外宮(げくう)を初詣する。
よく「伊勢神宮」というが、これは通称で、正式には単なる「神宮」である。他の神宮と区別するために伊勢神宮と呼んでいるわけである。
内宮はおはらい町、おかげ横丁が賑わうので、どうしても内宮の方に関心が行く。
ツアーによっては内宮を参拝するだけのコースもあるが、外宮、内宮の両方を参拝するのが正式の作法であるという。
火除橋から参道に入る。
板垣に囲まれた正宮(しょうぐう)前に出る。
参拝できるのは、外玉垣南御門の御幌(みほろ)前からのみ。
外宮では正宮のほかに多賀宮(たかのみや)が重要である。荒魂を祀っている。
休憩所から勾玉池を見る。
せんぐう館が池のふちに建っている。
せんぐう館に社殿の実物大の模型がある。これは見事なもので見落とせない。
せんぐう館から勾玉池を見る。
<御朱印>
(伊勢)神宮の御朱印は独特で、最初にもらったときは気が抜けた。御朱印といえば、たっぷりと墨書きするものと思ったからだ。
「外宮之印」という印判と墨書きで年月日だけである。
「外宮之印」は神様(豊受大御神)を表す。その上に墨書きするのは畏れ多いということである。
伊勢神宮がこの方式なので、神社によってはこれに倣うところがある。