守田です(20191030 11:00)
● 10月30日出国、まずは「ハンフォード」のあるワシントン州に行きます
みなさま。本日、夕方のフライトで出国し、再度、アメリカに行ってきます。今回は最初にワシントン州に行きます。
この地の「ハンフォード」に世界初の「プルトニウム生産炉」が建てられたからです。
ここで作られたプルトニウムから作った原子爆弾が長崎に投下されました。
長崎の人々を熱線・爆風・放射線曝露で惨く襲った死の兵器の材料を作ったのがハンフォードです。
同時にハンフォードはプルトニウムなどの漏れ出し事故を繰り返し、周辺の人々に酷い被曝被害をもたらしました。
今回の旅はダウンウィンダーズ=風下住民の方のインタビューから始まります。
ハンフォードサイトのB原子炉の見学にも行きます。
ハンフォードはチェルノブイリをも越えて世界で一番汚染が激しいのではと言われているところ。十分身体を守っていってきます!
ハンフォード核施設全景 ウキペディアより
ハンフォードの位置 ネットより
● マーシャル諸島の被曝問題に関わり、その後、再度、ニューメキシコ・アルバカーキに行きます
続いて訪れるのはシアトル。
ここでマーシャル諸島の核実験の影響などを語り続ける活動を行っているNGO「REACH-MI」の方たちとお会いします。
マーシャル諸島出身でシアトルに移住している方々ともお会いできそうです。
僕は恥ずかしいことにマーシャル諸島のことこれまで関わったことがありません。
それだけにとても貴重な経験になると思っています。
マーシャルのヒバクシャの方たちと支えてきた方たちとしっかりつながってきます。
その後、再度、ニューメキシコに向かいます。
再度、原爆製造プロジェクトの街、ロスアラモス国立研究所にいきます。前回に続き、この研究所のずさんな放射性廃棄物投棄の被害を受けている先住民族の女性団体のお話をうかがうほか、今回もアメリカ先住民族のみなさんとの交流を深めてきます。
8日にプレゼンの機会を得たので、僕は福島原発放射能汚染水問題についてお話してきます。
マーシャル諸島ビキニ環礁で行われた核実験 1946年7月の「クロスロード作戦」 ネットより
● 核の時代を終わらせる可能性を再び探ってきます!ぜひお力添えを
今回の旅でもたくさんのヒバクシャと結びつきつつ、核の始まりをしっかり見すえて、終わらせ方の展望を探ってきます。
そして帰ってきてまたすぐに各地で報告させていただきます。
もちろん現地からの発信も行います。
核の時代はまた戦争と暴力の時代です。
いや僕は人類の暴力にまみれてきた野蛮な前史を終えるのが核の時代を終わらせることだと思っています。
そこから友愛に満ちた人類後史を切り開きたい。少なくともその端緒を切り開くことにみなさんと一緒に貢献したいです。
そのための旅にどうか力をお貸し下さい。
旅へのご支援のカンパを訴えます。よろしくお願いします。
では行ってきます!
今回もpeace flagをたくさん持って行ってきます!どの地も本当に平和になって欲しい!
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