人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

gooブログ ⇒ 写真掲載可能に、ただしサイズが特大! / バッティストーニ ⇒ 3月定期公演降板 / 千早耿一郎著「悪文の構造」を読む ~ 長文を避けて短文で書くこと等の大切さを主張

2025年03月07日 00時02分51秒 | 日記

7日(金)。3月3日からgooブログの「メール投稿機能の終了措置」に伴って、ブログに写真が掲載できなくなったことに関して、3月4日にgoo「ヘルプ」を通じて「どうすれば写真をブログに載せることができるか」という問い合わせをしました 昨日、goo事務局のN氏から次のような内容のメールが届きました

「今後はメールではなくスマホアプリからの投稿が可能ですので、スマホから投稿されたい場合は以下のgoo blogのアプリをダウンロードしていただき、アプリからの投稿をお願いいたします。

【goo公式アプリ一覧】https://www.goo.ne.jp/app」

さっそく、gooアプリを「App Store」(Google Playも可)からダウンロードして、写真をアップしたらブログに反映できました 同じような不便を強いられていた方は試してみてください ただし、アップできたのは良いのですが、下の写真のようにサイズがバカでかいのです 現在、もっと小さいサイズで掲載できないかを  goo事務局のN氏に問い合わせをしているところです

ということで、わが家に来てから今日で3706日目を迎え、英国やフランスが検討しているウクライナへの平和維持部隊の派遣を巡り、バンス米副大統領が米FOXの3日のインタビューで、米国人がビジネスで駐留することがウクライナにとって安全の保証になるとの持論を展開し、「過去30年、40年も戦争で戦っていない、そこらへんの適当な国から出される2万人の兵士より、はるかに良い安全の保証だ」と、同盟国を軽視するような発言をしたことに関し、英国で怒りが広がっている  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

トランプの忠実な番犬が またしても吠えて点数稼ぎをしてるな 自分は実戦に参加してないくせに

         

昨日は寒かったので、夕食は「豚骨醤油鍋」にしました 〆はラーメンにしました。とても温まりました

     

     

         

東京フィルから「3月度定期公演 指揮者変更のお知らせ」が届きました 概要は次の通りです

「2025年3月定期演奏会に出演予定の首席指揮者アンドレア・バッティストーニは、2025年1月のケガ(右肩前方脱臼)の回復の遅れのため、医師の診断により出演できなくなりました。代わりまして、ケンショウ・ワタナベが指揮を努めます。曲目の変更はございません」

対象は3月9日(オーチャード)、12日(オペラシティ)、14日(サントリー)の各定期演奏会です バッティストーニといえば、3月22日に文京シビックホールで開かれる東京フィルの「響きの森クラシック・シリーズ」公演も降板します 東京フィルの公式サイトを見ると、「響きの森」の方は今年1月7日付で降板・代役(ケンショウ・ワタナベ)が告知されているのに、定期演奏会の方は3月4日にやっと告知が出されています この間の時間差は何を意味しているのでしょうか

ちなみに、私は14日公演を9日公演に振り替え、22日は振り替え不可のため欠席することになります

     

         

千早耿一郎著「悪文の構造」(ちくま学芸文庫)を読み終わりました 千早耿一郎(ちはや こういちろう)は1922年滋賀県生まれ。中国(上海・青島)で育つ。帰国して第一神戸商業学校卒業後、日本銀行入行。1946年、吉田満らと文芸活動に従事。小説に「防人の歌」「長江」など

     

著者の主張は「悪文を避けるためには『工学的に書きなさい』ということです 工学的とは機能的ということで、機能的な文章とは次のような文章をいうとしています

①とにかく意味がとれるということ。何を言っているか分からない文章では困る

②曖昧でないこと。イエスかノーかはっきりしない文章でも困る

③誤解されないこと。一応分かったつもりだったのが、実はそうではなかった、という文章はいただけない

④読者によけいな手数をかけないこと。構文が複雑であるため、読者に必要以上の苦労をかけるような文も、悪文である

⑤そして、これらが読者に対する親切心によって裏付けられていること

以上のことを具体的に分かりやすく言い換えると、次のようになります

①センテンスを書いた時、その構造が一つの意味でしか解釈できないように、頑強に書くこと

②長文を避けて単文(短文)で書くこと

③結論を先に書くこと

④主語と述語を明確にし、必要な主語は省略しないこと

⑤「は」「が」をはじめとする助詞を的確に使い分けること

⑥接続詞は乱用しないこと

⑦修飾関係や並列関係を明確にすること

⑧句読点を適切に使うこと

⑨過不足のない情報を提示すること

⑩読み手の理解に配慮すること

千早氏は上記の方針にのっとり、書物、新聞、公的文書(法律文等)などから100を超える実例を取り上げ、分かりやすい「機能的文章」へと導く技法を紹介しています

国立国語研究所教授・石黒圭氏は千早氏の主張を踏まえて、巻末の「解説」の中で次のように書いています

「名文は定義が難しい。どのような文章が名文かは、読み手の主観によって異なると考えられる。一方、悪文は定義が易しい。どのような文章が悪文かは、簡単に決めることができる。読んでいて不正確な文章、分かりにくい文章が悪文だからである 文章を書くコツは、じつは名文を書くことではない。悪文を書かないことである 悪文さえ書かなければ、書かれた文章は社会で通用する。名文は芸術であり、悪文は技術である。私たちが学校で、また社会で学ぶべきは、芸術的な文章の書き方ではなく、正確でわかりやすい文章を書く技術である

とかく長くなりがちな自分の文章を振り返ると、参考になることが少なくありません ブログを書く上でもとても参考になります とくにブロガーの方々にお薦めします

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伊藤悠貴 ✕ 北村朋幹でブラームス & ブリテン & ブリッジの「チェロ・ソナタ」他を聴く ~ 2025都民芸術フェスティバル参加公演

2025年03月06日 00時02分51秒 | 日記

6日(木)。いまだにブログに写真がアップできないので、モコタロもコンサート・チラシもあらかじめgooに送信・保存しておいた写真を掲載することにします

ところでバカな話ですが、今月12日(水)の読響定期と15日(土)の読響名曲シリーズが同一プログラム(ベルク「ヴォツェック」)であることに昨日、気がつきました 読響の振り替え制度を確認したら3月15日の公演の他公演への振り替え手続きは昨日が締切であることが判明しました 慌ててマチネー公演の日程を調べたら23日(日)の日曜マチネー公演に振り替えられることが分かりました さっそく読響チケットセンターに電話して手続きをしました 同じ内容の公演を2回聴いても良いのですが、無調の「ヴォツェック」を2回聴くのはとてもキツイので、必死で振り替えました 今回はギリギリ間に合って良かったですが、今後は気をつけねばと思います

ということで、わが家に来てから今日で3705日目を迎え、トランプ米大統領は4日夜、2期目の就任後初めて、議会の上下両院合同会議で施政方針演説に臨み、「アメリカンドリームの再生」をテーマに掲げ、1月の就任以来の成果を強調した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

     アメリカンドリームの達成のために 他の国は悪夢のような仕打ちを受けるわけだな

         

昨夜、東京文化会館小ホールで都民芸術フェスティバル参加公演「彩り煌めく世界 ~ 伊藤悠貴 ✕ 北村朋幹」を聴きました プログラムは①ブリテン「独奏チェロのための『ザッハー主題』」、②同「チェロ・ソナタ 作品65」、③ブリッジ「チェロ・ソナタ」、④シューマン「幻想小曲集 作品73」、⑤ブラームス「チェロ・ソナタ第2番 作品99」です 演奏はチェロ=伊藤悠貴、ピアノ=北村朋幹です

チェロの伊藤悠貴はブラームス国際コンクール第1位、ウィンザー祝祭国際弦楽コンクール第1位、斎藤秀雄メモリアル基金賞など多数受賞

ピアノの北村朋幹(ともき)は東京音楽コンクール第1位、浜松国際ピアノコンクール第3位など数々のコンクールで入賞

     

自席はP列37番、センター右後方ブロックの右から2つ目です。会場はイケメン男子の二人の演奏とあってか女性客が多く 満席です

ステージの照明が点かないうちに2人の奏者が登場して配置に着き、伊藤のソロ・チェロにより演奏に入ります

1曲目はブリテン「独奏チェロのための『ザッハー主題』」です この曲はベンジャミン・ブリテン(1913-1976)が音楽パトロンのパウル・ザッハーの70歳の誕生日を記念して1976年1月に作曲、同年5月にスイスでロストロポーヴィチにより初演されました。演奏時間にして2分もかからない曲で、曲を味わう余裕もなく終わってしまいました

2曲目はブリテン「チェロ・ソナタ 作品65」です この曲はブリテンが1961年に作曲、同年7月7日にブリテンの主宰するオールドバラ音楽祭でムスティスラフ・ロストロポーヴィチのチェロ、ブリテンのピアノにより初演されました 第1楽章「対話」、第2楽章「スケルツォ・ピッツィカート」、第3楽章「哀歌」、第4楽章「行進曲」、第5楽章「無窮動」の5楽章からなります

ステージの照明が点けられ、演奏に入ります 北村の弾くピアノはベーゼンドルファーのようです

初めて聴いた曲ですが、第1楽章「対話」よりも第2楽章のピッツィカートによるチェロとピアノの対話の方が楽しく聴けました 第5楽章の無窮動は超高速演奏で駆け抜けました

3曲目はブリッジ「チェロ・ソナタ」です この曲はイギリスの作曲家フランク・ブリッジ(1879-1941)が1913年に着手、第一次世界大戦中の1917年に完成、1917年にロンドンで初演されました 第1楽章「アレグロ・ベン・モデラート」、第2楽章「アダージョ・マ・ノン・トロッポ ~ モルト・アレグロ・アジタート」の2楽章から成ります

この曲も初めて聴きましたが、第1楽章はとても聴きやすい曲想で、ロマン派の音楽のように感じました 第2楽章はどちらかというとメランコリックな曲想でした

演奏中、自席の2つ前の席のシニア男性が曲に合わせて頭を左右に揺らしたり 頷いたりしているので、もしや・・・と思って、休憩時間に正面から拝顔したら、やはりチェリストでサントリーホール館長の堤剛氏でした 日本を代表する大ベテランでも 若手の演奏家のコンサートを聴きに来る・・・素晴らしいと思います

プログラム後半の1曲目はシューマン「幻想小曲集 作品73」です この曲はロベルト・シューマン(1810-1856)が1849年2月11日から13日間の短い期間に完成させましたが、元々はクラリネットとピアノのために作曲された作品で、チェロやヴァイオリンでも演奏可能と指示されています 第1楽章「繊細に、表情豊かに」、第2楽章「生き生きと」、第3楽章「情熱をもって」の3楽章から成ります

2人の演奏を聴いていると、最初からチェロとピアノのために作曲されたのではないか、と思うほど息もピッタリで、チェロの特性が良く表れた演奏でした

最後の曲はブラームス「チェロ・ソナタ第2番 作品99」です この曲はヨハネス・ブラームス(1833-1897)が1886年にスイスのトゥーン湖畔で作曲、同年ウィーンで初演されました 第1楽章「アレグロ・ヴィヴァーチェ」、第2楽章「アダージョ・アフェットゥーソ」、第3楽章「アレグロ・パッショナート」、第4楽章「アレグロ・モルト」の4楽章から成ります

第1楽章の冒頭からブラームスらしいロマン溢れる音楽が展開します 伊藤のチェロがよく歌い、北村のピアノがピタリと付けます 第2楽章は優美な演奏が続き、第3楽章は激しい情熱がほとばしります 第4楽章は様々なテーマが奏でられ、堂々たるフィナーレを飾りました

満場の拍手にカーテンコールが繰り返され、2人はブラームス「ひばりの歌」をしみじみと演奏、それでも鳴りやまない拍手にブリッジ「春の歌」を晴れやかに演奏 大きな拍手の中、コンサートを締めくくりました

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METライブビューイングでヴェルディ「アイーダ」を観る ~ フランコ・ゼッフィレッリの絢爛豪華な演出に別れを告げ、37年ぶりの新演出で臨む:アイーダにエンジェル・ブルー

2025年03月05日 00時04分58秒 | 日記

5日(水)。わが家に来てから今日で3704日目を迎え、トランプ米大統領が目指す関税引き上げや政府職員削減が、堅調さを保つ米景気に冷や水を浴びせるとの懸念が浮上している  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

     言いたい放題 やりたい放題で 世界中を引っ掻き回すトランプを 止める者はいない

    昨日は夕食に「ビーフカレー」と「生野菜とモッツアレラチーズのサラダ」を作りましたが、残念ながら写真投稿が出来ません   

         

昨日、新宿ピカデリーでMETライブビューイング、ヴェルディ「アイーダ」を新演出で観ました これは2025年1月25日に米ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で上演されたオペラのライブ録画映像です 出演はアイーダ=エンジェル・ブルー、ラダメス=ピョートル・ベチャワ、アムネリス=ユディット・クタージ、アモナズロ=クイン・ケルシー、ラムフィス=モリス・ロビンソン。合唱=メトロポリタン歌劇場合唱団、管弦楽=メトロポリタン歌劇場管弦楽団、指揮=ヤニック・ネゼ=セガン、演出=マイケル・メイヤーです

オペラ「アイーダ」はジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)がパナマ運河開通を記念してエジプトに建てられたカイロ歌劇場のこけら落としのために作曲、1871年に同歌劇場で初演されました

物語の舞台はファラオの時代のエジプト。エジプトとエチオピアが戦いに明け暮れている エジプトの捕虜となり、身分を隠して王女アムネリス付きの奴隷になっているエチオピアの王女アイーダは、敵方の将軍ラダメスと恋に落ちていた やはりラダメスを愛しているアムネリスは、2人の仲を疑う ラダメス率いるエジプト軍がエチオピアに勝利し 凱旋してくるが、捕虜の中にはアイーダの父でエチオピア王ァモナズロの姿もあった    再起を狙うアモナズロは、アイーダを使ってラダメスからエジプト軍の進路を聞き出す 反逆罪で捕らわれたラダメスは、アムネリスの助けも拒み 神殿の地下牢に閉じ込められるが、そこには忍び込んで隠れていたアイーダがいた。2人は地下牢の中で息を引き取る

METの「アイーダ」といえば、これまでフランコ・ゼッフィレッリによる絢爛豪華な演出・舞台が定番で、強いインパクトで繰り返し上演されてきました 日本の新国立劇場でも杮落し公演をはじめ何度か上演されてきました 今回のMET「アイーダ」の大きな特徴は、36年ぶりの新演出による公演であることです マイケル・メイヤーの演出は、考古学者がエジプトの古い遺跡を探検するという設定になっており、古代エジプトと現代とが微妙に交差しながら進んで行きます ただし、演出は音楽を邪魔していません

舞台装置・衣装の絢爛豪華さにおいて、マイケル・メイヤーの演出はゼッフィレッリに負けず劣らずだと思います 一番の違いは2幕でアイーダ・トランペットが活躍する「凱旋行進曲」のシーンです ゼッフィレッリの演出は、勇壮な音楽に乗って 次から次へと兵士の行進が途切れないばかりか、生きた馬も登場して聴衆を驚かせます それに対し、マイケル・メイヤーの演出では、考古学者たちが様々な出土品を運びながら行進していくという内容になっています メイヤーにとって この場面が演出上一番苦労したのではないか、と察します   また、ラストのアムネリスの自害は、まさに新演出の真骨頂だと思います

アイーダ役のエンジェル・ブルーは1984年カリフォルニア州生まれのソプラノです UCLAで音楽博士号を取得。ロサンゼルスの若手アーティスト育成プログラムに参加後、国際的キャリアをスタートさせた METライブでは2019-20シーズン「ポーギーとべス」、23-24シーズン「つばめ」に出演 フォルティシモからピアニッシモまで、卓越したヴォイスコントロールによる美しい歌唱により、ヒロインの心情を感情表現豊かに歌い上げました

ラダメス役のピョートル・ベチャワは1966年ポーランド生まれのテノールです METでは デビュー以来18年間で16役を歌ったという大ベテランです 情熱的な歌唱によりラダメスの愛と悩みを表出しました

アムネリス役のユディット・クタージはルーマニア出身のメゾソプラノです 「アムネリス」役はこれまで60公演以上で歌っているだけあって、登場しただけで存在感があります 深みと艶のある歌声で聴衆を魅了しました この日の公演で一番印象に残りました

アモナズロ役のクイン・ケルシーは1978年ハワイ生まれのバリトンです 説得力のある歌唱でエチオピア王の存在感を示しました

ラムフィス役のモリス・ロビンソンは1969年ジョージア州アトランタ生まれのバスです 深みのある低音の魅力を発揮しました

特筆すべきはメトロポリタン歌劇場合唱団の迫力あるコーラスです また、ヤニック・ネゼ=セガン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団は、歌手に寄り添いながら、アイーダの悲しみ・苦悩、ラダメスの葛藤を歌い上げました また、私が大好きな第2幕で踊られるバレエの音楽も躍動感に溢れて素晴らしかった ただ、出来れば女性ダンサーに踊ってほしかったです

いずれにしても、今回の公演はMETの水準の高さを示す素晴らしいパフォーマンスでした

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gooブログ:写真のアップロード出来ず / 「おとなフェスタ ~ ミューザ川崎シンフォニーホール友の会 感謝のつどい」に参加する ~ パイプオルガン・ミニコンサート、バックステージ・ツアーなど

2025年03月04日 00時01分03秒 | 日記

4日(火)。一昨日は都内でも20度近くあったのに、昨日は午後 雪が降ってきました    この気候の急変には身体がついていけません   雪と言えば、高校時代の国語の授業を思い出します ある初雪の日、授業で俳句を作ることになりました 一番印象に残っているのはブラスバンド部のクラスメイトが作った次の俳句です

「初雪や うちの畑も もうダメだ」

思わず笑ってしまいました しかし、他人のことは言えません。私の作ったのは次の俳句です

「初雪や 走る子どもの 息白し」

面白くもなんともない句で、クラスメイトからの反応はありませんでした 悲しかったです

ところで、昨日、いつものようにモコタロの写真をスマホからgooブログのtoraのアドレスあてに送信しようとしたら、送信できませんでした おかしいと思ってgooからの配信メールを見たら、「3月3日からgooブログのメール投稿機能を終了した」旨が書かれていました 私はこれまでこの機能を利用して、写真をスマホからgooブログのtoraのアドレスあてに送信し アップロードしていました 昨日からこれが出来なくなりました この告知は1か月前の2月4日に出されていたようですが、気がつきませんでした

gooブログの公式サイトおよび通知メールによると以下の通りです

「メール投稿機能の終了について」

終了日:2025年3月3日(月)より順次

終了機能:メール投稿機能

「現在提供しております、携帯・スマホからメールを利用して投稿が可能な『メール投稿機能』につきまして、2025年3月3日(月)に機能の提供を終了させていただきます。また、新たな類似機能をリリースする予定はございません。今まで当機能をご利用いただいたお客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解いただけますようよろしくお願いいたします」

この措置は、今年の初めに起こったgooブログへのDDOS攻撃により、ブログの投稿・閲覧等のサービスが一時機能不全となったことが大きな要因となっていると思われます しかし、それにしても写真が投稿できないブログなんて考えられません あまりにも一方的ではないか しかも「新たな類似機能をリリースする予定はない」とまで宣言しています 「今後、同じようなトラブルが発生した時に修復するのが大変だから、この際『メール投稿機能』サービスは終了させておこう」というのが本音ではないかと思いますが、利用者側から見れば致命的なサービス低下です もちろん、gooブログを無料で利用させてもらっている立場からは、あまり強気な主張は出来ませんが、せめて、どうすれば写真をブログ上に反映出来るようになるか、アドヴァイスくらいしてくれても良いのではないか、と思います

これまで写真付きでブログを投稿していたgooブログ利用者の皆さんは、同じように困っているのではないかと思いますが、今まで通りアップできますか?  まさか私だけではないでしょうね これからはgooブログから一切写真が消えて文字だけの投稿になるということでしょうか 1月のトラブルの時のようにWi-Fiを切ってからトライしてみましたが、やはりダメでした gooブログをご利用の方で解決法や裏ワザをご存じの方がおいででしたら、是非教えていただきたいと思います

(なお、本日以降のブログに掲載の写真は、3月2日以前にgooブログのtoraのアドレスあてに送信済みのものを使用します)

ということで、わが家に来てから今日で3703日目を迎え、米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は1日、バンス副大統領が2月28日の米ウクライナ首脳会議に割り込んで舌戦の口火を切ったことで、トランプ大統領の「番犬」としての役割を固めたとの見方を報じた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

     独裁者トランプに反論する者は復讐されるから 周囲の弱者達は 忖度してすり寄る

    昨日は、夕食に「豚の生姜焼き」「生野菜とモッツアレラチーズのサラダ」「シメジの味噌」を作りましたが、残念ながら写真をアップすることができません   

         

2日(日)午後2時から「ミューザ川崎シンフォニーホール友の会  感謝のつどい ~ おとなフェスタ」に参加しました ミューザ川崎シンフォニーホールは早くも20周年を迎えたそうです

     

       (開演前に無料ドリンクチケットでアイスコーヒーをいただきました)

プログラムは①14:00= 開会式、②14:05分 ~ 15:10 = シンフォニーホール探訪(バックステージ見学)、③15:10~15:40=パイプオルガン・ミニコンサート(大木麻里)、④15:40~15:50=感謝のつどい恒例 お楽しみ抽選会ーとなっています

シンフォニーホール探訪は、いわゆる「バックステージ・ツアー」で、決められた時間内に自由に舞台裏を見学するというものです 私にとって「バックステージ・ツアー」は、サントリーホール、東京文化会館に次いで3カ所目です

1階下手側の入口からバックステージに入って見学しました 最初はサインボードです

     

出演者の楽屋・応接室です

     

     

オーケストラホワイエです

     

ピアノ庫です スタインウェイ3台、ヤマハ1台、オルガンです

     

上手側のドアからステージを望んだところです

     

ステージ上から会場を見たところです

     

背後のパイプオルガンを見上げます

     

ステージ上に設置されたパイプオルガンのリモート・コンソールです この日、大木さんはここで演奏しました

     

     

プログラム後半、15:10からの「パイプオルガン・ミニコンサート」はミューザ川崎シンフォニーホール・オルガニストの大木麻里さんによって進行・演奏されました プログラムは以下の通りです

1.J.S.バッハ「トッカータとフーガニ短調BWV565より「トッカータ」

    ⇒ あらためてパイプオルガンの迫力に圧倒されました

2.どのバッハがお好き?!&実況オルガンレジストレーション ~ 候補曲よりその場で皆さまからリクエストを募ります。 ①小フーガ、②G線上のアリア、③主よ人の望みの喜びよ

     ⇒ これは拍手の一番多かった曲をレジストレーション(音色決め)解説付きで演奏するという企画で、私も手を挙げた③が演奏されました レジストレーションによって、さまざまな音が重ねられて演奏されていることがよく分かりました

3.D.ベダール「アメージング・グレイスによる変奏曲」

  ⇒ 大木さんの解説によると、「変奏曲」は様々な音色を出せるオルガンの得意なジャンルとのことでした 解説通り、様々な音色・変奏で名曲を堪能できました

4.恒例!オルガン・ラジオ体操!(ラジオ体操第一)

 この曲はコロナ禍でコンサートが出来なくなった時期に、演奏家として、ホールとして何かできないかということから考え出されたもので、オルガンの演奏に合わせてNHKのラジオ体操第一を行うというものです まさか、ミューザでラジオ体操をやるとは思ってもみませんでした うっすらと汗をかいて体操が終わってから、「そういえば腰痛持ちはあまり動いてはいけなかったんだ」と思い出しましたが、あとの祭りです

     

15:40からの「お楽しみ抽選会」では5つの賞の抽選が大木麻里さんのクジ引きによって行われましたが、私のラッキーナンバーである6番は かすりもしませんでした この日は約300人が参加したとのことなので、まあしようがないですね

     

帰りがけには、ミューザ川崎シンフォニーホール20周年を記念したどら焼きをいただきました

     

コーヒーが無料で飲めて、パイプオルガンの演奏が聴けて、バックステージが見学できて、お土産までもらって、物価高のなか1500円は激安です

来年も実施されたら、万難を排して参加します

     

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佐藤俊介 ✕ 東京交響楽団でモーツアルト「交響曲第38番”プラハ”」、ヴァンハル「交響曲」、ミスリヴェチェク「ヴァイオリン協奏曲」を聴く ~ 第60回モーツアルト・マチネ

2025年03月03日 00時01分53秒 | 日記

3日(月)。わが家に来てから今日で3702日目を迎え、ドイツの首都ベルリンで1日、ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領に対する大規模な抗議デモが行われ、ロシア寄りの姿勢を隠さない米国のトランプ政権に対しても「ウクライナを裏切るな」「プーチンとトランプを止めろ」などの批判も叫ばれたが、公共放送RBBによると ドイツに亡命しているロシアの野党政治家ら約3500名が参加した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

     ドイツはナチスの過去を背負っているから プーチンやトランプの独裁には敏感だね

         

昨日、11時からミューザ川崎シンフォニーホールで「第60回モーツアルト・マチネ」を聴きました    プログラムは①ヴァンハル「交響曲 ニ短調」、②ミスリヴェチェク「ヴァイオリン協奏曲 ホ長調」、③モーツアルト「交響曲第38番 ニ長調 作品504 ”プラハ”」です 演奏は 管弦楽=東京交響楽団、指揮とヴァイオリン独奏=佐藤俊介です

佐藤俊介は2010年、ライプツィヒの第17回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクール第2位及び聴衆賞を受賞 2011年からコンチェルト・ケルンのソリスト、指揮者、コンサートマスターを務めており、2013年から23年までオランダ・バッハ協会の音楽監督兼コンサートマスターを務めました

     

オケは変則5型で、左奥にコントラバス(2)、前に左から第1ヴァイオリン(5)、チェロ(3)、ヴィオラ(4)、第2ヴァイオリン(5)という対抗配置。コンマスは小林壱成です

1曲目はヴァンハル「交響曲 ニ短調」です    この曲はボヘミア生まれのヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813)が1767~68年頃に作曲したと考えられています 第1楽章「アレグロ」、第2楽章「アリオーソ」、第3楽章「メヌエット」、第4楽章「プレスト」の4楽章から成ります

佐藤は指揮者に専念することなく、自らヴァイオリンを立奏しながら指揮をします 第1楽章に入りますが、モーツアルトの「交響曲第25番ト短調」に通じる切羽詰まった音楽で、まさに「疾風怒涛」という言葉がピッタリの激しい音楽です 佐藤もオケの弦楽奏者もノンビブラートのピリオド奏法により歯切れのよい演奏を繰り広げます 第2楽章は優美な音楽が奏でられます ホルンが活躍しますが、よく見ると新日本フィルから移籍した藤田麻理絵が演奏していました 第3楽章は速いテンポで進みますが、トリオの部分ではテンポが落とされ、荒木良太のオーボエがよく歌います ファゴットも素晴らしい 第4楽章に入ると再び「疾風怒濤」の激しい音楽が演奏され、超高速で駆け抜けました

2曲目はミスリヴェチェク「ヴァイオリン協奏曲 ホ長調」です この曲はプラハ生まれのヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)が1772年までに作曲したと言われています 第1楽章「アレグロ」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「プレスト」の3楽章から成ります

この曲は文字通り佐藤が弾き振りをします 佐藤のスピード感溢れるヴァイオリン・ソロを聴いて、「彼の弾いているヴァイオリンの弦はガット弦(羊の腸を縒った弦)ではなく、オケのメンバーと同じスティール弦を使用しているのではないか、と思いました 第2楽章では独奏ヴァイオリンがよく歌います 第3楽章はまるでロックのようなスピード感溢れる演奏が展開します 佐藤のメリハリの利いた切れ味鋭い演奏に、オケのメンバーが呼応してアグレッシブな演奏が展開しました 各楽章における佐藤のカデンツァは聴き応えがありました

     

最後の曲はモーツアルト「交響曲第38番 ニ長調 作品504 ”プラハ”」です    この曲はウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)が1786年に作曲、1787年にプラハで初演されました 第1楽章「アダージョ ~ アレグロ」、第2楽章「アンダンテ」、第3楽章「プレスト」の3楽章から成ります 3楽章形式はモーツアルトの交響曲の中では極めて珍しいケースです バロック・トランペット(2)とバロック・ティンパニ(1)が上手にスタンバイしますが、この辺りは佐藤ならではの起用です

この曲でも佐藤は自らヴァイオリンを弾きながら指揮をします 第1楽章冒頭のアダージョはかなり遅いテンポで進みますが、アレグロに移ると高速テンポにより活気あふれる演奏が展開し、その落差が堪りません 固いマレットで打ち込まれるバロック・ティンパニが心地よいリズムを与えます また、バロック・トランペットが華やかさを演出します 第2楽章ではオーボエ、フルート、ホルンが素晴らしい演奏を繰り広げます 第3楽章では再びバロック・ティンパニの軽快な演奏に支えられて、木管がよく歌い、弦楽器が渾身の演奏を展開します 佐藤の情熱的な指揮とヴァイオリンに呼応して、オケのメンバーがアグレッシブな演奏を繰り広げ、爽快なフィナーレを飾りました

この日のプログラムはモーツアルトとほぼ同じ頃に活躍した作曲家による楽曲でしたが、ピリオド奏法による歯切れのよいスピード感溢れる演奏で、当時はこういう規模(5型)でこういう演奏をしていたかもしれないな、と想像したコンサートでした

     

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