人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ヴィオラ奏者・今井信子さんの語る”教育” ~ 朝日新聞社「朝日賞」受賞にあたって / 新聞各紙の元旦号 ⇒ 増ページ続く

2025年01月02日 00時01分27秒 | 日記

2日(木)。昨日は元旦ということで、新聞各紙は例年通り本紙のほかに「第2部」「第3部」といった「別刷り特集」を組んでいました 朝日は本紙48ページに加え「第2部:テレビ・ラジオ」24ページ、「第3部:エンタメ」16ページ、「第4部:スポーツ」8ページの合計96ページでした    一方、日経は本紙48ページに加え「第2部:文化・スポーツ」20ページ、「第3部:広告特集」20ページの合計88ページでした    新聞業界が全盛時は軽く100ページは超えていました   当時、全国の新聞でトップ争いをしていたのは沖縄2紙(沖縄タイムスと琉球新報)で、確か両紙とも130ページを超えていました 今年の元旦号はどうだったのでしょうか

新聞社がページ数を誇るのは良いのですが、配達する新聞販売店は大変です いつもの2倍の新聞の束を早朝から各家庭に届けなければならないのですから 特に雪国地方は過酷と言っても過言ではないでしょう こういう時にあらためて新聞販売店の有難さを感じます

ということで、わが家に来てから今日で3642日目を迎え、ロシアのプーチン大統領は12月31日、国営テレビを通じて恒例の新年の国民向け演説を行い、2025年が自身の露指導者就任から25年にあたることを念頭に、「この四半世紀は多くの重大事があったが、われわれは目標を達成し、困難を乗り越えてきた。それは団結をしていたからだ。すべてうまくいく。ただ前進しよう」と主張した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

     プーチンの言う”団結”は 反対勢力の暗殺と 国民の言論の封殺の上に成り立っている

         

昨日の夕食は息子が「サーロインステーキ」を焼いて、オニオンスープを作ってくれました🥩 ステーキソースも手作りで、付け合わせのサラダ類も凝っていて、とても美味しかったです

     

         

昨日の朝日新聞朝刊に2024年度「朝日賞」受賞者の紹介記事が載っていました そのうちの一人、ヴィオラ奏者・今井信子さんを朝日の吉田純子編集委員が紹介しています 今井さんは1943年 東京都生まれ。桐朋学園大学、ジュリアード音楽院などを経て1967年にミュンヘン、68年にジュネーブの両国際コンクールで最高位 ベルリン・フィルの定期公演やザルツブルク音楽祭など世界のひのき舞台で活躍中

記事を超略すると以下の通りです

「音域も音質も人間の声にきわめて近い。華やかな技巧を誇らず、自身よりも他の楽器を豊かに歌わせることを使命とする そんなヴィオラという楽器を、人間の本質を探究する至上の相棒とした ヴァイオリンの名手だったが、大学時代にヴィオラに転向。小澤征爾さんがスイスで創設したアカデミーのほか、ドイツ、スペイン、オランダにも教育の拠点を持つ 『教えるというより分かち合う感覚。たまにしか会えなくても、すぐに昨日まで一緒に弾いていたような感じになれる。誰かと同じ空気を吸い、一緒に音を出す喜びを、技術より先に若い人たちの心に植え付けておきたいんです』と語る パブロ・カザルスとも世代を超えた同志としての交流を重ねた。『ビューティフル!』と言う声の、軽くヴィブラートのかかった柔らかな抑揚。それ自体がもう音楽だったことを、今も深く心に刻んでいる 音楽に携わる人生は、こんなにも誰かを、そして何より自分自身を幸福にすることができるのだと若い世代に伝えたい。好奇心に忠実に走り続ける己の姿を見せることが、何よりの教育だと信じている

今井信子さんと言えば、その昔、駿河台のカザルスホールでバッハを聴いたことがあるような記憶があります 81歳の現在でもヴィオラ界のレジェンドとして後進の指導に当たられているのは凄いことだと思います

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする