アジサイの極楽寺から、待ってもらっていたタクシーに乗り、小國(おくに)神社でおりる。タクシーは、ここまで。帰りは、天浜線の遠江一宮駅までシャトルバスを利用した。もっともシャトルバスは日曜日しか運行しない。
小國神社は遠江國一宮である。菖蒲の季節でもあるので、併設の菖蒲園観光も兼ねた。小國神社は、30万坪という広大な境内地を持つ神社で、一宮に相応しい風格をがある。
創建年代は不明だが、555年頃という。古くは、許当麻知(ことまち)神社=願い事を待つの意、事任(ことのまま)神社=願い事がそのまま叶うの意、と呼ばれた。祭神は、大己貴命(=大国主命)である。
大鳥居の横に”ことまち夢小径”があり、飲食店・土産物店が並んでいるところをみると、”ことまち”として親しまれているのかもしれない。
なお、小國神社の十二段舞楽は国の重要無形文化財に指定されている。
上空からの写真を見ると分かるが、森林の一角をくり抜いて建てたような神社である。
菖蒲の季節と云うこともあり、参拝客で賑わっていた。拝殿は、あいにく、改修中だった。それでも、長い行列ができていた。