守田です (20211207 23:00)
● 被爆者の肖像画で被爆体験を語り継ぐ 第4弾
12月13日(月)~19日(日)にかけて、被爆二世の仲間である増田正昭さんの個展が開かれます。
これまで被爆者の肖像画や原爆ドーム、被爆あおぎりなどの絵が展示されてきましたが、今回は被爆二世の肖像画も加わります。
この間、「被爆二世問題」のzoom講演を担い、「もりもり対談」にもたびたび出演している森川聖詩さんの肖像画も含まれています。
オープニングにあたってギャラリートークを行います。僕が司会をして絵の説明や、制作にあたっての思いを話していただきます。
京都「被爆二世三世の会」の仲間も参加してくださるのでそれぞれにもコメントしていただきます。
お申し込みはこちらから。折り返しzoomアドレスをお送りします。
https://forms.gle/Websz7TheYjASU3e9
● 展示は13日月曜日から19日日曜日
個展のオープンは13日月曜日正午(12時)、以降、毎日午前11時から午後7時までです。
最終日の19日のみ午後5じまで。
Gallery Take Two にて
京都市中京区御幸町通御池上ル亀屋町399 カーサ御幸1F
http://gallery-taketwo.com/
チラシのアドレス
https://toshikyoto.com/press/6984.html
● 飛躍を続ける増田正昭さんの絵をご覧下さい!
増田さん。今回の個展で4回目となりますが、その間に思想的にどんどん飛躍されています。
その一端を、この夏、8月3日に広島市で行われた「被爆二世の課題を考える」という討論会で披露されました。発言を抜粋します。
「昔は被爆二世という自覚はあったのですけれども、いまは二世というよりは自分は「被爆者」だと思うのですね。
自分にとって被爆二世という意味は、どちらかというと被爆者の第三者という表現というか、「被爆者を継承するもの」という感じだった。
でもそうではなくて被爆者そのものなのですよね。放射能の影響は二世に影響している。
僕もABCCに調査されたんです。比治山に連れていかれて。ちっちゃいころに。
実際は一世、二世関係なしに、放射能の関係では僕は一世なのですよ。(守田注 被爆当事者だと言う意味)
他人ごとではなくて自分自身の問題なんだ。」
抜粋は以下の記事より
明日に向けて(2084)被爆二世こそが被爆者運動の主役に!ー討論会「被爆二世の課題を考える ~今、被爆二世運動に問われていること」に参加して
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/ea63d64a80efd6e8f109378cb06d842a
● 被曝二世の肖像画が登場
この飛躍を続ける増田さんの思いが今回の個展のタイトルに凝縮しています
「核に向き合い、核を乗り越える被爆二世」
そう。被爆二世は被爆の伝承者としてだけあるのではない。
被爆の当事者として、核を乗り越える存在としてあるのです!
この思いを込めて、増田さんは今回、被爆二世の肖像画も描かれました。
ぜひご覧になって頂きたいです。
会場にお越しください。遠方の方はWeb企画をご視聴ください。
2020年8月の個展のオープニングWeb企画で自ら描いた方 (近藤紘子さん)の説明をする増田正昭さん 守田撮影
#核に向き合い核を乗り越える被爆二世 #増田正昭 #被爆者展 #被爆二世 #森川聖詩 #オープニングWeb企画 #被爆の遺伝的影響 #GalleryTakeTwo
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