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明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(2509)原発災害、大地震、洪水、事故などからの命の守り方を身につけよう―韓国セオゥル号沈没事故、福知山線事故に学びながら

2025年04月25日 23時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250425 23:00)

16日はセオゥル号沈没事故14回忌、今日25日は福知山線事故20回忌の日です

4月16日に韓国南部でセオゥル号が沈没し、304名が亡くなってから14年の日を迎えました。(299名死亡、5名不明という報道も)。さらに今日25日で、JR福知山線脱線事故で107名が亡くなってから20年の日を迎えました。
それぞれの事故で亡くなられた方、ご遺族、縁者のみなさまに、深い哀悼の意を捧げたいと思います。またこの事故によるさまざまな痛み、悲しみ、嘆きを抱かれた全てのみなさまにもお見舞い申し上げます。
この機に双方の事故から何を学ぶのかを書き記したいと思います。


セオゥル号沈没事故で特筆すべきことは何か

僕はこの事故を「とっとと逃げる」ことを学ぶ一つの例として取り上げてきました。セオゥル号が傾きだしてから沈没まで101分。十分に逃げる間があったのに、修学旅行中の高校生など、たくさんの方が脱出できずに亡くなってしまったからです。
この事故を特徴づけたのは、船会社と船員の余りの酷さでした。そもそも同船は過積載だった。しかもそれを隠すために船底にバランサーとして積んでいたバラスト水の量をかなり減らしていた。その上、同航路が未経験の三等航海士に操舵させていた。
それでこの航海士が危険水域で急激に舵を切ったため、横倒しになったのですが、その時、「とっとと逃げる」ことが必須な状態で、船内に「その場にとどまるように」との放送を流した上、なんと船長を先頭に、船員たちが真っ先に逃げ出したのでした。

あまりと言えばあまりの所業でした。船員たちは乗客を逃がす義務を放り出して逃げたのです。後に船長は殺人罪で訴追され、無期懲役が確定。会社も厳しく咎められましたが当然です。事故は儲け優先の新自由主義、その酷い現れによって起きたのでした。
これに輪をかけたのが韓国海洋警察のあり方でした。そもそも救命艇で接近しながら、なかなか救助に着手しようとすらしなかった。そこにはいざという時に市民を助ける訓練や準備を怠ってきた韓国政府の限界が大きくあらわれていました。
一方でそんな状態の中でも高校生をはじめ、たくさんの乗客、そして一部の船員が最善を尽くし、多くの友だち、乗客を救い出してもいました。

中でもすごかったのは、最初に近くの木浦警察署にSOSの電話をしたのが高校生だったことでした。船員の救助要請が同警察署に届く9分前に連絡し、この9分で助かった命がたくさんありました。しかしその生徒自身は亡くなってしまいました・・・。
あるいは傾く船内の中で泣き出した友だちを励まし「みんなで脱出するよ」と数珠つなぎで船内を這い上がった女子高生たちがいました。リーダーの彼女は後ろからみんなを励まし続け、何人かの脱出を成功させましたが、流入してきた海水に飲み込まれました。
そんな話もたくさんあります。ぜひそれぞれで事故を検索し、調べて欲しいです。特筆すべきなのは、船会社のあまりの酷さとそれを許していた韓国の新自由主義の誤り、そしてその中ですら互いを助けあい命を救った奮闘です。その双方が教訓です。



JR福知山線脱線事故で特筆すべきことは何か

福知山線事故は、JR尼崎駅に向かう急カーブに、列車が猛スピードで突っ込んたために起きた脱線事故でした。背景にあったのは収益向上を目指したJR西日本が、運行スピードを上げる中で、運転士に予定厳守を強いていたことでした。
しかもこれを逸脱した運転士には「日勤教育」というさまざまな過酷なペナルティを課していて、事故を起こした運転士も、前駅でのオーバーランで相当に焦り、遅れを取り戻そうと危険な速度でカーブに進入してしまったのでした。
さらにその際、自動列車停止装置(ATS)の新型であるATS-Pが設置されていれば、速度超過に対応して電車は自動的に減速したのに、経費削減のためにJR西日本がこの設置への取り換えを怠っていたことでも、この事故は防げませんでした。


この制限速度を示す70の標識のあるカーブに電車は40キロオーバーで進入、奥に見えるマンションに突っ込んだ。守田撮影 2005年5月4日

そのために列車は猛スピードのまま線路を離れ、近くのマンションに突っ込み、1両目は駐車場で大破、2両目はマンションの外壁にあたり、折れ曲がって側面からぶつかってきた3両目との間に挟まれ、激しく損壊してしまいました。
これまた儲け優先の新自由主義がもたらした事故でしたが、この際、新自由主義の別の側面の影響も大きく出ていました。それは「市場の自由な競争を阻害する」という名目のもとに行われた労働組合=国労(国鉄労働組合)潰しでした。
これは国鉄「分割民営化」によるJRの創設とセットで行われましたが、この際、国労から労働者を離脱させるために数々のイジメが行われ、なんとそれが日勤教育としてその後に生き残り続け、運転士を蝕んで、あの事故につながっていったのでした。


現場直近に作られた祭壇 守田撮影 2005年5月4日

そもそも国労が健在だったらあのような事故は起きなかった。なぜなら国労が無理な運行など許さず、そのことで労働者と乗客を守っていたからです。理不尽な懲罰などもありえるはずもなかった。
だから特筆すべきなのは、JR西日本の日本政府の新自由主義的体質と国労解体が事故の主因だったことです。

同時にこの事故の時も、周辺の多くの方が駆けつけ、最善を尽くしました。中でも近所の女性が一早く踏切で停止信号のボタンを押しました。反対方向から特急が来ることを知っていたからです。これで大惨事の拡大が防がれました。
あるいは近くの日本スピンドル製造株式会社は、事故の一報を受けて直ちに操業を停止、全社員が救助に赴きました。とくに一両目が突入した駐車場でガソリンが充満し、火花の散る電動工具が使えなかったことに対し、工場から大量の手動工具が持ち込まれた。
さらに大量の水、氷も運び込まれ、被害者の救済に大いに役立ちました。工場労働者たちは、大けがをしている被害者を励まし続けもしました。さらに先ほどの女性も含めて、たくさんのダイイングメッセージすら受け取ったそうです。


女性が懸命に停止ボタンを押し信号がいったため直前で止まったJR特急。あと少しで現場に突っ込むところだった。この写真の左方向に日本スピンドル製造株式会社の尼崎工場がある。 守田撮影 2005年5月4日

そんなすごい奮闘もあり、懸命に生き延びた方もおられた。しかし生き残った方の多く、そして見事な救援を行った周辺の方たちの多くが、その後に罪の意識を背負いました。誰かの犠牲で助かった、頑張ればもっと助けられたはず、と思ってしまったからです。
こうした心の傷に対しても、政府はほとんどなんらの対応も手当てもしてきていません。こうした点にも日本政府の事故対応への無責任さは際立っています。このこともぜひ知って頂きたいです。


セオゥル号・福知山線脱線事故の教訓から引き出さねばならないのは原発を止めること

さてこのように両事故をあらためて見つめていて思うのは、やはり危険な原発を、一刻も早く止めなければならないということです。

セオゥル号の船長や主な船員たちは本当に酷かった。転覆する恐れのある船を儲け優先で運行していました。しかしそれと同じことがいま、原発で行われています。過酷事故を起こす可能性のある原発、それも老朽化したそれが動かされています。
セオゥル号が転覆した時、韓国海洋警察は有効な救出ができなかった。市民を助ける訓練や準備を怠って来たからですが、では原発事故が起きたときの訓練や準備がどれだけできているでしょうか?まともな避難計画など一つもないし、作れもしないのです。
セオゥル号では船員が真っ先に逃げ出しましたが、福島原発事故でも真っ先に逃げる指示が届いたのは東電の家族たちでした。それだけなく、天皇(現上皇)などに東京脱出の打診が行われました。(上皇は断られたそうです)。しかし市民には何も知らされなかった。

福知山線事故では、儲け主義優先の姿勢が危険な運行を生み出していました。いま原発もまた福島原発事故からの教訓もまともに引き出せていないのに、稼働が強行されています。事故を起こしたのと同じ型の沸騰水型(島根、女川)まで動かされています。
福知山線事故では、組合潰しのための理不尽なペナルティが運転士に課され、追い詰められていましたが、原発では反対に安全をまったくないがしろにした運転姿勢が、現場職員のモチベーションとモラルを著しく低下させ、不祥事連発を引き起こしています。
福知山線事故では、列車がスピード超過したときに対応するATS-Pの設置がなされていませんでしが、原発では過酷事故を起こさせない信頼ある仕組みなどなく、次世代こそ安全になるとまで言い出されている。つまり現世代は過酷事故を防げないのです。


守田講演パワポより

だからこれでは第二の過酷事故が起きてしまう。そして一度事故が起きたら、今度こそ日本の過半が住めなくなってしまう可能性大です。
二つの事故から学んで、危険な原発、社会を崩壊させる原発を止めることにこそ、私たちは全力を上げましょう。そのことこそ、両事故で亡くなられた方たちが、私たちに問いかけているように僕には思えます。聞こえるのは「もう二度と被害者を生まないで」という声です。


政府は福島原発事故が最悪した場合、半径170キロ圏内が強制移住と想定していた 毎日新聞より

原発災害、大地震、洪水、事故などから命を守るために

このこと、原発事故を何としても止めるために声をあげようということを、何度も何度も強調した上で、あらゆる事故から身を守るための術を共に学ぶことを訴えたいと思います。
そのために明日、午前中に学習会を行います。原発事故をなんとしても防ぎたいですが、しかし明日、大地震が起きて過酷事故が始まってしまうかも知れません。
その時、電力会社も政府も私たちを守ってはくれません。だから少しでも被害を減らす知恵も身に着けておく必要があります。

それは大地震、洪水、事故などにも適用できるものです。詳しくは明日の学習会を聴きに来て下さい。ZOOMからも参加可能です。
以下、Facebookイベントぺージをご案内しておきます。
https://fb.me/e/eB6XmiEkv

#セオゥル号沈没事故 #修学旅行の高校生が犠牲に #韓国海洋警察 #JR福知山線脱線事故 #国労 #国労解体 #日勤教育 #国鉄分割民営化 #原発を止めよう #原発からの命の守り方

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明日に向けて(2508)京都「被爆二世・三世の会」2025年度年次総会記念講演を5月10日(土)に行います。阪南中央病院村田三郎医師にお話頂きます。ご参加を!

2025年04月13日 22時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250413 22:30)

ラボール京都とzoomでのハイブリッド開催です

京都「被爆二世・三世の会」の年次総会記念講演へのお誘いです。
講師・期日・場所などを記します

講 師 村田三郎 医師 (阪南中央病院)
日 時 2025年5月10日(土)
午後2時30分~4時30分
会 場 ラボール京都第12会議室+オンライン(ZOOM) 
参加費 無料

主 催 京都「被爆二世・三世の会」 http://aogiri2-3.jp
連絡先 (京都原水協気付)電話075-811-3203 FAX075-811-3213

お申込みは以下から
https://forms.gle/89B1CrYEjCTCXZMt6



チラシを以下から入手できます。
https://toshikyoto.com/event/9376.html

Facebookイベントページもご紹介しておきます。
https://fb.me/e/2x2lwmJNP

なおアーカイブ視聴も受け付けています。


京都「被爆二世・三世の会」からの呼びかけです(チラシより転載)

京都「被爆二世・三世の会」は2020年から被爆二世・三世を対象にした健康調査アンケート(2回目)を進めてきました。
すでに二世だけで100人以上の回答を得て、昨春「アンケート結果報告書」をまとめました。
昨年の記念講演では、このアンケートを進める際に助言を頂いた三田茂医師を招き、結果報告書の丹念な読み解きを行って頂きました。
その後、私たちはこの内容を繰り返し学ぶ場も作っています。

こうした私たちの試みに、熱い視線を注いで来て下さったのが、医師で阪南中央病院に勤めておられる村田三郎さんです。
村田さんはこれまで、たくさんの被爆者、被爆二世、水俣病患者、被曝労働者への治療と支援を行われて来た方でもあります。
私たちの会員の中でも、父親の主治医が村田さんだった方がおられます。
さらに村田さんは、この間、私たちの年次総会・記念講演にも何度もZOOMで参加して下さっています。

今年の年次総会では、その村田三郎さんをお招きし、長年にわたる被爆者、被爆二世、水俣病患者、被曝労働者への治療と支援について思うことをうかがうことにしました。
村田さんは三田さんの試みを高く評価されてもいますので、その点についても触れて頂きます。ぜひご参加下さい。

なお当日は同会場で13時30分から京都「被爆二世・三世の会」年次総会をオープン開催します。
会員外の方も参加できます。お時間のある方はこちらにも是非ご参加下さい。

お申込みは以下から
https://forms.gle/89B1CrYEjCTCXZMt6

なお昨年度年次総会における三田医師講演をご紹介しておきます。
三田茂医師講演 「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性、共通性ー被爆・被曝の新しい理解・病悩の解決の可能性


● 村田三郎さんインタビューをご覧下さい

企画に向けて、村田さんをインタビューし動画を作成しました。17分です。ぜひご覧下さい。
バナーをクリックして頂くと動画に飛べます。

村田三郎さん(阪南中央病院内科医師)インタビュー


みなさま。ぜひ会場 or ZOOM or アーカイブ視聴にてご参加下さい!

#京都被爆二世三世の会 #村田三郎 #阪南中央病院 #年次総会 #被爆者 #被爆二世 #水俣病患者 #原発労働者 #健康調査アンケート #被曝労働者

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明日に向けて(2507)あなたとあなたの大事な方の命を守りましょう!―「いのちの守り方〜地震・原発事故からの身の守り方〜」守田敏也お話し会にご参加を(4月26日土曜日京都市+ZOOM))

2025年04月12日 17時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250412 17:30)

命を守るためにお話します

4月26日土曜日、午前10時から京都市内、四条烏丸駅近くの会場と、zoomのハイブリッドで講演を行います。
講演タイトルは「いのちの守り方〜地震・原発事故からの身の守り方〜」です。
イベントページをご紹介しておきます。詳しくはこちらをご覧下さい。
https://fb.me/e/eB6XmiEkv

主催者は松本育子さん。とくに若い方に、命を守る知恵を身に着けて欲しいと、大学生・高校生を中心に呼びかけを行っているそうです。すでに大学生・高校生が何人もリアルで参加してくれそうです。
いのちを守る知恵は、どの世代にも身に着けておいて欲しいものですが、とくにこれからの未来を担う若者にしっかり身に着けて欲しいですね。

もともと僕の考察は、2011年3月11日の東日本大震災による津波来襲へのさまざまな対応のあり方に学んだものでしたが、さらにこれを2014年4月16日に韓国全羅南道沖で起きた「セオウル号沈没事件」などで深めてきたものだからです。
これらの災害・事件の時、一番大事なのは「とっとと逃げる」ことです。それがなされてたくさんの命が救われた場合と、それがなされずたくさんの命が失われた場合がありました。セオウル号事件では修学旅行中の高校生がたくさん亡くなってしまいました。

今回、ちょうどセオウル号事件から11年の弔いの日を16日に向かえることも踏まえて、若い人たちともともに、命の守り方を学びたいと思います。ぜひご参加下さい。周りの方たちにお声がけ下さい。


企画の詳細をお知らせします

★時刻: 2025年4月26日土 10:00AM〜 12:30頃までを予定しています。

★会場でリアル参加 京都四条烏丸駅からすぐ(ご参加の方にお伝えします)
リアル参加人数は会場の関係であと7名ほどです。人数オーバーの場合はzoom参加に切り替えていただくことがありますのでご了承くださいませ。

★zoom参加
(ご参加お申し込み時にお伝えします)
当日参加できない方は録画視聴もできますので、お申し込みください。録画視聴希望の旨をお伝えください。

★参加費2000円(リアル、zoomとも)※大学生以下は無料です。

★お申し込みはこちらのフォームよりどうぞ!※必ずご連絡のつくメールアドレスを書いてください。
https://forms.gle/fgo9LaQT4MdgTJReA


主催者、松本育子さんのメッセージを転載します

世界のあちこちで大地震や天災が頻繁に起こっている昨今の状況。。。地震大国であり、原発が乱立している日本に住んでいるわたしたちが、いざという時、もしもの時に、自分や大切な人たちの身を守るためにできることはあるのでしょうか。
地震に必要な知識って難しい? 原発は大丈夫なの? 気にしても仕方ない?!

見てみぬふりをしていても知恵は学べません。
ジャーナリストの守田敏也さんのお話は、世界各地の被爆地を度々ご自身の足で訪問され、そこにいる人々との交流のなかで、リアルな現場で起きている出来事の認知と集められたデータのすり合わせから生まれています。
その知恵は私たちの生活にすぐに活かせるもの。わかりやすくて、垣根がありません。日本に生きているみんなが知る権利のあることです。

だから、子育て中のお母さんも、中学高校大学生たちも、老若男女聴いて欲しい話です。なので、大学生以下は無料にしています。
難しい話ではなくて、知っているだけで身を守れる話、そして知っているだけでも家族や誰かを守れるかもしれない話です。

たとえば、毎日のごはんのときに意識することとか、地震や原発事故がもし起こった時にどう行動できるか、何を備えていると役に立つのか、どの範囲が危ないのかなど、知恵として知っているだけでも違いますよね。
わたしたちは、地震、特に地震による原発事故についての備えの知識がとても乏しいことが多いと思います。
今回はいのちの守り方、身の守り方、という視点で、未来の希望につながるような具体的な知恵を、子どもにもわかりやすく伝えていただくお話し会です。

守田敏也さんは京都の「あゆみ助産院」では、毎年「のびの会」という学習会の場で講演してくださっています。
お人柄もとても温かくて、常に「人」を大切に観て事実に向き合うことをされています。そして未来に悲観的にならなくてもいい、希望の視点を必ず教えてくださいます。

日本中に住むみなさま、そして、次世代を担う学生さんたちもぜひ聴いて欲しいと願っています。

今の日本に必要な知恵を分かち合い守りあってゆきましょう。
どうぞご参加お待ちしています。

主催 松本育子


松本育子さんのFacebookページより https://www.facebook.com/iku.yomogi

#いのちの守り方 #原発からの命の守り方 #セオウル号事件 #原発事故 #地震大国 #南海トラフ地震 #大地震が迫っている

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明日に向けて(2506)『原発からの命の守り方2024』読む会第5回を行います。原子力防災と原発を止めていく展望がテーマです。4月5日(土)午前10時半から

2025年03月28日 12時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250328 12:00)

原子力防災について話しましょう

全5回で進めてきた『原発からの命の守り方2024』読む会、いよいよ最終回の5回目を迎えます。
「9,原子力災害対策を進めよう 10,みんなで原発を止めて核なき未来をたぐり寄せよう」がテーマです。詳しくはイベントページをご覧下さい。以下のバナーをクリックすると飛べます。


原発からの命の守り方2024を読む会第5回

 

原子力防災については、「ヨウ素剤を配ってよ@京都」で、ちょうど安定ヨウ素剤配布会を行おうとしているところ。3月29日(土)午後3時から6時、京都市左京区下鴨の「健らいと」にてです。
こちらもイベントページをご紹介しておきます。
https://fb.me/e/2WIEblfna

 

これにむけて動画を作ったのでぜひご覧下さい。配布会に来れなくてもこれを観て頂けるだけで大きなプラスが得られます。ぜひ以下の動画だけでもご覧下さい。バナーをクリックすると飛べます。


原発からの命の守り方を学ぼう(ヨウ素剤配布会に向けて)


5日も動画で使っている丹波篠山市のハンドブック『原発災害にたくましく備えよう』を使います。

『原発からの命の守り方2024』を読む会のお申し込みは以下から
https://forms.gle/m8sgasA8GmPVtJiJ7


原発を止めていく展望をがっつりつかもう

原発を止めていく展望、みなさんはどのようにお考えですか?
それも聞かせて頂きたいですが、僕はかなり力強い展望があると確信しています。

大きな根拠が二つあります。一つにそもそも原発にまったく展望が無いからです。
原子力政策はウランの核分裂の際に生れるプルトニウムを再処理で取り出し、高速増殖炉で燃やすと、燃やしたよりもよりたくさんのプルトニウムが作れる・・・という夢を持って生まれてきました。
しかしそんなことは実現しなかった。世界中のどこでも商業的採算に合い、安全性も確保できる高速増殖炉など作れなかったのです。その点で原発は終わったコンテンツ、オワコンなのです!

それだけではありません。「次世代革新炉を作る」なんて言い出している。ようするに「現世代炉は安全性を確保できていない」ことを自己暴露しています。
その上、次世代炉も現実的な展望のあるものなど一つもないです。一つもです。

さて二つ目の根拠は、私たち市民が大きな力を持っていることです。
そもそも私たちは福島原発事故後、21基もの原発を廃炉に追いやっています。もんじゅだってそうです。原発輸出もすべて止めました。ただの一基も輸出させなかった。
さらに福島原発事故前に、もっとたくさんの原発サイト、核施設建設計画をストップさせています。
いまこの点を調べていますが、こう言っている僕自身が、「日本の市民運動はこんなに強かったんだ」とあらためてビックリするほとです。

5日にこの点をみんなでしっかりお話しましょう。

 

『原発からの命の守り方2024』は無料でダウンロードできます!

『原発からの命の守り方2024』はちょうど昨年の今頃に守田が作ったもの。ネット上で無料でお配りしてきました。ぜひ手に取って見て下さい。以下から入手できます。
https://forms.gle/pYWuksJT2tuinLVb7

冊子版(有料)も以下からお申し込みできます。
https://forms.gle/T8EeCkJP4d1wW6Eb9


読む会1回目、2回目、3回目、4回目の視聴も可能です。

読む会は8月3日からスタートしています。zoomにて。今回は全5回の最終回。にょきにょきプロジェクト主催です。
原発についてのイロハから最新情報までしっかり学んできました。今回はその集大成になります。

「原発のいま、反対運動のいまについて知りたい」「ノーベル平和賞や被爆者運動のことをどこかで学びたいけど時間がない」と思っている方にうってつけの講座です!

アーカイブも以下からお申し込みできます。
https://forms.gle/m8sgasA8GmPVtJiJ7


参加代金は別表をご覧下さい

1回1000円ですがアーカイブも含めて、5回まとめると3500円

またにょきにょきプロジェクトの各種コースに参加すると無料、ないし割引適用になります。
詳しくはこのページをご覧下さい。https://toshikyoto.com/press/8764.html

以上、4月5日にZOOMにて、あるいはアーカイブにてお会いしましょう!

#原発からの命の守り方 #にょきにょきプロジェクト #放射線防護 #原発はオワコン #原子力防災 #安定ヨウ素剤配布会 #ヨウ素剤を配ってよ京都 #原発災害にたくましく備えよう #原発を止めていく展望 #市民は強い

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明日に向けて(2505)安定ヨウ素剤配布会を行います!京都市左京区にてです。これに向けた動画をご覧下さい!

2025年03月23日 11時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250323 11:30)

ヨウ素剤配布会に向けた動画をご覧下さい

3月29日土曜日に京都市左京区下鴨の「健らいと」にて、安定ヨウ素剤配布会を行います。近くにある鈴木診療所の鈴木富美(すずきふみ)先生に配布して頂きます。午後3時から6時までです。
お配りできるのは取りに来れる方、その方の同居のご家族分です。参加費は500円。何人分でも500円です。主催は「ヨウ素剤を配ってよ@京都」です。

こう聞くと取りに来れない多くの方が「自分には関係ないか」と思われてしまうかもですが、いやいや待って下さい。まずは以下の動画をご覧頂きたいのです。

『原発からの命の守り方を学ぼう(ヨウ素剤配布会に向けて)』 字幕入り版

これは篠山市(現丹波篠山市)の原子力防災パンフレット『原発災害にたくましく備えよう』をテキストにしたもの。30キロ圏外で、唯一、安定ヨウ素剤の市民への配布を続けている自治体です。
この動画に原子力防災の知恵を詰め込みました!だからこれだけは見て頂きたい。来れる方はご覧になって質問に答えて来て下さい。
強調したいのは、原子力防災のマストは安定ヨウ素剤を持つことではないということ。肝心なのは、放射線被曝の構造と恐ろしさを把握し「とっと逃げる」工夫を重ねることにあります。


原発は止めるのが一番 でも動いているので私たちが事故対策を打ち出しています

安定ヨウ素剤は、原発過酷事故が起きた時、飛来してくる放射性ヨウ素から甲状腺を守るもの。放射能は過酷事故が起きた直後に、もっとも大量に、また様々に撒き散らされます。それらによる被曝を避けるため「とっとと逃げる」ことが肝心です。
福島原発事故が示したように、過酷事故が起きれば被害が大きく広がります。だから本来最も大事なのは、危険な原発を動かさないこと。そもそも福島原発事故の原因だって解明半ばで過酷事故が防げないのだから、政府も司法も再稼働を止めるべきです。

ところが原発は無謀に無責任に動かされ続けています。こんな危険で無謀なことには大反対ですが、原発が動いている以上、今すぐ過酷事故が起きるかも。
にもかかわらず政府が事故対策すらまともに行わないので、私たちが代わりに対策を打ち出し、ヨウ素剤を配っているのです。


安定ヨウ素剤は丸剤 日光に弱いので遮光のためにこの色で包装されている


そもそも原発事故に備えることなどできるのか

その際、考えておかねばならないのは、そもそも「原発事故に備える」などできるのかという点です。過酷事故の際、すべての人が逃げれるだけの万全の準備、体制などとても取れません。そもそも自然災害とセットで交通手段も寸断されてしまうかも知れない。
だから国政に責任のある立場から言えば、どのように計画を立てても、あらゆる事態に対応できるようにはならず、防災が成り立たないのだから、絶対に稼働をやめるべきなのです。

でも実際には原発が動いていて、すぐにも事故が起きるかもしれないので、理不尽だけれど備えなければなりません。ではどうしたらよいのか。できることは「減災」の観点に立ち、少しでも被害を減らすべく備えることです。
そもそも事故はどの程度まで進展するか分からないことを前提に、少しでも被曝を避けるための工夫を重ねましょう。放射能の特性を知り、いざという時をシミュレートし、逃げ先を決めておくことなどが大事。ヨウ素剤を持つのもその一つです。


篠山市で原子力災害対策検討委員会が 市長にヨウ素剤配布を含む減災の考えを軸にした提言書を提出
これを受けて酒井市長がヨウ素剤配布を決断 2015年6月 朝日新聞


大事なのは人間の心の動きを知ること

動画で強調しているのは、「とっとと逃げ」られるようになるために「心のバリア」を解除しておくことです。バリアとは「正常性バイアス」といって、事故に際し「大丈夫、危なくない」と思い込むことで心を落ち着かせようとする心理です。
これに周りに行動をあわせる「同調性バイアス」と、危機管理者がパニックを恐れて危機をきちんと伝えない「パニック過大評価バイアス」が重なると人は逃げられなくなる。だからバイアスの解除が必要で、有効なのは避難訓練とシミュレーションです。

この知恵は他の災害にも応用可能です。自然災害、事件、事故において、同じようにバイアスが働きがちだからです。このためこのバイアスを解除しておけば、あらゆる災害への対応力が増します。よりたくましく備えることができるのです。
安定ヨウ素剤配布会は、そんな防災のためのさざ波を全国に広げていきたいとも思いつつ行うので、ぜひお越し下さい。あるいはビデオをご覧下さい。みんなで一緒に防災力を高めていきましょう。


「心のバリアをとろう」と呼びかけた篠山市(現丹波篠山市)のパンフレットより


お申し込みは以下まで

実際に会場まで来れる方には、申込のためのカードをあらかじめ記入して頂きますので、以下のアドレスにお申し込みの一報をお送り下さい。
Email: morita_sccrc@yahoo.co.jp Fax: 075-757-1711

チラシを以下から入手できます。会場の地図も掲載してあります。
https://toshikyoto.com/press/9348.html

それでは健らいとでお待ちしています!

#原子力防災 #原子力災害対策 #安定ヨウ素剤 #被曝防護 #ヨウ素剤を配ってよ京都 #丹波篠山 #篠山 #原子力災害対策検討委員会 #原発災害にたくましく備えよう #正常性バイアス

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明日に向けて(2504)被爆(被曝)で身体にどんなことがもたらされるのか 被爆二世に起こってきたことから考えよう―三田茂医師講演を読み解く会第3回にご参加を(3月10日月)

2025年03月02日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250302 23:30)

被爆二世と新ヒバクシャと症状が重なっている

3月10日(月)に三田医師講演を読み解く会の3回目を行います。京都市西院のラボール京都とZOOMの併設。午後6時半から8時半までです。
ぜひご参加下さい。申し込みはこのアドレスからできます。https://forms.gle/oq4dv8tVkdUvN4e28

以下をクリックすると企画のFBページに飛べます。
三田茂医師講演を読み解く会第3回3月10日(月)FBページ


この企画をこだわって開催しているのは、全国の被爆二世・三世そして新ヒバクシャにエールを投げかけたいからです。

被爆二世・三世も新ヒバクシャもさまざまなトラブルを抱えています。とくに「能力減退症」とくくることのできる特異な症状を抱えているのですが、辛いのはそれらが医療の対象になったことがほとんどないことです。

そのため周りの人にも、なかなか苦しみが理解されない。それどころかサボっていたり、だらけているかのようにすら思われてしまうことがある。
それが内面にも影響を及ぼしてくる。自分が劣った、ダメな存在かのようにすら思え、惨めな悲しさに襲われる。それは孤独な苦みです。まさに病悩です。

でもそうではなくてそれらの症状が被爆二世・三世、そして新ヒバクシャに往々にして同じように起こっているのです。アンケートを続けてきて分かったのは、そのことを知るだけで心の救いにもなるということです。
「今まで認められてきた辛さがやっと認められた感じ」「自分だけじゃなかったんだ。孤独じゃなかったんだ。そう聞いていま身体が喜んでいる」「同じ苦しみと立ち向かっている仲間がいると知って救われた」

何度もそんな答えに接しました。そのつど感じたのは、まだまだ全国に、いや全世界に、このことを知らず、孤独に苦しみ、喘ぎ、悶えている人がいると言うこと。病悩に喘いでいる人がいるということ。
その人たちにアプローチしたい。エールを送りたい。それは今、この文を読んでいるあなたのことかも知れないし、あなたの大切な方のことかもしれない。だからまず被爆で何が起きているのか、知って欲しいのです。


アメリカのヒバクシャとの連帯を志し、1945年7月16日に人類初の核実験がアメリカで行われ、1979年7月16日にウラン精錬工場汚染水ダム決壊事故が起きたことを英語を交えてアピール(2024年7月16日) 京都市三条河原町にて


3回目で能力減退症発症の仕組みと治療の可能性を扱います

いよいよ発症の仕組みと治療の可能性に切り込みます!

端的に言います。能力減退症は、大脳視床下部からの生体にとって必須なホルモンの分泌に異常がきたされることで起きている。だったらそれを補充したら良いのではないのかというのが治療の方向性です。
そして実際に三田茂医師が臨床でこれを行い、大きな効果がもたらされているのです!今回はこの点を、具体例を参照しながらみんなでしっかり学びます。

これは相当に画期的なことです。これまで世界中のどこででも被爆(被曝)によって生じるこの能力減退症と呼ぶべきものへの医療はなされて来なかったからです。
この医療が広まれば救い上げられる人が膨大にいる。だからもっと広げたいのです。みなさんにお手伝いをして頂きたいとも思っています。ぜひそのために学んで下さい。

あなたを、あなたの大切な方を、助けられる可能性があります!


「能力減退症」の発症の仕組みを説明する三田さんのスライド


これまでの2回の動画をご覧下さい

企画は1月10日、2月17日と行って来ました。3回目の視聴にあたって、必ずしもこの2回を観ておかなければならないことはないですが、もちろん観て頂ければより理解が進みます。
それぞれの回の動画を公開しています。以下のバナーをクリックすると動画に飛べます。ぜひご覧下さい。

三田茂医師講演を読み解く会第1回1月20日(月)


三田茂医師講演を読み解く会第2回2月17日(月)


被爆二世・三世健康アンケート調査報告書をご覧下さい

以下をクリックすると無料ダウンロード先に飛べます。
『被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書』申込フォーム

冊子版のお申し込みはこちらから
https://forms.gle/duXmFrHXh3z9WhY79


三田茂医師の講演動画そのものもご覧下さい

今回、読み解きの対象にしている2024年5月の三田医師の動画は以下から観れます。バナーをクリックして下さい。
三田茂医師講演 「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性、共通性ー被爆・被曝の新しい理解・病悩の解決の可能性

貴重な内容なので全文を文字起こししています。
これもご覧下さい。クリックすれば申込フォームに飛べます。
三田茂医師講演全文文字起こしファイル


投げ銭で支えて下さい

これらの活動、すべて手弁当で行っています。ぜひ投げ銭で支えて下さい。よろしくお願いします。

振込先 ゆうちょ銀行
なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
他の金融機関からのお振り込みの場合は
なまえ モリタトシヤ 店名 四四八(ヨンヨンハチ)店番 448 預金種目 普通預金 口座番号 2266615

Paypalからも自由な金額設定でカンパしていただけます。
https://www.paypal.me/toshikyoto/1000

それではみなさん。3月10日にお会いしましょう!

#三田茂 #新ヒバクシャ #能力減退症 #京都被爆二世三世の会 #被曝二世三世健康調査アンケート #三田茂医師講演読み解き会 #被爆被爆の新しい理解 #病悩の解決の可能性 #被爆の遺伝的影響 #新たな治療の可能性

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明日に向けて(2503)原発は平和的な利用なんかできないしされていない―福島原発事故から14年 このことをしっかり広めよう

2025年02月27日 09時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250227 09:00)

福島原発事故の起きた3月11日から14年の日が迫ってきています。この前後であちこちでお話させて頂きますが、その一つ、7日の京丹後市の集会のチラシに「原発は本当に平和に利用されている?」という一文があります。
現在、パワポの準備中。この問いへのお答えを示すものを作ったのですが、先んじてこれをみなさんにお伝えしようと思います。

原発が平和利用できない理由その1 原発は核兵器製造装置として生まれた!

原発が平和的な利用などできないし、されてもいない根拠の一つ目は、もともと原子炉が核兵器製造装置として生まれてきていることにあります。
そもそもウランが核分裂することが発見されたのち、その連鎖反応が起こせるかが課題になりました。連鎖させると大きなエネルギーが得られるからです。その実験装置として生まれたのが原子炉でした。

ところが原子炉は連鎖反応を起こせることが確かめられるや否や、別の意味を持ちました。何かというとウランより核分裂性の高いプルトニウムの製造です。
核分裂するウラン(U235)は地中に埋まっているウラン全体のわずか0.7%しかない。これを濃縮することで連鎖反応が起こせるのですが、その時、核分裂しないウラン(U238)も炉内に入り、そこに中性子が当たるとプルトニウム(Pr239)が生まれるのです。

こうして米軍はウラン濃縮とプルトニウム製造で核爆弾を作り始めた。どちらが効率が良いか分からなかったので二つのタイプを作り、それぞれ広島・長崎で爆発させて大量虐殺を行いました。それでプルトニウムの方が効率的だと確かめた。
このためその後、原子炉がフル稼働していったわけですが、大事なポイントは兵器は人の命を奪うためのものですから、人命も環境も大事にしないことです。環境に優しい戦車とかないのと同じ。人殺し優先です。そんなもの、平和利用できるはずがない!


守田講演スライドより 以下も同じ


原発が平和利用できない理由その2 原発は放射能を閉じ込められず被爆(被曝)被害を作り続けている!

核兵器製造装置である原子炉が発電に使われるようになったのは、この装置が膨大な熱を発するためです。冷やすものが必要で、試行錯誤の中で水が使われるようになった。すると水は沸騰する。それをボイラーにつなげたら発電できたのです。
でもそれで最初に作られたのは原子力潜水艦のエンジンでした。核戦争になったら互いに核の発射装置を先に叩きたい。反対に言えばどう隠すかが大事で、長く海の奥底に沈んでいるのが一番だったわけです。

しかし核戦争に対する不安、核兵器に対する嫌悪感が高まりだす中で、アメリカは"Atoms for pease"の掛け声のもと、平和利用を言い出した。その時にうたわれたのは放射能は危険でも、閉じ込めれば安全だということでした。
このため原子炉を覆う格納容器が作られた。いざとなったら放射能を封じ込めるためのものですが、実際には何度も失敗した。それどころか過酷事故時に放射能を排出して格納容器を守る、ベントという装置まで作られた。封じ込めはできなかったのです。

さらに原発はたびたび点検しなければなりませんが、内部は放射能だらけ。そこに入り込む労働者を必須のものとしています。被曝労働なくして維持できないのです。格納容器があろうと、その中に入らねばなのだから絶対に被曝するのです。
この労働を世界のあちこちで、使い捨て労働者たちが担わされています。超高線量のもとで働く「特攻屋」と呼ばれる人たちまでいて、その被曝労働がなければ原発は成り立たない。そんなもの、平和的に利用されているなどととても言えません。



原発が平和利用できない理由その3 原発を動かして10万年以上管理しなければならない核廃棄物を生み続けている!

このように被曝労働によって支えられ、事故が起きたら大量の放射能を撒き散らす原発は、さらに10万年以上も管理しなければならない放射性廃棄物を作り続けています。
ウランを掘り出し加工して燃料にしたときの放射線量を1万ギガベクレルだとすると、運転して核分裂することで100万倍の放射線をだす放射能(死の灰)になってしまい、放射線量は100億ギガベクレルにもなってしまいます。

これが使用済み核燃料の実態ですが、核分裂でたくさん生まれてしまった放射性物質は、それぞれに放射線を出して半減を繰り返していきます。しかしなかなか掘り出した時のウランの放射線値に戻らない。1万年でもダメでおよそ10万年はかかってしまうのです。
そしてその間、人類はこの放射性廃棄物を管理し続けなければなりません。わずかほんの少しの間の発電で、10万年以上管理しなければならないなんて余りに酷い。原発の発電が安いなんて壮大なホラ話です。核廃棄物管理をコスト計算してないのです。

しかもこの管理を押し付けられるのは、発電の恩恵にまったく預かってない次世代、未来世代です。これはもう未来世代に対する暴力としか言えません。
危険な物質なので安全管理そのものもかなり危ぶまれる。そもそも1万年に満たない歴史しか確認できない人類が、10万年先にまで影響を及ぼすことなどしてはならないのです。だから原発は平和利用などとはとても言えない。即刻、終わらせるべきなのです。



311を前後してあらためて原子力の平和利用なんてできない 原発はオワコンだと訴えよう!

福島原発事故から14年。私たちはあらためて原発ゼロを訴えましょう。原発は平和利用なんてできない。原発はオワコンなのです。このことをお話する講演のチラシを掲載しておきます。なおそれぞれでfacebookLIVEも行います。






*****

今年は被爆80年。この年に原発ゼロの声を大きく発展させましょう。そのための活動をカンパで支えて下さい!

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#原子力の平和利用 #原子炉は核兵器製造装置 #ウラン #プルトニウム #原発は平和利用などできない #原発は放射能を閉じ込められない #10万年以上管理しなければならない放射性廃棄物 #原発再稼働反対 #核廃棄物 #原発はオワコン

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明日に向けて(2502)福島原発事故から14年 もはや原発はオワコンだ 今こそ原発ゼロに大きく進もう-関西の各地の企画に参加します!

2025年02月24日 14時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250224 14:30)

福島原発事故から14年経ってはっきりしたのは原発はオワコンだということ

来月3月11日で東日本大震災と福島原発事故から14年を迎えます。この3・11前後に全国各地でたくさんの催しが開かれます。僕も可能な限り参加します。
この一連の企画を通して、ぜひとも多くのみなさんと「原発はオワコン」であることを共有したいです。

日本の国内には事故前に54基の原発が稼働していましたが、私たちはそのうち21基をすでに廃炉に追い込みました。たくさんあった原発輸出計画も全て止めてしまった。さらに核燃サイクルの中軸だったもんじゅも廃炉に追い込みました。
世界的にみても電源構成にみる原発の位置は低下するばかり。1996年の17.5%がピークでしたが、2023年には9.15%、半分近くまで落ち込んでいます。
原発新規建設も1979年に234基であったものが2024年は59基と4分の1に。しかも突出して原発建設を続けている中国を除くと建設中のものは32基しかない。ピーク時の14%弱。エネルギー投資では、風力と太陽光力への投資の10分の1になってしまっています。

これらについては詳しくは以下に示した「明日に向けて(2497)世界的に見ても原発がいきづまっているのは明らか」をご覧下さい。
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/0298c893e04a1f882adf29cf006d0700

原発推進派の一見強気な宣伝に騙されてはいけません。確実に私たちは核なき未来をたぐり寄せつつあるのです。この3月にこの確信を大きく広げましょう!以下、僕が参加する各地の企画をご案内します。



● 3月1日(土)に京都市左京区でお話します

まずは3月1日京都市左京区あすかい病院3F多目的ホールにてお話します。午後1時半から3時まで。
「今こそ原発ゼロをめざして~日本被団協ノーベル平和賞受賞を機に考える~」のタイトル
主催は左京健康友の会 電話075-712-9088 FAX075-712-0518 zoom視聴も可能です。



3月5日(水)丹波篠山市原子力災害対策検討委員会に出席します。

5日午後に丹波篠山市原子力災害対策検討委員会に出席します。
この間の原発の動向に関するミニプレゼンを行い、ヨウ素剤配布などのその後の様子についての報告を受け、討論を行います。
傍聴可能です。詳しくは丹波篠山市にお問い合わせください。


なお丹波篠山市でつくった「原発災害にたくましく備えよう」のアドレスを示しておきます。
https://www.city.tambasasayama.lg.jp/material/files/group/12/handbook1.pdf
https://www.city.tambasasayama.lg.jp/material/files/group/12/handbook2.pdf


3月7日(金)京丹後市峰山でお話します

7日に京都府京丹後市の峰山地域公民館ホールにてお話します。午後6時35分より8時まで。
「原爆と原発~原発は本当に平和に利用されている?被団協ノーベル平和賞の意義~」のタイトル
主催は原発ゼロネット丹後 電話0772-62-0169(丹労連気付)

なお16時半よりJA峰山前で原発ゼロ金曜行動が行われ、18時から第9回総会も開かれるそうです。僕も金曜行動から参加し、金曜行動と講演のLIVE配信を行います。



3月8日(土)バイバイ原発きょうと集会に参加します

8日は呼びかけ人の一人として京都市の集会に参加します
13時開場14時開会 京都市円山講演音楽堂にてです。バイバイ原発きょうと実行委員会主催です。
僕は発言等はしませんが、京都被爆二世・三世の会の代表世話人でもある平信行さんが、京都原水禁事務局長として発言されます。
https://fb.me/e/8f4NbqYVm


3月9日(日)原発ゼロ・被災者支援奈良のつどいに参加します

9日は一参加者として奈良市の集会に参加します。
JR奈良駅前にてです。午後0時半から3時まで。
原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい実行委員会主催です。

5月17日に奈良の放射能測定所「はかるなら」の設立12周年集会で講演するので、そのチラシなど撒かせていただきます。



3月10日(月) 三田茂医師講演読み解き会第3回を行います

この日は連続して行っている三田医師講演を読み解く会3回目を行います。
京都市西院のラボール京都とZOOMの併設。午後6時半から8時半までです。
Facebookのイベントページをご紹介しておきます。
https://fb.me/e/49fJdq5Cz


3月15日(土) さよなら原発三重パレードでお話します

15日は三重県津市の三重総合文化センター(フレンテみえ多目的ホール&広場)でお話します。午後1時から2時半までです。
「原発からの命の守り方 原発・核燃サイクル最新取材報告」のタイトル
さよなら原発三重パレード2025実行委員会主催です。連絡先090-7912-7434(若原)
https://www.facebook.com/people/%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%89%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%B8%89%E9%87%8D%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89/100064500411243/


 
#原発はオワコン #あすかい病院 #丹波篠山市 #原発ゼロネット丹後 #バイバイ原発きょうと #原発ゼロ被災者支援奈良のつどい #三田茂 #さよなら原発三重パレード #福島原発事故 #東日本大震災 

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明日に向けて(2501)核なき未来に向けて!活動への支援をお願いします。~「明日に向けて」連載2500回越えに際して~

2025年02月22日 14時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250222 14:30)

カンパをお願いします!その力で『原発からの命の守り方』続編を出します!

みなさま。ブログ「明日に向けて」が今回の配信で2500回を越えました。正確にはその前に「太平洋東北沖地震について」と「地震続報」というタイトルで46本の記事を書いたので、今回で2547本目の配信になります。
初めに記事を書いた2011年3月12日から今日まで5079日となります。計算してみると2日に1本とほんのちょっとのペースで書いてきたことになり、感慨深いです。これもみなさまの大きな支えがあってのこと。心からの感謝を申し上げます。

「明日に向けて」の軸をなすのは福島原発事故のこと、そして放射能から命を守ることです。これを軸により広範にさまざまな社会問題へのアプローチを続けてきました。今後もなんとしてもこの活動を続けていきます。
そのために2500回越えに際し、みなさまにカンパ・ご寄付をお願いします。なんのためか。まずは2015年に上梓した僕の著書、『原発からの命の守り方』の続編を上梓をします。ぜひよろしくお願いします。以下に振り込み先を記しておきます。

振込先 ゆうちょ銀行
なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
他の金融機関からのお振り込みの場合は
なまえ モリタトシヤ 店名 四四八(ヨンヨンハチ)店番 448 預金種目 普通預金 口座番号 2266615

Paypalからも自由な金額設定でカンパしていただけます。
https://www.paypal.me/toshikyoto/1000


原発推進策をひっくり返し核なき未来に向かうために

新本で何を目指すのか。もちろん核なき未来をたぐり寄せるための道筋を、みなさんと一緒に切り開くことです。
そのためにこの間の原発推進策をひっくり返せる論拠を出します。

ご存じのように日本政府は、福島原発事故以降、いったんは脱原発へと舵を切りました。ところが2023年2月に原発推進への転換をうたった基本方針を閣議決定してしまいました。
但しこの流れは日本政府だけでなく、スリーマイル島・チェルノブイリ・福島と連続した事故によって先細って来た原子力産業衰退の流れに抗わんとする人々が総体として作りだしているものです。
どういう組織が軸なのかというと、IAEA(国際原子力機関)、ICRP(国際放射線防護委員会)、UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)などであり、その背後に原子力産業が控え、さらにはそれを核兵器産業が後押ししています。

しかしこの先、原発推進策に展望はあるのかというと全く否です。そもそもの原発推進の目的だった核燃料サイクル=核燃料を燃やしながらそれを上回る核燃料を作り続けるという「夢物語」はとっくに潰え去っています。
その上、いつまでたっても事故を起こさない「安全な原発」など作れない。さらに核のゴミの処理もまったくできておらず、この先、数万年も管理が必要なものを作り続けているだけです。

このため、きちんと原子力政策の愚かさ、無謀さ、展望のなさを明らかにしていけば、この計画は必ず潰すことができます。
実際、この間も、私たちは日本からの原発輸出計画をすべて止めたし、もんじゅも廃炉にして、核燃サイクルに大きく待ったをかけています。それだけではありません。他の原発ももう21基も廃炉に追い込んでいるのです。

原子力はオワコンです。同時に市民にはとても大きな力があるのです。だからこの力をもっと高め、核なき未来へと向かいましょう。
そのために原子力に関する正しい情報をみんなで出して広げることこそ大事。




守田講演スライドより


『原発からの命の守り方』の続編を出します!

このために、前述のように『原発からの命の守り方』の続編=最新版を書き、今年前半中に出版します。そこにこれまで書いてきたものを集中させます。

矢ヶ崎克馬さんとの共著『内部被曝』(2012)、単著『原発からの命の守り方』(2015)、にょきにょきプロジェクト『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』(2020)『命を守り育み伝えるために AFTER TEN YEARS』(2021)
パンフレット版『原発からの命の守り方』(2023)(2024)、京都「被爆二世・三世の会」『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』(2024)
さらに編集・執筆に加わった篠山市『原発災害にたくましく備えよう』(2017)、脱原発政策実現全国ネットワーク『再処理工場の核惨事』(2024)・・・これらに盛り込んできた内容を簡潔に入れ込みます。



ぜひ原発推進策をひっくり返し、核なき未来への流れを作り出すものとして、この事業にみなさんの浄財を投じられて下さい。確実に未来のためになるべく、大奮闘して良いものを仕上げることをお約束します。

この他にもまだまだ計画がありますが、続きは次号に書きます。
みなさま。ぜひご支援をよろしくお願いします!

#明日に向けて #連載2500越えに際して #原発からの命の守り方 #原発推進策をひっくり返す #核なき未来へ #放射線副読本すっきり読み解きBOOK #命を守り育み伝えるために #AFTERTENYEARS #被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書 #京都被爆二世三世の会

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明日に向けて(2500)被爆(被曝)の新しい理解へ!三田茂医師講演を読み解く会2回目にご参加を(2月17日月曜日)

2025年02月13日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250213 23:30)

第2回目は2月17日月曜日午後6時半から ラボール京都とZOOM併設です!

好評の三田茂医師講演を読み解く会の2回目を行います!今回も会場とZOOMでのハイブリッド開催です。

お申し込みは以下から
https://forms.gle/oq4dv8tVkdUvN4e28

イベントページを示しておきます。以下のバナーをクリックすると飛べます!
三田茂医師講演を読み解く会第2回2月17日(月)


あらためて三田茂講演の概要をご紹介します!

なおこれまでも繰り返し紹介していますが、初めての方もおられるかもなので、あらためて三田医師をご紹介します。

三田さんは東京の小平市から岡山市に避難移住された内科医です。
福島原発事故後、小平市を中心に東京でさまざまな体調悪化が起きたことに対し、4000人の血液を測って白血球の中の好中球が軒並み減っていることを把握。福島事故の被災者を『新ヒバクシャ』と命名して治療に乗り出しました。
そしてさまざまに明らかになってきた「病悩」に『能力減退症』という名をつけ、さまざまな治療を試みる中で、大きく治癒の可能性を切り拓いてこられました。

一方、僕(守田)も参加する京都「被爆二世・三世の会」で、被爆の遺伝的影響に着目し、アンケート調査を行って100人を超える二世からの返答を受け、それらを報告書にまとめました。(昨年1月発行)
それを三田さんに読んで頂いたところ、大変、驚かれた。被爆二世に起きていることと新ヒバクシャに起きていることに、大きな共通性があるというのです。だから自分は「高い確率で治せる確信」があると・・・。

今回、読み解きの対象にしているのは、それで私たちが三田さんを京都にお呼びして行った京都「被爆二世・三世の会」年次総会の記念講演です。(昨年5月12日開催) 以下のタイトルでした。
「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性、共通性ー被爆・被曝の新しい理解・病悩の解決の可能性

この講演動画を公開しています。以下をクリックして下さい。
三田茂医師講演

またこの講演の全文文字起こしも公開しています。
こちらから入手できます。
https://forms.gle/tokcVB9LLPDh2ME69

アンケート調査報告書は以下から入手を

講演の際に三田さんが読みあげて下さったアンケート結果報告書を無料公開しています。
有料の冊子版もお求めいただけます。それぞれ以下からアクセスして下さい。

『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』
無料ダウンロードフォーム
https://forms.gle/bi84prrb9c1YjFux6
冊子版お申し込みフォーム
https://forms.gle/vynPbJAc8rWHBZEb9


被爆(被曝)のリアリティと治癒の可能性に触れて欲しい

この読み解きを通じて、つかんで欲しいことは二つです。
一つに被爆(被曝)のリアリティについてです。とくに着目して頂きたいのは、被爆二世への調査で明らかになってきたさまざまな症状です。それが東京をはじめ、東日本各地で起きていることと大きくつながっています。
このため京都「被爆二世・三世の会」で行った調査で示されたことが、そのまま福島原発事故による被爆(被曝)でどんなことが起きているのかの目安になっています。だからこれを手引きに、ご自身や周りの方の身体のことをしっかり見てみて頂きたいのです。

もう一つは、その症状の多くを三田医師が治すことができていること。ここがとても重要です。
もちろんどれだけ深刻に被爆(被曝)したのか、またまたもともとのその方のあり方によって、被害の度合いは違ってくるのですべてが治せるとは言えません。でも辛さ=病悩を軽減することはできていることが多いです。
どんな症状が出ているかだけではなく、治せる展望が切り開かれていることを一緒につかみ、多くの人に伝えて頂きたいです。

このためこの三田医師講演を読み解く会の1回目の録画を公開することにしました。ぜひ以下をクリックしてご覧下さい。
三田医師講演を読み解く会1回目の録画

なお広く誰にも見れるように公開していますが、そもそもの被爆二世・三世健康調査アンケートの遂行を含めて、かなりの労力をつぎ込み、心を込めて作ってきました。
その点に共感して頂けた方に、任意の投げ銭をお願いしています。可能な方は以下に振り込みをお願いします。
振込先 ゆうちょ銀行 なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151

それではみなさま。ラボール京都にて、zoomにて、録画にて、お会いしましょう!

#三田茂 #新ヒバクシャ #能力減退症 #京都被爆二世三世の会 #被曝二世三世健康調査アンケート #三田茂医師講演読み解き会 #被爆被爆の新しい理解 #病悩の解決の可能性 #被爆の遺伝的影響 #新たな治療の可能性

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