25日(月)。1か月以上前から娘が「断捨離」のYouTubeにハマって、自分の服やら身の回り品やら美大時代の遺物やらを片付け始め、45リットル用ビニール袋で40袋以上(事実です!)をゴミとして捨てました ミニマリストを目指してような勢いですが、要するにゴミの中で暮らしていたわけですね その一環として、私の私物にも魔の手が伸び、要らない物はないかと探し回り、洋服ダンスの隅に放置してあった古いアンプを見つけて「オトーさん、これどーすんのよ」と叫ぶので、Macintosh「MC240」を売却しました これは41年前の昭和58年(1983年)12月18日に秋葉原・電気街のユートピア機器で購入した「真空管パワーアンプ」の中古品です 保証書・マニュアル・パンフレットのコピーは保管してあります しかし 肝心の領収書を紛失してしまったので正確な購入価格は不明ですが、20万円以上したことは確かです 独身時代に5年間くらい使用しましたが、その後トランジスタのプリメイン・アンプに代えたので、処分せずに保管しておきました 今回はちょうど良い機会でした さっそく中古オーディオショップをネットで検索し、AUDIO LAND という業者に決めて売却することにし、昨日引き取りに来てもらいました 予備の真空管も保管してあったので併せて売却しました
中古品として購入して41年後に中古品として売却したわけですが、購入価格よりは下回ったものの、MC240はヴィンテージ品なので 当方が思っていたよりも高く売却できました 良心的な業者で良かったと思います
ということで、わが家に来てから今日で3604日目を迎え、ロシアが北朝鮮に対し、過去8か月で計100万バレル以上の原油を供給していた可能性があることが、英民間調査機関オープンソース・センターが22日に発表した衛星画像で分かったが、これが事実とすれば、年間上限50万バレルと定めた国際制裁決議違反となる というニュースを見て感想を述べるモコタロです
北朝鮮がロシアに派遣した 1万人とも言われる兵士たちの 見返りというわけだね
23日(土)付の朝日新聞別刷り「be」の「be between 読者とつくる」コーナーのテーマは「生きがいを感じていますか?」でした これはbeモニターへのアンケートに答えた2303人の集計結果をまとめたものです それによると「はい」が74%、②「いいえ」が26%だったとのことです「はい」の回答で「どんなことに生きがいを感じるか」については、多い順に①子ども、②配偶者、③旅行、④読書、⑤孫、⑥健康、⑦音楽・楽器、⑧仕事となっています つまり①②⑤は家族であり、⑥は自分の身体のこと、③と⑦が趣味ということになります
自分自身に当てはめてみると、現役を退き無職であること、子どもたちが仕事に就いていることを考えると、自分を含めて家族が心身ともに健康であることは望ましい状態だと思います しかし、それに「生きがいを感じるか」と問われれば、それは違うように思います むしろそれを前提として、④や⑦を趣味として生きていくことに生きがいを感じていると言えます さらに言えば、それをブログに文章として書き綴り、外に発信することに生きがいを感じていると言えるかもしれません
一方、現在 朝日では経済面で「ゼロで死ねるか」という囲み記事を連載しています これは「生きているうちにお金を使い切って死ねるか」ということを表しています 上記と同じ23日付の紙面の第5回目の記事のタイトルは「人生悔いなく 使えるお金を使えるうちに」です 記事は冒頭次のように書いています
「日本の高齢者の3分の1が、生きているうちに『財産を使い切りたい』と考えているのに、ため込んだ金融資産は80歳を過ぎても平均で1~2割しか減らない・・・。高齢者のお金のため方、使い方について、今年度の経済財政白書はこんな分析をしている」
そして、「DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)」(累計39万部販売)の著者ビル・パーキンス氏にインタビューした内容を紹介しています
パーキンス氏によれば、人が実際に「ゼロで死ぬ」ことは難しくても、その目標から逆算して「人生をより充実させていくことが大事」との思いで本を書いたという この考えは、1985年にノーベル賞を受賞した経済学者フランコ・モディリアーニが提唱した「死ぬときの残高がちょうどゼロになるように消費行動をすべきだ」との仮説に由来するという
人々がお金を使いきれない理由は主に①自分がいつ死ぬのかわからない ②老後の生活は意外にお金がかからない ③お金はステータスになる ④子どもに残したい、の4つ 同氏は「歳を取ると想像よりお金を使わないので、子どもに早めに財産を引き継ぐことを勧める お金を使う能力は年齢によって変わり、同じ金額でも60代より30~40代の方が価値を高められ、コストパフォーマンスが良いから」と語ります さらに、高齢者が有効にお金を使うための「アイテム」として同氏が提唱しているのが、やりたいことを年代ごとにリストにする「タイムバケット」の作成である お金とは「経験を買うために使うもの」。重い病気にかかると、お金がいくらあっても楽しめなくなるが、思い出は記憶として残る 「ベッドに横たわっていても”記憶の配当”がいつまでも受けられ、人生を豊かにするのです」と語ります だから、お金がないなどの理由でやりたいことを先伸ばしせず、元気なうちにやり、「悔いのない人生を送れるようしっかり考えてほしい」と語ります
ここまで書いて思い出しましたが、今月18日付toraブログでご紹介した筒井康隆著「敵」の主人公・渡辺儀助も「預貯金があと何年もつかを計算しながら」生きています
ビル・パーキンス氏の言葉には深く共感を覚えます 私が常々思っているのは「あとで後悔しないように、今この瞬間を楽しんで生きよう」 そのためには「自分自身に投資し、3つの目標(①クラシック・コンサート、②映画鑑賞、③読書)達成に向けて頑張ろう」ということです
さて、皆さんはどのようにお考えでしょうか
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます