君津市の人見山の山頂に鎮座する人見神社を参拝する。階段で上がると、20分ほどかかるという。足腰を鍛えるにはもってこいだが、ほとんどの人は車を使う。
人見神社は、もともとは妙見宮であった。妙見信仰は神仏のどちらとも云えない。明治期の神仏分離により、神社かお寺か、どちらかになった。ここは神社となった。神社となったのはいいが、妙見菩薩を祭神とするわけにはいかない。そこで天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祭神とした。
人見神社の社殿。右にコンクリート製の建物が見えるが、これが観音堂である。神社の社殿と観音堂が並立しているのが珍しい。他にこういう形になっているところがあるだろうか?
観音堂。観音堂の管理は人見山の下にあるお寺がやっていて、年に数回、扉をあけるという。
山頂から君津市を見る。
高い煙突は、日本製鉄の東日本製鉄所である。
御朱印は、神職さんが七五三の御祈祷をしていたため、15分ほど待った。1人で仕事をしているのかと思ったが、帰りに若い男の神職さんが車で上がってきた。タイミングが悪かったようだ。