守田です(20220310 23:30)
● ビジルのスライドショーをご覧下さい
2月27日に「戦争やめて!キャンドルビジル」を行いました。
スライドショーを作ったのでご覧下さい。
● なぜ戦争がまた行われているのか
先日、『AFTER TEN YEARS命を守り育むために 福島原発事故から10年を振り返る』 を一緒に出した蝦名宇摩さんから、こんな質問をいただきました。
「どうして人間は賢くならないんだろう。残酷な戦争をまたやるなんて。戦争をしない人間を国のトップに選ばないといけないのに。日本含め、戦争をやりたがる人間が選ばれている不思議。」
これにこうお答えました。
宇摩さん。実は日本では「戦争は悪いもの」と捉えるのが常識ですが、世界ではドイツと並んで、ものすごく稀な国になるんです。
世界の常識は「戦争には正しいものと、間違ったものがある」というものなんです。
正義の戦争は「祖国防衛戦争」だったり、「第二のヒトラーを登場させないためのもの」であったり。
それは「断固やれ」と言うのが、世界の主流的意識です。主流と言っても「政治家たちの」と注釈をつけた方が良いな。
だから「ロシアが悪い」となるとすぐに「ウクライナに武器を送れ」となってしまう。
ウクライナも「徹底抗戦」を叫んで徴兵したり、義勇兵まで招き入れている。
でも「その正義は本当に正義なの?間違っていやしない?」
そのことを日本は、第二世界大戦を通じて、嫌と言うほど学んだのです。
それで日本では「戦争はよくない」が常識になったのです。
蝦名宇摩さんは津軽三味線のお師匠さん
● シンプルに「戦争やめて」と声を上げ続けよう
いや実は世界の中にも、そうした思いはたくさんある。庶民の多くは、いつでも戦争を嫌がっています。
「断固やれ」というのは、正確には「世界の政治の中枢を占める政治家たちの中の主流的意識」。まず戦場に行くことのない方たちの意識です。
だからシンプルに「戦争はよくない!」「戦争なんてまっぴら」と言う声をもっと高めましょう。
戦争はいつでも、絶対善と絶対悪という構図で行われます。というかそう考えないと、兵士たちはバリバリと相手を撃てない。殺せない。
だから反対に、たとえ相手が悪でも「殺すな!」と言いましょう。あるいは「殺すことが勝ちではない」とも。
さらには「相手の人間性を信頼し、自ら先に武器を置こう。それを日本は選択した」と世界に向けて語りましょう。
それがこの国の憲法の魂です。だから「撃つな」と言いましょう!
「そんなのは甘い。頭がお花畑だ」とか叫ぶ方にご用心。
その後ろにはほら、軍需産業の顔が見え隠れしています。戦争で商売している方たちで、この方たちもまず戦場には行きません。(宇摩さんへのお答えはここまで)
戦争やめて! ロシア軍の軍事侵攻に反対して声をあげるロシア市民 サンクトペテルブルクにて(Anton-Vaganov/ロイター通信)
● 憲法を生かしたい
僕は今こそ、憲法の非戦の心を世界に示すときだと思います。
そんなとき、京都で府知事選に向かっていますが、私たちの予定候補者の名前は、かじかわ憲。憲法の「憲」の字を持った方です。
僕は「運命の巡りあわせだ!」と思っています。
かじかわさん自身は、こんな風に自分の名前のことを話されています。(事務所開設式にて)
そう。国や政府ではなく、諸国民の平和を愛する心を信頼して歩むのです。
「戦争はよくないもの」という、実は世界の多くの人々が胸に秘めている思いを、世界の常識にしましょう!
戦争をとめるために、平和のために、ともに歩みましょう。
#戦争やめて #撃つな #蝦名宇摩 #非戦の心 #憲法を輝かせよう #かじかわ憲 #キャンドルビジル #軍需産業 #平和のために #京都府知事選
戦争と原発を止めるための取材・執筆活動のためのカンパを訴えます。どうか支えて下さい。
振込先 ゆうちょ銀行 なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
Paypalからもカンパができます。自由に金額設定できます。
https://www.paypal.me/toshikyoto/500