森の石松の墓があるので有名な大洞院を参詣する。御朱印は6月限定の「森の石松」のもの。6月は森の石松の命月である。「森乃石松」と厳かに書いてあるね。
森の石松は、ここで育った。
色々と、御朱印を集めてきたが、偉人でもない人物の御朱印は初めてだ。
掛川駅から天浜線に乗り、遠州森駅でおりる。バス便はなく、ここからタクシーを利用しようとしたが、タクシーが常駐する駅ではなかった。駅前の観光案内所でタクシーを呼んで貰った。
赤い太鼓橋が目立つ。ここから入る。
この太鼓橋は、横から見ると、こんな感じ。
本堂へ向う。周辺は森が深い。タクシーの運転手さんの話によると、鹿、熊、イノシシが出るそうである。
階段を上がり、本堂でお詣りする。曹洞宗の寺院である。
中央に「勝運」のダルマが置いてあった。
森の石松の墓。墓の石片が勝運を呼ぶと云うことで削られてしまった。今は柵で覆われ削れないようになっている。
これで思い出すのは、東京両国の回向院にある鼠小僧次郎吉の墓である。同じ目に遭っている。
こちらが新しい森の石松の墓で、隣に清水次郎長の石碑が立っている。
タクシーは、別の客があるということで、待ってて貰うわけにはいかなかった。30分後に来てほしいと、話をつけておいた。遠州森のタクシーは日曜日は一台しか稼働しない。地方へ行くと、こういうことがある。