明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(1875)「過去最強クラス」の台風10号が接近中。命を守るための備えをたくましく!

2020年09月05日 17時00分00秒 | 明日に向けて(1701~1900)

守田です(20200905 17:00)

かつてない暴風雨を伴う台風10号が近づいてきています

すでにご存じのことと思いますが、「過去最強クラス」の台風が近づいてきています。
現在(5日午後4時)、沖縄県の大東島地方を暴風域に巻き込みながら北寄りに進んでいます。
6日は、沖縄地方と奄美地方に近づき、その後、7日にかけて、九州に接近、または上陸するおそれがあります。

沖縄・九州を中心に大きな災害が起こる可能性が高いです。中でも暴風が懸念されています。最大瞬間風速は85メートルにもなるとの予測。
昨年、千葉県で猛威をふるい、ゴルフ場のネットを倒壊させて台風15号は最大風速57.5メートルでした。
さらにその前年、関空を水没させ、船の衝突で連絡橋使えなくさせた台風21号は最大風速58.1メートルでした。


千葉県市原市のゴルフ場ネット倒壊現場 守田撮影

千葉でも関西でも甚大な被害が出ましたが、今回の台風はそれをも大きく上回る暴風雨を伴ってやってくる。
沖縄も九州も、日本の中では最も台風対策が進んでいるところですが、それでもまったくの未体験のものがやってきます。
対策をたくましく重ねましょう。ネットから台風対策を示した画像を貼っておきます。「車のガソリンを満タンに」とありますが、その方が風にも強いそうです。


広域停電・ライフラインの切断・河川決壊が予想されます。十分な対策・対応を!

暴風対策ではとにかくものが飛ばされないようにすることが大事。千葉や関西では、店舗の大きな看板が吹き飛ばされたり、折れたりしました。電信柱もたくさん倒れました。
とくに千葉では送電線の大きな鉄塔が倒れ、広域停電が発生しました。京都でも停電が発生し、土砂崩れもあいまって一部の地域が長く孤立しました。
それらから暴風による、ものの倒壊や飛来などに十分に気を付けるとともに、停電対策を進めて下さい。ネットから得た具体的な対策項目を貼っておきます。

またこの間、大雨のたびに深刻な河川決壊も起こっています。九州でも繰り返し、深刻な洪水が発生しているので、この点もとても心配です。
洪水に対してはとにかく早めに安全な場に移るのが第一ですが、ただしいまはコロナの心配も大きい。
そこでこれらも踏まえた幾つかのサイトをご紹介しておきます。

防災の知識を分かりやすくまとめたNHKのサイトです。
台風がくる 大切な命を守るために
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai-info/typh/?utm_int=detail_contents_news-link_002


子ども、乳幼児がいる場合の備えが分かりやすくまとめられたサイトです。

台風接近 知っておきたい子どもを守る災害への備え 坂本昌彦 | 日本小児科学会指導医 9/4(金) 10:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakamotomasahiko/20200904-00196554/


コロナ禍の中での災害対策を丁寧に考えたサイトです。
「コロナ禍でもすぐできる!大雨&台風への備え2020年版」
http://jvoad.jp/news/20200630-sonae2020/


他にもいろいろな提案が図示されていて参考にしやすい 

● アウターバンドにより被害が広域に及ぶ場合も

台風10号、もっとも危険なのは沖縄・九州のみなさんですが、しかしかなり広域に暴風雨がもたらされる可能性もあります。
台風の中心に、広範囲なところから風が巻き込まれるように吹いていく、アウターバンド現象が生じやすいからです。
このため台風の暴風雨予想円に入っていない近畿や東海でも、かなりの暴風雨がもたらせる可能性があり、十分な警戒が必要です。


アウターバンド現象 NEWS23より



気象庁4日17時時点の大雨予想

今回の台風、「100年に一度の雨」をもたらすとも言われています。
端的に誰も経験したことのない雨です。何が起こるか分からない。
だからこそみんなで互いを守る努力を重ねましょう。命を守り抜きましょう。

#台風10号 #最大風速85メートル #過去最強クラス #台風対策 #停電対策

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