番教室も廊下の床も黒光りするクラスになった。
その話を教えたのを生徒たちは覚えていてくれたのだ。
猛暑の中、みんなで磨いた割にはみんなの想像したほどは光らなかった。そんな1日でピカピカになるはずもない。毎日丹念に磨いていってこその輝きなのだ。
でも、素足で歩く床はとても気持ちいい。
「今日からこの部屋、上履き禁止ね。廊下に上履きを並べておいて、素足か靴下で歩くように。」
4月当初とは見違えるようになった*(キラキラ)*床に車座に座り、先週の発表会の反省会をやり、私のおごりでみんなでアイスを食べた。
本当にお疲れさん。
冬の演劇コンクール*(チョキ)*目指して頑張ろうね、みんな!!
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