田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

料理屋考 ~ 出店

2011-03-06 20:32:52 | ヒゲの毒舌
2/28  カカァが梅田から、美味いモン買うて帰って来る日だ。
      我が家には、大阪池田の呉春が待ち構えている。

二種類の弁当がやって来た。
ひとつはデパ地下の、 『 な○万 』 さん所の。 有名料亭屋さんだ。
酒を片手に、急いで蓋を取ると ・・・
「 こ、こ、コレは何だ?! 」 ヒゲは絶句した。
六つに仕切られた枠のひとつには、大きな高野豆腐の炊いたんが三個(!)も入っている。
枠を埋める為の消化ゲームみたいだ。 苦笑
これが、奈良とか長野辺りの名物・高野なら、たっぷり有っても解ります。
街なかの料理屋のする事かい?
更に、大きなカニカマの天ぷらが二個(!)も入っている。
場所つぶしの主役でもある。 笑

この店の名誉の為、言いますが、食材はいいモン使ってあります。
ちゃんと料理屋さんらしいネタで仕事して有るのに ・・・
嗚呼、もったいない。 コレじゃあ、作らされた板前が哀れだ。

       

これは技術の問題で無く、プロヂュースの問題だろう。
板長さんは、出店でこんな弁当を出しているのを知っているのだろうか?

高名な経営コンサルタントの御教えで、多店舗展開が今風だと思い込んで、
出店を造ったはいいが ・・・
挙句は板場の手が不足して、こんな高野ばかりの手抜き弁当を頂くと、本店の名折れになりマッセ。

正月の京都・美○吉の、『 出店 』 のお節の酷さといい、今日の弁当といい、
料理屋は再考すべきではないか?
売らんが為の商品造りを ・・・

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