田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

NHK杯将棋

2011-03-23 22:37:13 | ヒゲの盤上の世界
3/20 (日曜日)   9時半過ぎに起きて、直ぐに教育テレビを。
                   
初心者講座では、駒落ち戦の実戦指導。
女子プロが上手を持って指しているのだが ・・・
好戦的で、どうも上手の方が駒落ち感覚(!)がない様だ。
高橋九段が、苦笑いしてしまう。             
                               

今どきの若い女子プロの子達は、平手ばかりではないのか?
ヒゲの時代は、まだ結構、駒落ちのシステムが残っていた。
六枚落ちから順に昇級しながら角落ち迄、それぞれの定跡の意味を咀嚼しながら、
感覚を養ったモンだが。

さて、本戦。今日は谷川九段の解説で楽しみだ。    
【 76歩、34歩。  26歩、84歩。  78金、32金。  25歩、85歩。
  24歩、同歩。  同飛、86歩。  同歩、86同飛  】
将棋は、まるで当たり前の如く、8六飛まで進む。
当然、糸谷五段は横歩を取ると観ていたら、何と2ハ飛。 旧(?)相掛かりか。
すると、丸山九段は2三歩ぐらいか? と思っていたら7六飛!
ヤッた~、 コレで面白くなった。
ヒゲの昔の記憶では、この形での横歩は、『 毒饅頭? 』 と呼ばれていたハズだ。
コレを、パクつくのはヤバいが、当時の常識(?)だった。
これも、新旧対抗と云うンだろうか? 珍しく糸谷五段が時間を使う。
【  22角成、同銀。 77桂、52玉。 88銀、86飛。 】
そして、8五歩迄くると、なにやらきな臭い。
当然の様に、【  2七歩、同飛。 8七歩、79銀。 】 と進む。
そして、8九角!  サア、のっぴきならない事に。
もう後戻り出来ない所迄 ・・・ The river, ♫no return!
9五角!   あゝ、どう成っているんだ?  8八歩成り、行くしかない!
【 86角、78と。65桂、42金打ち。 】
2ハ飛打ち!  
ゲエ、2三歩と守れば、 7ハ銀で、『 と 』 金は取られて、角は死んでマウ。
【  …、79と。 22飛成り、同金。  】
そして5三桂成りで、ゲームセット。

この将棋、最短手数に最小時間の、新記録じゃあなかろうか?
いやー、毒饅頭とはよう云うたモンだ。 丸山九段は皿まで食べてモウた! 笑

  人気ブログランキングへ   http://blog.with2.net/link.php?1046790  
            ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです!  
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする