2025年1月1日(水・祝)。フォロワーの皆さま 新年あけましておめでとうございます
今年も毎日休まず 根性で書き続けて参りますので、モコタロともどもよろしくお願いいたします わが家に来てから今日で3641日目を迎えたモコタロが新年のご挨拶をいたします
おやつにつられてtoraブログの表紙モデルの契約を更新しました 今年もよろしく!
冒頭で新年のご挨拶をいたしましたが、娘は仕事のローテーションの関係で12月31日から1月3日まで出勤です 年末年始に休める人がいる一方で、仕事をしている人がいることを忘れてはならないと思います
さて、昨日のブログに書いた通り、昨年の3つの目標の実績は①クラシック・コンサート=173回、②映画鑑賞=64本、③読書=100冊で、①②③合計で337となりました 昨年の目標は①②③合計365だったので、今年も同じ目標とし 達成を目指します まだ腰痛が完治していないので、毎日整骨院に通いながら悪化しないよう慎重に行動しようと思います
野口敏著「どんな人とも楽しく会話が続く話し方のルール」(王様文庫)を読み終わりました 野口敏は1959年生まれ。熊本県天草市出身。(株)グッドコミュニケーション代表取締役。関西大学経済学部卒。1989年から「話し方教室TALK&トーク」を主宰。著書に累計120万部を突破した「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール」などがある
本書は次の5つの章から構成されています
第1章「見えない『心の壁』を取り払おう!」 ~ 相手との一体感が生まれる話し方
第2章「誰とでも楽しく話がはずむ『共感力』」 ~ それだけで人間関係も人生もうまくいく!
第3章「相手が思わずうれしくなる気持ちの伝え方」 ~ 効果バツグン! 相手を『主役』にする話し方
第4章「仕事以外で語れるものがありますか?」 ~ 一気に親しみが湧いて距離感が縮まる話題
第5章「年下に好かれる人、敬遠される人」 ~ お互い心から会話を楽しむちょっとしたコツ
著者は「はじめに」の中で、本書の目指す方針として①内容が驚きに満ちたものであること、②わかりやすいこと、③使いやすいこと、④温かな内容であることの4点を挙げています その上で、現代が「共通の話題もないに等しい環境で、相手を尊重したコミュニケーションが求められる時代になっている」として、「これからの人間関係のキーワードは、『一緒にいて居心地がいい人』だと感じている」と述べています。そして、「そのような人とのコミュニケーションには、少し話しただけでもお互いの心が一体になったような大きな安心感がある その一体感の源は何かというと、『相手の気持ちを想像する力』です」と述べています
第2章「誰とでも楽しく話がはずむ『共感力』」の中の「心がグッと近づく!『一体感』はこうして生まれる」では、お互いが居心地よく、幸せな気持ちになれる話し方の4つの基本形を提示します
①言葉を短く切る
②2秒ほどの間をとり、相手の顔を見る
③相手が相づちを打つのを待つ
④語尾に感情を加える
著者は具体例を挙げて、なぜ①~④の流れが大切なのかについて、「私たちは『頭に浮かんだ映像』を言葉にしているからだ」と解説しています
また、第3章「相手が思わずうれしくなる気持ちの伝え方」の中で、「心をつかむ話し方には『法則』がある」として、その法則とは「会話のなかで相手が主役になっていることだ」と述べています 会話でもSNSでも多くの場合「私の話」(マイストーリー)をするものだが、相手を心に置きつつ送るメッセージ(ユアストーリー)を送ると、相手はそのメッセージを読むたびに送った人を思い出すとしています 例えば、「お風邪などお召しではないですか?」と問われた時に、「ええ、身体は丈夫なものですから」と答えるのはマイストーリーで、「〇〇さんはいつもお気遣いくださって、優しい方ですね」と答えるのが「ユアストーリー」となる 後者は自分をアピールするよりも、相手の存在を心に置いてメッセージを送っている。人の心をつかむのは当然こちらの方である、としています さらに、「ユアストーリーの極意として、『あなたのことを気に留めています』と伝える一番の方法は、相手が言ったことを覚えていることだ」と述べています。その上で、「本当の聞く力は『聞いた内容を覚える力である』と述べています
第5章「年下に好かれる人、敬遠される人」では、「会話の際に若い人が最も恐れていることは『否定』である」と述べています そして、「どんな話も否定しないでまず受け止める」ことの大切さを説いています
以上は本書のほんの一部に過ぎません 「まえがき」にある通り、わかりやすく、使いやすく、優しい内容です 広くお薦めします
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