守田です(20220727 20:30)
● 現地に300名が参加!LIVE配信しました
7月24日、美浜現地集会に行ってきました。動画をご覧下さい。
美浜町弁天崎での集会前(美しい海と歌とそして原発)→弁天崎での集会→美浜町役場近くから関西電力原子力事業本部までのデモ→関電抗議→美浜町内デモ→解散地と撮っています。
FBでLIVE配信したものをまとめました。LIVEのアーカイブの方が画質が良いのでこちらもご覧下さい。
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90
ただし猛暑で集会時にiPhoneが高熱化しフリーズ。ごめんなさいですが集会は一部しか撮れませんでした。デモ以降は何とか撮れました・・・。
炎天下の中、集ったみなさん 以下、集会写真はすべて守田撮影
● 老朽原発うごかすなと声を上げ続けました!
この日の集会の内容を「さいなら原発・びわこネットワーク」の稲村守さんが丁寧に報告して下さっています。長いですが記録の意も含めて、許可を頂いて全文を転載します。
ちなみに稲村さん、デモ指揮も行われ、関電抗議では司会をしながら自らも熱いメッセージを発っせられていました。写真もシャカシャカ撮っておられた。それでこれだけ正確な報告されるのは本当に素晴らしい!感謝です。
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炎天下・コロナ禍をついて老朽原発・美浜3号機を止めろと市民が現地で決起・全国集会開催
(さいなら原発・びわこネットワーク ニュース第67号から転載)
関電前抗議行動でマイクを握り、熱烈なアピールを行う稲村守さん(中央) 守田撮影
40年停止の法律を破り、老朽美浜原発3号機7月下旬起動、8月初旬再稼働の関電発表を受けた7月24日正午から、すさまじい酷暑の下、また新型コロナ感染第7波で当日キャンセルもたくさん出る中ではあったが、万全のコロナ対策を行い‘‘老朽原発・美浜3号うごかすな!現地全国集会”が海の向こうに美浜原発をのぞむ敦賀半島西側の菅浜・弁天崎で開催された。
<福島から湖西に避難 11年の青田恵子さん><東北のおなごは鬼さ:になる><美浜町役場南出発・中嶌さん・真中>
主催したのは一昨年来大阪で大集会を開催してきた老朽原発うごかすな!実行委員会。福井現地・関西からは次々に大型観光バスやマイクロバス・たくさんのマイカーで参加者が駐車場にあふれ、四国原発立地地元、東海、老朽東海第二原発地元や首都圏など炎天下4時間の行動に300人の市民が結集した。「立って弁当食べたのは初めてだ」という参加者もいたが、老朽原発許すまじの熱気であふれた。
司会の敦賀の山本さんは、「美浜3号機で5年間働いていた。事故でたくさんの人がなくなっても、『安全対策にそんなお金をかけるわけにはいかない』というのが、関電の考えで、『穴が開いたら直せばいい。やかんと同じだ』というのである。美浜3号機を止めることが安全対策だ」と開会挨拶。
次いで、小浜の中嶌哲演さんから主催者挨拶として、「原発が目の前に見えるいつもの会場は海水浴場で使用されこの会場になったが、原発のイロハの確認を行いたい。」として、「美浜原発 1.2号機は40年で廃炉されたが、3号機は自ら決めた40年を超えて動かそうとしている。美浜3号機は1年で83万 KW 発電し、1000億円を稼ぐ。ヒロシマの死の灰800発分、ナガサキ原爆20発分のプルトニウムを生成蓄積している。こんなことをもう許すわけにはいかない。」と力説された。
地元美浜町議会で原発反対派で頑張る松下町議からも、この若狭・福井の自然を何としても守り切ろうと挨拶。各地の闘いから連帯挨拶があり、老朽原発停止訴訟の名古屋、京都の反原発訴訟の報告、滋賀県のさいなら原発・びわこネットワークからは福島県の相馬から避難された青田恵子さんから、「福島県民が福島第一原発事故に遭い、身をもって原発の恐ろしさを示した。ぜひこのことに学んでほしい」と訴えた。炎天下1時間の集会の締めくくりでシュプレヒコールのあと、参加者は美浜町役場裏に車で移動し、町内デモを行って関電原発事業本部の国道向かい側に参集し、40分にわたる抗議行動を実施した。
司会のさいなら原発・びわこネットワークの稲村守事務局長は、「国に不当にも忖度した東京地裁でさえ、経営責任者の賠償責任は認めた。関電の榊原会長は東レの経営責任者としてびわ湖にお世話になっていながら、1450万人の水源を放射能で汚染しようとしているが、自ら3兆円払う覚悟で美浜3号機を起動するならせよ!」と述べ、実行委員会の橋田秀美さんから関電会長・社長と原子力事業本部長および美浜原発発電所長宛の「申し入れ書」を力強く読み上げ、木原壯林さんと事業本部に提出に向かった。
美浜町河本町議のあいさつの後、地元若狭町の石地さん、兵庫県・播磨アクションの菅野さんからは、「毎週の関金行動が8月で500回になる。子どもたちの未来のために闘い続ける」と発言。関電原発マネーを告発する会の末田さんからの追加訴訟への協力訴えのあと、「関電は美浜原発3号機を絶対うごかすな!」「2ヶ月半前倒し再稼働を許すな!」「原発事故で避難などできないぞ!」とシュプレヒコールを叩きつけ、町内デモにはいった。
2階の窓から手を振る女性、わざわざ庭に出てきて応援する女性や男性など、老朽原発反対は原発立地地元で本当に支持される闘いとなって、炎天下の疲れが一挙に吹き込んだと参加者が一様に感想を述べた。
大阪地裁の美浜3号機運転停止仮処分は、関電の徹底した妨害策により8.11までには無理でも、遅くとも9月には決定が出されることが期待されている。そうなると6年前の大津地裁仮処分と同様の事態となり、世界史上2番目の「動いている原発を司法の力で止める」事態となる。そうなるよう、さらに最大限の運動強化を誓い合った現地集会となった。
(20220724 さいなら原発・びわこネットワーク 稲村守)
● 危険性をしっかりつかんで再稼働反対の声を高めよう
原発は本当に危険です。何度指摘してもまだまだ足りない。
この構造的な危険、さらに度重なる事故や不祥事をしっかりつかみ、暴き、伝えて、再稼働反対の声を高めましょう。
そのために以下の動画をご参照ください。
#老朽原発このまま廃炉 #老朽原発美浜3号うごかすな #原発再稼働反対 #原発は巨大な暴力 #原発一基で日本半分が壊滅 #関西電力原発とめよ #さいなら原発びわこネットワーク #稲村守 #中嶌哲演
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