11日(木)。昨日、整骨院で腰痛の治療の後、いつも通り池袋の地下ショッピングセンターに行ったのですが、レジのシステムの不具合のため 中に入れませんでした しばらくその辺をうろついて様子を見ましたが、いつ復旧するのかまったく分かりません 仕方がないので同じフロアのカフェで新聞を読んで時間稼ぎすることにしました ちょうど1時間くらいで朝日新聞を読み終わったので、売場に戻ったらオープンしていました 時間通りにオープンしていればアイスコーヒー代370円の支出はなかったし、腰痛のため座らなくても済んだはず・・・それを考えると無性に腹が立ってきました 腹いせに衝動買いしちゃえ と無謀な行動に出ると余計に経済的損失が増大するので、夕食の食材だけ買って帰ってきました それにしても、世の中は自分の責任ではないのに、いつ何が降りかかってくるか分からないですね
ということで、わが家に来てから今日で3467日目を迎え、国連安全保障理事会は9日、キーウの小児病院などウクライナ各地でのロシア軍によるミサイル攻撃を受けて緊急会合を開いたが、民間人や民間施設への攻撃を続けるロシアに対する非難が集中する一方で、ロシアは関与を否定した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
殺人・誘拐・破壊主義国家プーチン・ロシアがやらずして 誰がやったと言うのか!
昨日、夕食に「真鯛の塩焼き」「生野菜とアボカドのサラダ」「豚汁」「冷奴」を作り、「キハダマグロの刺身+イクラ」「十五穀米」と一緒に食べました 真鯛は数カ所切れ目を入れて焼いたら反ってしまいました 次回からは細工をしないで そのまま焼こうと思います
10月6日(日)14時から東京藝大奏楽堂で開かれる「第70回藝大オペラ公演 フィガロの結婚」のチケットを取りました これは毎年楽しみにしている公演で、東京藝大大学院生が歌います 5日と6日と2公演あり、ダブルキャストで出演者が変わりますが、私は5日に別のコンサートの予定が入っているので6日を取りました 出演者の中に、将来 日本のクラシック界を背負う歌手がいるかもしれません とても楽しみです
高橋和夫著「アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図」(講談社新書)を読み終わりました 高橋和夫は福岡県北九州市生まれ。大阪外語大学外国語学部ペルシア語科卒。コロンビア大学国際関係論修士、クウェート大学客員研究員、放送大学教員などを経て、2018年よりフリー
時節柄、タイトルに惹かれて購入した本ですが、後で読む段になって 本書の刊行が1992年1月、何と32年も前であることに気が付きました これでは最新情報が得られないなーと思いながらも、アラブとイスラエルの歴史は古いので、その基本的な知識は得られるのではないか、と思い直して読み始めました
本書は次の各章から構成されています
第1章「パレスチナへ ユダヤ人国家イスラエルの成立」
第2章「米ソの中東進出とスエズ危機」
第3章「イスラエルの軍事力」
第4章「パレスチナ解放運動の変遷」
第5章「第四次中東戦争と石油危機」
第6章「イスラエル社会の変貌」
第7章「レバノン戦争の構図」
第8章「ペレストロイカの影」
第9章「インティファーダ 占領下の民衆蜂起」
第10章「湾岸戦争とパレスチナ問題」
本書はパレスチナ問題の全貌の大きさ、内容の複雑さ、その歴史の根深さを、国際政治との関連の中でフラットな立場(どこの国からも平等に距離を置く)で解説した良書です
「アラブとイスラエル」問題を考える上で一番大きな歴史的な事実は、第二次世界大戦後、ユダヤ人がイスラエルを建国したことから、アラブ諸国との対立が始まったということです
本書で一番印象に残ったのは、アメリカが自国内の”ユダヤ人票”を確保するためにイスラエルに肩入れし、兵器の供与や資金の提供を続けたことから、幾度もの戦争で勝ち抜くことが出来たということです イスラエルの”アメリカ依存主義”とでも言うべき態度が、現在のガザ地区への非人道的な過剰防衛攻撃に繋がっているとも言えます
昨日の日経夕刊は次のように報じています
「アラブ連盟のアブルゲイト事務局長は9日、都内で記者会見し、パレスチナ自治区ガザを巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突で犠牲者が拡大していることに危機感を示した 紛争終結にはイスラエルと独立したパレスチナ国家が共存する「2国家解決」が重要だと指摘し、日本のパレスチナ国家承認を併せて求めた これまでに約140か国がパレスチナを国家として承認している」
さて、日本はどう答えるのか
毎日のように新聞・テレビを賑わしている「パレスチナ問題」の背景を理解するためのテキストとして役に立つ書籍です 広くお薦めします