☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録と梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

日本とカナダの学校環境で違うのではないかな?と思う事

2023-01-22 | 学校関係
カナダの教育現場は(少なくともパブリック教育は)子供を環境やカリキュラムに合わせるのではなく、環境やカリキュラムを子供の必要性、発達、興味関心に合わせて整えて学習をすすめる。

ここがカナダと日本ではだいぶ異なるのではないかと。。。個人的に感じます。

私が外から日本の教育環境を振り返り、見聞きした話からも日本の一般的な教育環境が社会と同様に窮屈に感じる原因の1つではないかと。

スロープがないと建物に入れないから、この子はこの学校には通えない。
のではなく、スロープが必要ならスロープを作って この子を学校に通えるようにしよう。

この考え方の違いは、他の事でも応用できます

この子は椅子にじっと座っているのが苦手
集中して人の話を聞くのが苦手
周りの音に敏感で集中できない
文字を書くのが苦手
お友達とすぐに喧嘩しちゃう

日本の教育現場ではどのように対応されていますか
通常クラスにいられなくなりますか
クラスの友達からトラブル的な存在として扱われてしまいますか
もしそうなら、なんだか寂しい現実ですね

子供達はインクルーシブではなく、差別を学んでしまう。

カナダの学校、その子にとって必要な対応であると判断されれば
授業の前などに補助の先生と一緒にトランポリンをさせてもらって少しエネルギーを放出してから授業に参加したり。(運動を取り入れた事で落ち着く)

建物の外に出るなどの危険がない場合で、歩くことで落ち着きを取り戻すなら少しの間 廊下を歩く事を認める。

音がしないけど手でグニョグニョつぶせるおもちゃを話を聞くなど集中力が必要な場合に使用を認める。

音に敏感であれば、消音効果の期待できるヘッドフォンの着用を認める

理解はしているけれど書く事が極度のストレスになる場合、タブレットの使用を認める。

言葉の壁がある子には、個別スタッフやボランティアと言語学習の時間を設けたり文字だけでない情報を用いて言語の壁による孤立感ができるだけ生じない配慮をする

お友達とすぐに喧嘩しちゃう子は、その原因をさぐり、喧嘩をしない別の方法で自分が困っている事をお友達に伝えるやり方を伝えていく。

み〜んな何かしらの得意不得意があること。
それは勉強に関する事だけではないこと

自分は簡単にできることも、それが上手にできないお友達もいること
逆に自分が苦手な事を、上手にできるお友達もいること。

全ての事が自分と同じ感覚ではないこと。
子供達はきちんと説明をすれば、お互いの事を理解する力があります。

バリアが原因で困っている子がいたら、そのバリアを見つけて取り除いてあげよう
そしたらみんな一緒に勉強したり、遊んだりできるね

自分が得意な事は、苦手な子に教えてあげたらどうかな 
その事で相手の子にできる事が少し増えたら お互いに嬉しいね。

でも大人が「これはこうあるべき」「これはこすうるべき」という狭い固定観念で子供の思考を縛り、そこに従えない人=ルールに従えない。いけない子。集団行動ができない子。
などとネガティブレッテルを貼るような 心狭い対応をすれば
子供は「そういうものなのかな」という考え方を持ってしまいます

インクルーシブという考え方とは真逆の教育です

長男の高学年時のクラスには、大きなビーンズバッグクッションが教室にありました
課題に取り組む時間など、クッションの上でやりたい子はやってもいい。
床に座ってもいい。椅子に座りたい子はもちろん椅子に座って取り組んでいい。

課題に取り組む、自分のパフォーマンス力を上げるために
環境を少し変えること
が学習の助けになるなら それを取り入れよう。
フレキシブルです。

他の子の取り組みを故意に邪魔するのはもちろん不適切な行動なので注意される事柄ですが、学校だから、教室だから。授業中は椅子にきちんと座って前を向いてずっと集中しなくてはならない。

それができないと、ネガティブな評価を受ける??

特に低学年の中には、それがとてもしんどい子達がいることは おかしいことではないし、差別することでも、軽蔑することでもない。

その子に合う環境を整えること。その為のコミュニケーションが家庭と学校間であることも大切。

どの子もみんな他の子達と同じように、学ぶ権利がある。
尊重される権利がある。


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教育制度の違いから思うこと

2023-01-16 | 学校関係
日本で育った私の感覚だと15歳が中3で、16歳になる年に高校1年生。
という感覚ですが、カナダではちょっとその感覚がずれます。
G7,G8の2年間が中学生に相当し、G9-G12の4年間が高校生。

今長男は13歳ですが、今年の9月から高校1年生。

先月、今月は高校の説明会が中学校内であったり、オープンハウス(学校へ行ける説明会)がそれぞれの高校で開催されています

受験はなく、一部のプログラムを除いては、基本授業料も無料で(正しくは税金にて)
住まいの学区内にある公立高校には誰でも進学できます。

学校によっては、いくつかスペシャリティがあって、音楽、芸術、フレンチイマージョン、IB(International Baccalaureate)など そこの学校に行かないと深く学べない内容に関しては、学区外でも進学できる場合があるようです。

大学進学も受験はなく、基本高校の成績が重視され、大学にもよるようですが、特にG11以降の成績や、課外活動、趣味の活動、ボランティア活動など 学校の教科学習以外の部分の活動内容なんかも査定に含まれるようです。

義理の父は高校の先生をしていましたが、ぶっちゃけ、大学に行きたい場合も
G10以下(小学中学含む)の成績に一喜一憂する必要は全くないと随分前に言ってました。

私はね、この制度いいなと思っています。
カナダは税金高いけれど、高校までは義務教育で誰でも行ける。
私も少しだけカリキュラム受講経験がありますが、ちゃんと理解して考えて自分の意見をまとめる課題が多く、大変だけと身に付く勉強だと感じました。

日本では、今シーズン真っ只中で頑張っている学生達に水をさすようで申し訳ないけれど、
受験って本当に必要かなあ。

記憶力も、感性、思考力もとても豊かな10代の大半の時間を「受験勉強」に費やさなくてはならず、長期休みも家族と旅行ではなく塾に通い、それを休むとなんとなく もしこれが原因で。。。と、心配になる。。

カナダというものすごく遠い場所から客観視すると、夏休み1週間家族旅行に行ったからと言って、受験の合否が変わるなんて事はないと思うんだよね。

むしろ、いつもと違う日常に触れ、感性が磨かれ、体験から学び、問題集に向き合うよりも もっと身になる勉強ができる機会でもあるんじゃないかなって。

でも、自分もその渦中にいたら、きっと不安になると思うから気持ちもわかる。
今思うと、塾の先生やそれに洗脳されている周りの友達に 自分も心配を煽られていたように思うところがあります。

そのビジネスをしてる人からは嫌われそうですが、社会全体が受験ビジネスからマインドコントロールされてしまってないかな。。

でもきっと大きなビジネスだし何十年と続いてきた制度だから、誰かの一言で 受験という制度が急になくなる事はないでしょうね。。。

偏差値という数字で学校をレベル分けするのも、その数字からの印象で人を判断しがちですよね。中にはそれが原因で、自分自身に劣等感を捨てきれない大人達だっている。でも、人の才能は、受験勉強のテストの成績だけでは測れない事もたくさん。 みんなね何かしらの得意があるんだから、それをのばして、追求できる学習環境があったら、子供の頭は柔軟だから、興味から視野も思考も広げていけると思うんだけどな。 

先生の大事な仕事は、一方通行で教えるというよりも、その道を切り開くガイド役。そのために、ヒントや知識を共有してくれて、子供自身が探究心をもって学べる。
私はそんな先生が自分の子供の担任だったらとても嬉しいです。

目標に向かって努力を積み上げていく事は、とても素晴らしいと思う。
それが、受験勉強のような問題集を解いていく勉強にやりがいを感じるなら、その子はそこに時間をたっぷり費やして、学問を追求するのも素晴らしい。

でも、子供本人は探りたい、追求したい、挑戦してみたい興味が別の所にあるのに、受験生だから 受験勉強のためにその時間を諦めなくてはならない。 そして受験に受からないと行きたい学校へ進学ができない。。。友達と同じ学校へいけない。時間もお金もとてももったいないと思ってしまうんです。

「今だからできること」「子供時代だからできること」日本の子供達、やらせてもらえてるのかな。。。。。

社会に出た大人達が、ブラック企業体制の中「おかしいな。。」と感じていても、周りがそれが普通という文化を作り上げているので、それに「おかしい」と声を上げようとする方が常識がないような扱いを受けてしまう。だからそうならないために周りに合わせてしまう。 

でもそれは、離れてみればやっぱりおかしなことだった!

部活も近いものがあるけれど「受験」もそれに似てない?

まだ10年ちょっとしか生きていない子供達が、大人のような感覚を求められ 自分を抑えて我慢して頑張ってるように感じてしまうのは考えすぎでしょうか。 

もっと自由に子供達が、好きなこと、興味のあることに没頭できる時間をたくさん作れる教育制度に移行できたら、日本の教育も明るくなるように感じる私です。

同じような視点で、実践されてる方達もいらっしゃいますよね。
そういう活動を見聞きすると、がんばって!!っとエールしかおくれないけれど、心から応援しています。




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困らせようとしているのではなく、子供自身が困っているのよ

2022-12-01 | 学校関係
信頼できる大人の1人として、多くの時間を一緒に過ごす園や学校の先生も含まれていたいけれど、静岡県の保育園での虐待ニュース内容がショックすぎて。。

「躾という名の体罰は虐待である」ことを そうと認識していない家庭があったら 情報発信して伝えていく立場の先生が、虐待をしているというのは 言語道断。

虐待の対象になったお子さんはもちろんのこと、その環境にいたお子さん達への精神的影響などとても気になります。

どの年齢にも可愛さはありますが、1歳児って。。。私は人の一生で一番可愛い時期だと思うんだけど。 

ここまでひどい内容ではありませんが、私が実習で行ってた1、2歳クラスの担任2名も、私の中では これは精神的虐待に入る。と思った行為がいくつかあり、この園自体は問題なかったんだけど、この先生がいるクラスには、正直おすすめできないと感じました。

私を査定する先生だったので、どうしようかと1ヶ月迷って、カレッジの先生に相談したり、私自身がそんな事したり、言わなくても こうすれば子供は落ち着くし、伝わるんだよと近くで実践してみたりもしていましたが当人達には届かず、園のスーパーバイザーに相談したら、即対応。

その時話したスーパーバイザーが言ってた事で その通りだなと思った事

「今自分が園に来てる子供に対してしている言動を 親御さんの前でもできるかどうか」

これ、判断基準としても大事よ。って。 


家庭での虐待も同様で、「今自分がしている言動を、公共の場でもできますか」

って、良い判断基準ですよね。

まだ言葉で上手に伝えるスキルは育っていなくても、1歳児はすごくよく周りを観察している。聞いてる。感じてる。そして理解しています

大人も疲れている時、寝不足が続いている時ににギャーギャー理由がつかめず泣き続けられると、確かにしんどい気持ちもわかります。 

私の場合は、最近は我が子達はすっかり大きくなってしまったので、お預かりしてる1歳の子達が泣いてる時は、大抵は「ママかパパに会いたい」。その他、痛かった、びっくりした、こわかった、嫌だ、体調おかしい、お腹すいた、疲れた。。などの理由もあると思います。理由は子供の頷き反応などを見て、「その気持ちを言葉にして共感」してあげるのが一番落ち着かせるには効果的かなって感じています

「ママに会いたいよね。ママと遊びたかったよね。お家帰りたいよね。そっか。そっか。」そんな感じで抱っこしながら話してると、大抵落ち着きます。

落ち着いたら、周りで遊んでる子達の様子見せたり、興味持ちそうな対象を見せたりすると、気持ちが遊びに切り替わります

子供が泣く時。あまりに泣かれると辛いかもしれないけれど、ママや先生を困らせようと思って泣いていることはないから。

むしろ、子供が何かに困っていて泣いているから。どうしていいのかわからないよお〜で泣いてることもあるから。

何に困っているのかな。どういう気持ちを表したくて泣いているのかな。

それらに理解を示して、言葉にして代弁して伝える、共感することは、怒鳴ったり、閉じ込めたり、叩いたりの虐待をするよりも、ずーーーーーーーーと 健全に発達を促せますね。





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受験による歪み!?

2022-11-21 | 学校関係
残念な事に、今すぐに変えられることではないのが現状でしょうから、まさに受験合格に向けて頑張っているご家族をもし傷つけてしまったら申し訳ないのですが。

突っ込まずにはいられない(うざかったらごめんなさい)。。なんじゃこりゃ。
見出し、大袈裟じゃない???


アンケート総数たったの400人ちょっとからのデータ。
しかも全国で400人の親って。。。あまりにもデータ数少なすぎない?

文科省のHPからのエクセルデータによると日本の小学生人口600万人以上のようなので、大多数の親御さん達はこの歪んだ価値観が、将来の子供にとって良い事は無いことに気づいていると信じたい

もしも400人ではなく、400万人の親御さん達が、このアンケート結果のように小学校のクラスを教科のレベル別にしてほしいなんて思っているのだとしたら、日本の教育終わってる。。。

受験があることで教育観が歪んでいるとしか思えない
と、感じさせられる内容でした

そもそもこのアンケート対象の保護者とはどういう家庭環境で、受験への感心度があるご家庭なのかも不明なので、データを鵜呑みにしないのがいいと思いますが、この、見出し、いやらしいね〜。歪んだ価値観を広げる。
これをこのまま「そうなのか〜」とこっち側に流れないで欲しいですね

400万人の親御さん対象のデータみたいな〜。

カナダにも同様の考えを持つ親御さん達は少なからずいます。

でも「多様性」「インクルーシブ」という考えがカナダでも世界の他の国の教育現場でも浸透しつつある中、このアンケートに答えた半数以上の親御さん達は、「古い教育観に執着してこだわっている」事に気がついて欲しいな。

偏差値のような数字で人の優劣を判断し、周囲よりも優越感に浸るような大人に自分の子供がなって欲しいのでしょうか

それとも、色々な得意不得をもつ人達とお互いの得意を尊重しながら創造していける力を持つ大人になって欲しいでしょうか。

どの親御さん達も、我が子を思って、将来を心配して一生懸命なんだと思います。でも、それは見方を変えれば「我が子のことしか見えていない。考えていない。」しかも狭い視野で。
多様性やインクルーシブな考え方とは正反対だし、もしかしたら その親御さん達には理解できない事なのかもしれない。。。とすら思ってしまう。

受験という呪縛に取り憑かれている事で、せっかく子供自身がグローバルな視点を身につけられる機会があっても 恐らくその感性が育っていない為に、親子共々学ぶ機会を奪われてしまう。
視野も心も広がるどころか とても狭くなってしまうのでは?

誰しも得意不得意があるのが当然で
それは受験の合否に関係してくる筆記試験で判断される事柄に限らずなのにね。

以前Howard GardnerさんのMultiple Intelligencesをご紹介した事がありますが
どの子にも、少なくとも1つまたはそれ以上の得意があります。その中には筆記試験だけでは見抜けない秀でた素晴らしい才能もたくさんあるんです

社会とは、それぞれの得意を生かせることで、健全に成立すると私は思っています
自分の子供にどんな得意があるのか、それを見つけて応援するの、楽しいと思いませんか。

バリアによって人を疎外したり、振り落とすのではなく、バリアに気がついたら、それを限りなく小さく、または取り除き、バリアフリーにできる力。そんなクリエイティブな事ができちゃう才能素敵じゃない?

色々な子達が集まるから面白い小学校の頃から、テストの点数に一喜一憂して、特定科目の得意不得意で周りと比べているような学習環境では 多様性も創造性も学べないですよね。ましてや偏差値や合否で人の才能の有無を判断したり、自己肯定感すら左右されてしまうなんて、本当に愚かな事であり、家族との時間、友達との時間をたくさん削って、受験の為にと大量の時間とお金を費やすののとてももったい。

喜んでいるのは受験ビジネスの業界じゃない??

もったいなすぎるよ〜
心が受験病にいかれちまってる。。と思うのは、きっと私だけではないはず
周りと比べるから、心も病む。これは大人自身もわかっている事だと思うのに。

語学や数学の難しい問題に挑戦して、試験勉強スタイルの学習が好きな子は、どんどんやればいい。目標に向かって頑張る事は、素晴らしい事だけれど
その目標は必ずしも「受験合格」である必要なないと思いません?

でも日本は、受験に合格しないと行きたい学校へ進学できないのも現状。

世界を見渡せば、日本や近隣国のような受験制度がなくても才能を活かしている天才達はあちらこちらにいますよ。
日本にも今とは異なる進学制度を設けられないんでしょうかね。

子供はその時感じてる興味に注ぐ時間をたっぷり作る事で、そこから発見も学びも自分で広げていける力を持っています。あれこれ短期に突っ込まなくても、その学習に適した時期が来ると、自分から興味の範囲も広げていける。
結果的に、知識も教養も深まっていく。

探究学習は、時間はかかります。

親にできる事は、子供の興味関心事に耳を傾け観察し応援し続ける事。必要があればサポートをすること。興味の対象は年齢によっても変化しますが、その興味に共通する事柄もだんだん見えてきます

子供時代だからこそ、思い切り遊べる。
小中学生の今だからこそ、友達との時間、家族旅行も楽しめる。
仕事や提出物の締め切りに追われることのない時だかこそ、失敗もどんどん経験して、面白いな。と思ったことに自分の興味に時間を費やせる。

そうやって伸び伸びと、周りのお友達とも時間を過ごせる子供時代を送った大人が作る未来の社会には、わくわくがたくさん生まれそうじゃない?





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日本人っぽい目の表情!?

2022-11-14 | 学校関係
代行のお仕事で小学校のアフタースクールへ行ったのですが、そこで初めて会った次男くらいの年の子が、サークルタイムで床に座っていた時に すっと私の横に来て、寄りかかるようにジャケットの袖につかまってきたんです

疲れてるのかな?と、まー嫌な気はしないので、特にそこに抵抗はせず たわいもない会話をしていたのですが、その子が外へ出るときに私の方へ来て

「日本人?」と聞いてきたんです。

びっくりしました。

だって、小学校3年生くらいの子が、中国人でも韓国人でもなく「日本人」と聞いてきたので。

「そうだけど、どうして日本人だと思ったの? 日本人のお友達がいるの?」と聞いてみると、日本人の友達がいるわけではなさそうでしたが

「目の表情」と言ってました。

へえ〜そうなのか〜
びっくり。

しかも私はマスクをしていたので、鼻と口はマスクの中。

すごくない?

その子の中では、中国人でも韓国人でもない日本人かな?ってのを目の表情で見分けているという、感覚的センス? すごい子だ!と思いました

その子が「私がどこの国からきたかわかる?」と聞いてきて
「う。。ん。。わからない。。どこなの?」と聞くと

「ウクライナ」だとのことでした。

あ。。。そっか。。。 戦争がきっかけで来たのか、その前から来ていたのか 状況も状況なので、私もどこまで聞いて良い事なのか わからなくて。。
そうなんだね。今たいへんなことになってて悲しいね。程度のことしか言えませんでした。

日本人の皆さん。目の表情に特徴があるみたいですよ〜



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教育にお金が必要なわけ

2022-10-31 | 学校関係
このお金とは、塾や受験、授業料に個人が個人の家庭に必要なお金のことではなく、社会に生きる子供達が その子が持つ能力のレベルや、家庭の経済事情、障害の有無に関係なく平等な教育を受けられる環境を整えるためのお金です

今日このニュースが気になりました
 「障害ある子を分離、人権侵害」 大阪の親子が人権救済を申し立て


カナダでも 以前は分離が主流だったようです。障害ということにネガティブなイメージしかなかった時代は、生まれてきても死産で報告されたり、即、施設に分離。なんて今では信じられない時代もあったようです。 きっと世界中で同じような事が起こっていた/今も起こっているのでしょう。。残念だしもったいない。 きっと、その中にも、多くの「天才」「逸材」がいた事でしょう。

カナダでは最近はインクルーシブ教育が主流で、障害の有無に関わらず、できるだけみんなと同じ教室で学ぶ。が、生まれた時から定着していると、私は感じています。

子供を環境に合わせるのではなく、環境を子供の必要性に合わせていく。
という考え方だと理解しています

簡単に言うと、例えば、この生徒は車椅子だから段差のある学校に通わせられない。
ではなく、段差があるから車椅子の子が通えないのなら、段差をなくして車椅子でも通えるようにしよう。

この子は学習障害があって読み書きについていけないから、通常学級には通わせられない。
ではなく、読み書きに取り組むのに人一倍時間がかかる。支援がいるのなら、その支援できる人(スタッフやボランティア)の協力を得て 本人が望む通常学級に通わせられるようにしよう。音声や口述で解決できることなら、それも利用しよう。

この子は注意散漫で落ち着きがなく授業に集中できなくて他の子達も困るから、通常学級には通わせられない。
ではなく、この子は注意散漫だから 視界に入る掲示物などの情報が少ない席に座らせてみよう。
椅子に座る事が苦手なら、別の座る環境(クッションやバランスボールなど)を使ってみたり、手元で柔らかくつぶせる小物を握らせてみよう。誰かが側にいた方が集中力を保てるなら、スタッフかボランティアに支援をお願いしよう。

注意散漫になる理由の中には、学習内容がその子には簡単すぎてしまい、退屈で刺激を求めている場合もあります。英語・フランス語という母国語に対しての壁があってそれが理解できない事に 問題があることもあります。

そのバリアによって、子供を分離するのではなく、そのバリアをどうしたら小さくできるのか。を考えて環境を整える事で、必要以上の分離がなくなります

もちろん担任の先生一人では限界があります。だけど、支援の先生やボランティアの存在があることで、多くの子達が分離や隔離をすることなく学べる環境が作れます。

そのためには、設備、教材、人材への費用が生じてしまうのも現状です
だから、お金が必要なんです


それと、子供は、自分と異なる刺激からも学ぶ力を持っています

歩けない子、喋れない子が、同じような子達だけ過ごしているのと
歩ける子、お話ができる子達と一緒に過ごすのとでは、どちらがより発達を期待できると思いますか。。

赤ちゃんが言葉や行動を発達させていくのと同じで、見る事、聞くことからの刺激で、たくさんの事を学べます

私が以前短期のお仕事で行った2、3歳クラスに、ダウン症のお子さんがいました。他の子達は走ることができ、三輪車に乗ったり、少し高さのある場所から飛び降りたりしていました。そこにいたダウン症のお子さんは、まだ歩くことができません。でも、観察していると 動きが一般的な1歳前後のお子さんと似てると感じて、この子。。。もうすぐ歩けるようになりそうだなと思いました

乗るタイプの倒れにくい車のおもちゃを支えに立たせてみると、しっかり立っていて、ゆーっくり車を進めてみると、それに合わせて1歩出そうとしてるのがわかり、ただ、膝が外を向いていたので、前に向けて、膝がつっぱらないように軽く膝の後ろを前に押してみました。そしたら、1歩進み、2歩進み。。自分でもすこーし押しながら、ヨチヨチ車を推し進めて歩きました。

それをみて、この子は、他の周りの同年代と比べると、身体的な発達は1年くらい遅れているかもしれない。でも、この「歩き出す」というプロセスは、今走り回っている子達が歩き始めた時と、同じだな〜と痛感したんです。

脳損傷などで機能不全や、重度の身体障害を持つお子さんは歩行器が必要だったり、手話や補聴器。点字など別の学習アプローチも必要になるけれど、
改めて、観察の大切さと、その子の発達段階に応じた適切な支援。そして、周りからの刺激。これによって、成長スピードはそれぞれ異なっても確実に発達していく様子を実感しました。

でもこれが、もし30人の子供に担任が1人の環境だったら。。。。他の子達の安全管理も考えると、丁寧な支援をするというのは難しいですよね

この時は10人の子供に、3人のスタッフで対応していました。

もちろん、この時は3人分のお給料が発生しています。 でも、じゃあ、これは無駄な出費?そう思われたら残念なことだけど。。。。

障害の有無ではなく、子供それぞれが持つ得意不得意に対応できる教育環境で学べるって、子供達楽しいと思います。

でもね、そこで仕事をするスタッフにも生活があり。仕事として人件費もしっかりいただくことで、働く人達も、自分の仕事が尊重されている気持ちを持てるし、よりよい教育環境を整えていく励みにもなると思うんですよね。

だからね、教育には温かい支援が。お金が必要です


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日本でも導入した方が良いと思うーVulnerable sector checkー

2022-10-24 | 学校関係
先日少し触れた性犯罪について。
これはなかなか明るみに出にくい最悪な腹立たしい犯罪の一種であり、犯罪者側の心理としては「子供が強く抵抗できない」ところに魅力を感じるそうです。

なので、支援が必要なお子さん達はさらに リスクが高いと言われています。なぜなら、体で抵抗ができない。声に出して伝えられない。言葉で説明ができないから。

本当に最悪な犯罪です。

兆候は「その相手がいる家に行くことを頑なに拒む(親戚や友達、祖父母のケースもある)」「その相手が家に来ることに不安を見せる」「その年齢に適さない言動を見聞きする」「下着に血液などが付着している」他にもあるけれど、何かあれ???と感じることがあったら

決めつけず、まずは子供の表情、様子を注意深く観察すること
話ができる年齢で、本人が話せる状態なら話を聞く。

でも、絶対に「その子の存在・それに不運にも関わってしまったことに関して、否定、拒絶、自分はいけないことをしたんだと子供に感じさせてしまうような ネガティブなコメントは避ける」

その子は全く悪くない。悪いのは犯罪者。

だけど、その場を直接見ていないのなら、加害者を決めつけた発言も避ける。

疑いがあるなら、固定観念や先入観は入れずに、子供の言動をそのまま記録しておき、警察、児童相談所など適切なところに連絡して、そこから加害者に対応してもらうのが良いと思います。

これは子供に限らず、介護が必要な人は年齢に限らずリスクが高いと言えます

日本のニュースでも、ベビーシッターによる性犯罪が取り上げられていました。
ニュースでは「男性」と書いてあって、きっと多くのそんな事をしない男性ベビーシッターさん達や、保育者達も怒りと、嫌な気持ちになっていると思います。

犯罪者は「男性」だけではなく「女性」もいます。老若男女です。

じゃあ、どうしたら防げるか。。

その1つとしてカナダでは、ボランティアであっても子供、教育、看護、介護に関わる環境に入る前には「Vulnerable sector check」の提出が求められます

無犯罪証明「Criminal Record Check」の一種ですが、その中でもさらにセキュリティーレベルの高いものです。

申請も個人のローンについての質問などプロセスを要します(申請者が間違いなく本人である確認プロセスとして)。ボランティアなのに。。。とそこはマジでめんどくさい。

費用もかかります。。。半年間有効で$40
学校のボランティアなどで、学校からレターをもらうと半額の$20(私が住んでいる地域では)

私自身、実習も続いたり、来月から少しだけボランティアに参加する時間もできたので、この2年間半年毎に再申請しています

その他の犯罪歴ももちろんですが「性犯罪」でマークされていた場合も、しっかり記録が残ります。また、これらの情報は州だけでなく、国レベルにも開示することに同意をしてからの申請です

性犯罪、虐待をした人、教師達は、まず子供と関わる現場に戻れることはないし、
この証明書で陰性が証明されない人は、子供と関わる仕事に採用される事はまずない。
それくらいセキュリティが高いです。

犯罪の再発防止には、日本でも絶対これ、導入した方がいいと思います。

ただね。。。。現場の先生達の更新制度についてはやや不明で。。。
私自身、以前カトリックのスクールボードでの仕事経験があり、今も代行登録を継続しているんだけど、その無犯罪証明の更新はウェブのボタン1つでできてしまうんですよね。。。 なので私、犯罪者じゃないけれど、こんなんでいいのか!?と毎年疑問。

あとは、パブリックの方でも、EA(学習支援スタッフ)としてずっと仕事をしてる人の話によると、5年くらい更新を求められていないとか。。。で、お互いに、やばいよね、それ。って話を最近しました。

まーただ、現場で性犯罪や虐待行為が発覚したら、即解雇間違いなしですけどね。

年々セキュリティレベルがあがっていくのは、やっぱり現実的にそういった犯罪があるから。なんだと思います 
習い事先のコーチから。。とかそういうニュースも見ます。

一生涯のトラウマを残す。それくらい深刻な犯罪です。



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学校のクラブも多様ね

2022-10-19 | 学校関係
長男が通う中学校でも、今年から部活動が昨年以上に復活していて日本の部活のように、毎日、週末も休暇中も参加。。。ということはなく、1日2回ある食事+休み時間のどちらかを使ったり、週1〜2回放課後1時間ちょっとという活動時間が多いみたいです。

自分でこんな部活あったらいいな。と思ったら、提案して顧問の先生や場所が得られれば作ることもできるみたいです。
昨年立ち上げたECOクラブも、顧問の先生が大怪我をしてしまってしばらく学校へ来れなかったのですが、今週からいよいよ再開のようで楽しみな様子。
お友達に卓球クラブを作りたいという子がいるらしく、器材のファンドレイジングなど一緒に考えてるみたいで楽しそうです。
使っていない卓球台が地下室の隅に眠っている家が学校近所に絶対あると思うな〜。

所属はしていないけれど、LGBTQ+クラブというなかなかユニークなクラブもあるようです。
どんな活動するの?と聞いてみたところ、詳細はわからないけれど、それについての応援とか、認知を広げたりとか、そういう活動じゃないかなと。

このLGBTQ+,日本ではどの程度認知されていますか。

今ね、これ、さらに進化していて、今は「2SLGBTQIA+」らしいです。
私も子供に聞いたので、子供達の方が詳しいかもしれませんね。
Googleで検索しないと私は知りませんでした


個人的には、ここまで増えると段々わけわからなくなってくるので
わざわざカテゴライズしなくても「みんなそれぞれ見た目も、好みも違う」でいいのでは?と思うけれど、該当者の方達はきっちりわけたいこだわりがあるのでしょうかねえ。。

いまだに国や地域によっては同性愛者というだけで拒絶する人達もまだまだ多いようで。。。残念ですね。その人達は何にそんなにこだわっているのかと不思議。

ちなみに、長男のクラスメイトにも自分は同性愛者なんだ。と仲良い友達同士に話してる子もいるし
次男のクラスにも、友達の中に身体は女の子で、トイレも女子トイレ使ってるけど、男の子になりたい。って子がいて、時々一緒に遊んでる。と言ってます。


別にそれに対して、子供達も「そうなのね」くらいに受け止めていて、差別したり、変に意識したりもないみたいです。


こーゆーところ、カナダの学校(カトリック系はわからないけれど、少なくともパブリックは)いいなって思います。





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改めて、カナダ黒歴史について

2022-09-21 | 学校関係
この秋3ヶ月は子供の虐待についてという重たいテーマを扱うコースを受講中なんですが、1週目から精神的にきつい。。。。
勉強時間が寝る前になってしまうこともあって、胃の痛みと共に眠りについたり、悪夢を見てしまったり。。

以前ニュースにも大きく取り上げられていた 1870年代から1990年代という長期間にわたりカナダの先住民の子供達を寄宿舎に強制収容し、残虐行為が行われていた事実。


1990年代なので、我が家のダディ君が高校生くらいまで この制度は続いていた

私が住んでいるオンタリオ州にもいくつかあったようです。
南の方の黄色いドットあたりがトロント近郊。
赤いドットが寄宿舎があった場所
紺色のドットはそこに埋められているであろう遺体や墓地の調査が完了した場所
黄色いドットはその調査が行われている、または計画中の場所

オリジナルの記事はこちら


ダディ君は学生時代、先住民の方達とはお互いを尊重し、友好関係を築いていると学校で教わってきたとのこと。

しかし、現実は真逆で、15万人もの子供達が、まだ幼い5歳6歳の子達も含め、突然拉致誘拐され、彼らがもつ言語と文化強制的に奪い
キリスト教に基づくと言われる教え、西洋の教育と文化を教えていくと言う名目で、その寄宿舎では 身体的、精神的、性的虐待、ネグレクトのフルコース。

神様はそんな残虐行為を良いと思うわけがない。と願いたいし
多くの信者はこの行為は間違っていたと表面ではなく心から思っていると願いたい。

他州のいくつかの寄宿舎近くで、何百という子供の遺体が発見されたことで
カナダ国内では誰もが知る大きなニュースになりました

推定6000人(それ以上とも言われている)の子供達の命が そこでの虐待、餓死などで奪われているとの話です

カナダの初代首相 Sir John Alexander Macdonaldが、この計画をすすめ (この名前を持つ学校は先日改名されました)
政府公認の拉致、誘拐がカナダ全土で行われていました

家族に会いたくて泣いているまだ幼い子供達のところに来た大人達は
子供の気持ちに共感することもなく、助けてくれるわけでもなく、子供達の髪の毛を引っ張り引き摺り回して 誇りに思い大切にしていた髪を無理矢理切り、体罰を与えていたとのこと


子供達は番号で呼ばれ、何をするにも軍隊のように整列。
少しでも言うことを聞かない、規律を守らないと身体的な虐待に合う


手作りの電気椅子などもあったらしいです


ろくな食事も与えてもらえない


歯の治療だと言われ、手足を固定された後
歯医者はその場を去り、後から入ってきた神父からの性的虐待
ボイラー室などの密室での性的虐待

年齢男女関係なく虐待行為は日常茶飯事。
恐怖に怯え、泣き叫んでも 助けてを求めても、そこにいた大人達は誰も助けてくれない。
目の前で他の子達が虐待に合う姿を目の当たりにする。

誰もが1度はその環境から逃げようとする。
でも逃げられない。戻れば虐待にあう。そして亡くなる子達もいる
戦争や、捕虜体験と同様に、多くの人達は心を閉し、口を閉し、この事実は隠されてきた。


1980年代に、ようやく そこから生き残れた先住民の方達がこれらの事実を語り始めた。
そこで少しずつ事実が明るみになり、2008年の当時の首相 Stephen Joseph Harperが 政府から先住民の方達への正式謝罪を行った。
これは、私がカナダに来て間もない頃で、覚えています


そして2021年に何百という子供の遺体が寄宿舎近くで発見され、1980年代に事実が明るみになり始めてから約40年後の今年(2022年)、ようやくカトリックも事実を認め、ローマ教皇が直々にカナダへ来て正式謝罪


虐待はトラウマを生み、その人の生涯にわたってネガティブな痕跡を残す。
この先住民問題は、公になったことで 多くの人達に衝撃と共に知られることになった


先住民の方達との溝は今も決して埋まってはいないし、今も差別や虐待のトラウマに苦しんでいる方達がたくさんいる
寄宿舎から生き残った方達は先住民の言葉や文化を知らないため、先住民達に受け入れてもらえず
一般の社会には、先住民だからと受け入れてもらえない。そんな狭間に「自分は何者なのか」と悩み続ける人達も多いという
未だに完全な解決には至っていないカナダの大黒歴史です。


でも、この件を隠さずに公にしたことや、政府が正式に事実を認め謝罪ができるところは、カナダのすごいところだなと思う


間違いなく、同じような問題は、カナダ以外の国でも起こっているだろうし
過去ではなく、今まさに そういった虐待環境にいて助けを求めている人達がいる


権力の有無、お金の有無、言語や文化の違いがあっても、みんな同じ「人間」なのに。
なぜこのような事が起こってしまうのか。とても悲しい。


長期にわたりその寄宿舎で、泣き叫ぶ子供達を日々目の当たりにしながら
誰一人「これはおかしい」「助けたい」と思わなかったのだろうか。。。
思っていてもその大人達もそこから出られなかったのだろうか。


私は自分の周りにいる子供が困っていたり泣いていたら助けたい。
子供の喜怒哀楽に共感してあげたい。


カナダのデイケアや学校に足を運ぶと、本当にクラスの人種がバラバラなのが当たり前。
肌の色や言葉、文化が違う事に、子供達もそれが当たり前で育っているから
そこをあえて特別な話題にすることも日常ではない


でも、なんとなく感じるのは、私のように移民してきた人達の方が
多様性、インクルーシブという考えも知らない人達が多いのかもしれない。
私自身も言葉は聞いた事あっても、深く考えたことは勉強するまでなかったなと思う。


日本でも話題になっていたけれど「躾という名の体罰」これも カナダではタブー。
でも、育った国の背景によっては、それがあって当たり前の環境で育ってきた子達がいるのも現実
子供自身はおかしいと思っていても、その躾方法しか知らない親は
「しつけという名の体罰」はメリットを生まないということを認識していない


そこを、その方達の生きてきた道を否定する事なく、でも体罰は良い方法ではない別のアプローチを伝える
子育て家族と関わる仕事をする上では、そういったスキルも求められるのだなと感じます


虐待の連鎖。。。とめられたらいいのに。

興味を持ってくれた方は少し長いビデオだけど、こちらで学べます
でも、一気に見ると心が折れるかも。。。私は3回に分けてみました


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Snowpeople

2022-07-18 | 学校関係
大学の時に、少しかじったフランス語。私の中でとても抵抗があったのが 男性名詞、女性名詞。

何を基準に、男性か女性を見極めるのか。。。覚えるしかないのか。。

それがとてもストレスで、わけわからん。。と断念した言語でございます。

でも日本語の数えるものによって変わる単位や、1つの漢字に読み方が多数ある複雑さを日本人は使いこなしてしまうのと同様に、生まれた時からその言語に触れてると、自然な感覚で身に付いてしまうんでしょうかね。

子供達は学校でフランス語をやっているけど、やっぱりそこは何でそんな変な括りがあるんだろう。。と思うみたい。

でもこれ、固定観念が強い人だったら、きっとこれは男性イメージにするだろう。これは女性イメージにするだろう。という感覚で分けてみると、だいたい分けられる(笑)

これからの時代も、この文法は変わらないのでしょうかねえ。。
それとも、時代と共に変化していくのかな。

anti-bias (偏見を持たない/差別しない)とかInclusive(インクルーシブ 疎外感を与えずに一緒に)と言う言葉は幼児教育の勉強をしているとよく出てきます

カナダの環境でいいなと思うのは、見た目(肌の色や体型、目や髪の毛の色)、使っている言葉、アクセント、好み、宗教が、自分と異なる人達が周りにいるのが当たり前の環境。

なので、生まれた時からそういう環境に接している子供達は、その違いが当たり前の事であって、あえてそこを話題にするような事でもない。とわかっている。

どちらかと言うと偏見があるのは大人達。
何が差別偏見になるのか、インクルーシブとは何かをちゃんと理解できてない大人達。残念ながら 同居家族があまりに強烈な差別偏見を持っていて、普段からそれを聞かされていると、子供もそうかと、いう意見を持ってしまう場合もある。。でも、ちゃんと学べる子達なら、、自分でも勉強して 望ましい情報を習得し 自分なりに差別偏見の極力ない考えを持つことができる

「肌色」も今は日本でも 私が子供の頃の「肌色」色鉛筆は別の名前になっているはず。
同じ日本人同士ですら、同じ色ではないもんね

小さなお子さんに、見せる情報も結構考えなくてはならないことがあって

例えば「お医者さん」「看護師」「警察官」「エンジニア」「保育士」「パイロット」「ピアノの先生」「シェフ」「土木作業員」「介護士」「ハウスクリーニング」「ブティックの店員」「ネイルアート」「バスの運転手」お仕事はたーーーーーくさん世の中に溢れていますが、これらを子供達に紹介したり、お仕事を話題にした活動をする際に どんな写真や絵を用いるか。

ここで性別に偏りのある情報を見せてしまうと、小さなお子さん達は、そのイメージを受け取ってしまう可能性がとてもたかいようです

なので、大人はそんな事にも気を配りながら、子供に接する必要もこれからは重要視されそうです

そう言えば、英語で「雪だるま」は「Snowman」と辞書に出ることが多いと思いますが、「Snowpeople」という言い方も、増えてきてるんですよ〜。

私は初めてSnowpeopleと聞いた時は、ん??除雪する人?と思ってしまいました。。



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衛生管理

2022-06-13 | 学校関係
今日は実習がお昼からだったので、次男を学校へ送った足で義理の両親宅へ立ち寄ったら、朝ごはんいただいちゃいました

嬉しい。一番早起きして、家族の弁当や朝食用意してるけど、自分に対してって適当になっちゃうんだよね。。時間もないし。
誰かが食事を用意してくれるって、本当にありがたい。


ところで、先日ちらっと書いたツッコミどころ満載の今の実習先。。
センターが。。。というよりもクラスの担任によって当たり外れがあるのが現実なのかな。。。と、他の同じような職種の人達の話からも感じます

なので、人に勧めるには学校と同様 担任を選べないので、なんとも言えないねえ。。

子供に対しての接し方もツッコミどころ満載なんですが、もう1つ 衛生管理がね。。。神経質な私としては色々と気になってしまっております。

まず実習初日、スクリーニングはどうなっているんだ!?というくらい クラスの大半が咳してるし、鼻水ダラダラ、発熱してる子もいる。。
大人も咳してる。。

そして私が気になったのが、狭い空間に10人近い子供達+私を入れて大人が3名いるんだけど、窓もドアも全部閉まってる。

1歳2歳児なのでマスク着用も難しいから仕方のない事ですが、くしゃみ目の前でかけられるし、抱っこ〜と鼻水つけられたり。

せめて換気を。。。と、窓を開けていたのですが
担当の先生がその行為に疑問を抱いたようで 翌日も窓を開けていたら

「どうして窓をあけるの?」

そんな質問をされて え????と、 固まってしまいました。

(あなたも含め、そこらじゅうでくしゃみや、咳き込んでるし)という部分は飲み込み
「空気の入れ換えをした方が良いかなと思って」と答えると

「なぜその必要があるのか」と。。。。

これだけコロナ対策を続けてきたのに、この返答には あ。。。。私 この人と感覚合わないかもな。と思いました

理由としては、学校の空調+空気清浄機のようなものが回っているから、換気の必要はないと思う。という事でした。

先週火曜日も、久しぶりに風邪引きがいて、ちょっとこの子しんどそうだな。という子がいたんだけど、金曜日に行ったら、その先生は体調崩して欠席、もう一人の先生も声が出ないと風邪引いた様子。

それとね、マスク着用の義務は解除されたんだけど、私と他のクラスの中国人の先生以外はほぼマスクしてないんだよね。。。で、私もその子に同じ曜日に会っていて近くで接していたけれど、なんともなかったので、やっぱりマスク効果はある程度あると感じました。

今日は欠席していた先生も来ていたのですが、案の定 咳をしていて、さすがに今日はマスクを着用していたのですが、それもね、頻繁に顎にかけるんですよ。。。。
そして、その状態で咳き込むから、全く意味がないじゃーん!!!!!!!!!

寝かしつけ中も、その子供のすぐ側で咳き込んでいたので、その子が風邪を引いたとしても、納得。

しかも、お昼寝前の時間から参加したのだけど、やっぱり窓が全く空いていないんですよね。。
窓を開けたいけど、昼寝中は外の大きな音を避けたいと言ってたので、2時間我慢。その間に、寝ながら咳してる子供達もいるし、先生もマスク顎にかけて咳してる。。

またこの状況か〜!!!!
ホームデイケアもやっているので、ずっと気をつけているので、子供はある程度仕方ないけど、大人はもう少し気をつけて欲しい。というのが本音。

ラピッドテスト、何度やったことか。。
幸い今のところ結果は陰性だけど。

パブリックヘルスに相談したい。

それと、週に1、2回洗濯機を回しているようなんだけど、子供がこぼしたのを拭いたタオルを、濡れたまま放置していたり、濡れた状態でクローゼットに入っていたり、とても不衛生に感じてならない。

ランチの時に床にこぼした牛乳を、雑巾かペーパーナプキンで拭いたらどうかと思うのだけどモップで拭いていて、でもそのモップはその場では洗わないんです。

月曜日に食べこぼしと牛乳を拭いたモップ、「いつ洗濯するんですか」と聞いたら、「金曜日」 

まじでー!!!!!!! バイキン繁殖しまくりだよ〜!!!!!!!!!

そのモップを再利用した床に、子供達はゴロゴロしたりもする。。。

想像力の欠如!?

つい先日、嘔吐下痢のアウトブレイクがあったのですが、この状況を見ていると、そうなってしまっても納得。。。。

文句言っても仕方ないので、私自信は頻繁に手洗い、消毒、マスク着用。
そして、手で触れる部分の消毒。

使用済みタオルは洗って、今はちょうど夏の紫外線が強烈な時期なのでお昼寝中に外の日向に干して、乾いてから洗濯かごへいれるようにしています

他にも床拭いたタオルで、テーブル拭いちゃったり。。。

だめだよお〜。

パプリックヘルスの人も、私と同じ事言うと思うんだよね〜。
他にも書いたらリストができてしまうんだけど、

立場上「学生の身」なので、あまりぐちぐち言わずに、自分は衛生的に良いと思う事を続けています

それでもあまりにやばいでしょ。と思った事は「こうだと思うから、こうした方が良いのでは?」と、伝えてますけどね。

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久しぶりのキンダークラス

2022-05-06 | 学校関係
今日は学校の未就学クラスと幼稚園のクラスで数時間ずつお仕事に行ってきたのですが、どちらも初めて行くクラスで、名前を覚えてるのが大変(名前も多国籍なので、聞いたことない名前にもよく遭遇する)でしたが、とても楽しい時間でした

キンダークラスで、数人の男の子達が雲梯をしながらそれぞれの技を見せてくれました。その時に「僕が何歳だかわかる?」と聞いてくるので、正直背丈がみんな大きくて、小学生かな?と思う子達も多かったんだけど、「6歳かなあ」と答えると「どうしてわかったのー!!」と言われ、一番大きかった子には「8歳?」「ちがうよー」「7歳、いや、6歳?」と言うと やっぱり「どうしてわかったの〜」と驚かれました(笑)

そして、「あなたは何歳なの〜?」と聞いてきたので
「何歳に見える?」と聞き返すと

「26歳!」

どっひゃー!! まじっすか〜!!!!

あなた達のお母様達より、きっと私かなり年上よ〜。倍数から引いた方が26歳から足すより近いのよ〜。なんて思ったけど、もしかしたらこの子達6歳だから、ママ達がそれくらいの年齢なのかも〜!?

そんな事を思いながら、6歳児に言われた事に密かに舞い上がっていた私に

「えーもっと若く見えるよー。ティーンエイジャーにみえる」って。

ガハハハハ〜 まじっすか〜!!!

お。。。お。。。。おばはん。じゃなくて、お姉さんって事!? 

私、お菓子とか何も持ってないわよ〜。

もう1つ、今度は教室の中で6歳の女の子の発言に感銘を受けました

お絵描きテーブルで4人の子供達がお絵かきをしていると、その中の男の子と女の子が何やら揉めている。 少し離れたところから様子を観察していると、どうやら予備の紙をテーブルのどこに置くかで揉めている様子。

話、聞きに行こうかな。。。と思っていた時、同じテーブルにいた別の女の子が
感情的になって男の子に主張をしている女の子に「男の子は、みんなの手が届きやすい様に真ん中に置こうよ。って言ってるだけだよ。」と冷静に状況を伝えていました。

それでも、感情的になってる女の子は その別の女の子にも「私はここに置くのがいいの!」と怒っていたんだけど、その感情エネルギーに振り回されず「真ん中でいいじゃん。みんなが届くんだから」と自分の意見を冷静伝えている。

6歳でこんな客観的&冷静に意見を伝えられるなんて、この子すごいなあ。と感心しました

それでも「紙をどこに置くか問題」は解決する様子が見えないので

少し離れた席にいたその男の子を、紙やマーカーに手が届きやすい位置に移動して座る事を提案。

そして、双方に「あなたは、ここに予備の紙を置きたい。でも あなたはここに置くのが良いと思っている。私も真ん中がみんなが届いていいと思うけれど、こっちがいいの?」と聞くとそうだと言うので

「そしたら、ここと、ここ、両方に置いたらどう?」と1箇所にまとめるのではなく、それぞれが良いと思う場所2箇所に置くのを提案

すると、二人とも納得。「Happy?」と聞くと「Yes」とのことで、一件落着。

キンダーの年齢の子達と接するのはとても久しぶりだったけど、この年齢も可愛いねえ〜。


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クラブ活動

2022-04-25 | 学校関係
こちらの学校にもクラブ活動があるようなんだけど、日本と異なる点としては、所属したら毎日練習、休みの日も練習、休暇中も家族旅行より部活優先。みたいな雰囲気は全くないみたいです。

学校によって、クラブの内容によっても違うのかもしれませんが、季節毎に期間が設定されていたり、1ヶ月程度の短期クラブもあったり、年間続けられるクラブもあったり。掛け持ちもありみたいで、長男も1つ放課後の運動部にも参加しています。活動も週1−2回程度で、先生も生徒もそれほど負担にもならず 参加してみたいクラブに気軽に楽しく参加できるみたいです

前回のブログで少し書いた 長男が先生に提案してみたクラブ。
オンライン学習期間中に、こんなことをやってみたいのですが。。と、先生に提案メールをしたら賛同いただき、校長先生にお話してくださって、クラブ発足となりました。

最初は、釣りや水質環境などに興味のある人が5、6人集まればいいんじゃない?くらいに先生とも話していたそうですが、2学年で男女合わせて15人くらい集まったみたいです。

コロナでなかなか学校内でも会う機会がなかった他クラスの友達も何人か参加してくれてるみたいで、まだ始まって1ヶ月程ですが、週1回のランチの時間に集まれるこの時間、毎週楽しみなようです。

集まった子達が、どんな事に興味があるのか、クラブ活動としてどんな事をやってみたいか、そんな意見を出し合って、クラブ名が決まり、活動内容は釣りや魚に限らず「環境」に関する事で話がまとまったようで、今は2つの大きなグループに分かれ 魚や水質環境に興味のあるグループと、プラスチックゴミに興味のあるグループで、それぞれどんな事から始めるかなど 意見を出し合ってるようです。

魚&水質グループは、理科の先生が持っている水質調査キッドを使って、近くの池の調査から始めようかとか、プラスチックゴミグループは、隣の市ではコーヒーショップで使い捨てカップを使用する際は$1追加という働きをしているそうで、それらをどのようにして、自分が住んでいる市にも導入できないかどうかなどを調べたいみたいです。

長男の話を聞いていて、嬉しくなったのが、12歳、13歳、14歳くらいの若い子達が、環境問題に関心を抱いていて、改善させていくには何が必要で、何ができるんだろう。。と、考え実行する為にランチの時間に集まってるって、すごいな〜って。
明るい未来を感じました。

最初は、きっと顧問の先生がいないから実現はしないかも。。と思っていたようだけど、提案してみてよかったと言ってます

学年末まで今年は2ヶ月しかないので、やってみたい事リストにいくつ挑戦できるかわかりませんが、これから気候も良くなるし、できる事から挑戦し続けて欲しいなと思いました。

先生の知り合いに、トラウトを川に放流する仕事してる人がいたり、私の知り合いには、大学で川の水質調査に関わってる人がいると聞いたので、子供達の興味に沿ったその道の専門家の人と話す機会が設けられたりしたら、さらに楽しい活動になりそうですね〜。

きっと市内の他の学校にも同じような事に関心がある子達がいるんだろうな。
うまく軌道にのって、他の学校にも広がったら 調査データも増えるし、いいネットワークも生まれるんじゃない?なんて、私の中でも妄想が広がっています

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プロとしてのスキルを維持するために

2022-03-18 | 学校関係
私はECE (Early childhood education)という資格を取る勉強をしています。0歳から12歳の子供達と関わる仕事につける資格です。

保育園や幼稚園、学童で有資格者としての勤務もできます。カレッジのプログラムを卒業すると、ECEのカリキュラムを修了した卒業証明書がもらえ予定ですが、ECEと公的に名乗ってプロフェッショナルとしてお仕事をするには、レジスターをする必要があり、RECEと言われています

そして、この登録先が、The College of Early Childhood Educators (CECE)という協会??で、ここに登録すると、RECEとしての登録番号を取得でき、就職の際もRCECの資格を確かに持っているという証明ができます

最初はこの協会の役割がいまいち分かっていなかったのですが、最近ようやくわかってきた部分があります

2つ前に書いた日本の保育園での虐待ニュースと少し関係があるのですが

カナダ(オンタリオ州)の幼児教育は、主役は子供達。

発達(身体、頭脳、感情コントロール、社会性)を理解したアプローチ
観察によりその子の興味を探り「遊びから学ぶ環境づくり」
大人は子供の「ガイド役」。子供の言動をコントロールするのではなく、話を聞き、自主性を尊重し、問題解決できるように導きをする役割

そんな所をとても重視していると認識しています。
私自身はそこにとても共感を抱いています

このCECEは、オンタリオ州が掲げている幼児教育の指針を各地域の子供達と関わる場所で実践してもらうために、プログラムの修了&卒業資格をもつ人が登録をすることで、会員の中で情報のアップデイトやシェアができます

極端な話、経験年数は豊富なベテランの中で、一昔前ではよくあったけど、今では不適切なアプローチ。なども、今はそれは科学的にも違うんだよ。という情報のアップデイトができますね

また、不適切な言動が自分の職場環境で見られた際、それを職場の上司にまず相談することもありだと思いますが
それでも改善の期待が持てない場合、もしくは上司が話し合いを設けても改善する様子が見られない場合、日本のウェブで見たような園長先生自身に差別や偏見が見られるなどの場合、
CECEのスタッフが指導&教育に入り、それでも改善が見られない場合は、資格の剥奪もできるようです

例えば、しつけの一環としてタイムアウトをする人いると思いますが、それは心理的な成長面からも メリットはなく
一時的にコントロールしているだけで、本人が抱える問題可決への導きにはなっていないと言われています

怒鳴りつけるのも同様です。子供はその恐怖で一瞬 大人しくなり、言うことを聞くように見えるかもしれないけれど、たいてい何故怒鳴られたのかわかっているようでわかっていない。恐怖の方がインパクト強く子供の心に残ります。

それよりも、なぜそれをしようとしたのか。なぜこの状況が生まれたのか、その状況の場合どうすることがよかったか。子供なので できるだけシンプルに 「適切な解決方法」を伝えて導く方が、時間はかかっても長い目でみると、成長を期待できるとされています

RECEがプロのガイド役として、子供の気持ちや発達に寄り添うことで、子供達が心身頭脳共にバランスよく発達していけるように親御さんと共に促していくわけですが、こうした機関ができた背景も、私の想像もありますが
カナダでも不適切な養育があったのだと思います。もしかしたら他の職場では今でもあるのかもしれません。文化的背景の違いも想像できます

それを、どうしたら子供の発達のプロとして適切な対応ができるスキルを高く維持できるか。そのためにできた協会なのかもなと、私は感じました

例えば、職場の同僚が不適切な言動を関わる子供達にしていた場合、見て見ぬ振りは子供成長に何も助けになりません。子供はつらいだけ。
同僚ともめるのも嫌なことですが、上司に相談をしたり、それでも改善の見込みがなく、子供達にとってよくないと思う事が日常的にあるのならCECEに相談して、そこから改善へのアプローチをお願いすることができるみたいです

学校にも同じような協会があるのかどうかわかりませんが、時々日本のニュースで目にする保育士や学校の先生からの不適切な言動。
これに対して、指導&教育したり、場合によっては免許剥奪できる機関って日本にはないのでしょうか。

明らかに虐待である事に、仕方ないと目をつぶるのは、その子にとって本当に気の毒でしかありません。

ちなみにRECEを保持するために、CECEへは年会費を払います。
現職のRECEの方の話によると、ワークショップなどもあるみたいです。

子供達の適切な発達環境を整え、維持するためにも良い仕組みだなと感じています


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春休み前日

2022-03-11 | 学校関係
昨日のπコンテストの結果、長男のクラス合計数が、全校で一番多かったらしく、クラス全員にチョコレートが配布されたようです。

それプラス100桁以上覚えていた生徒達にも、チョコレートが配られたようで、しかもそれが長男の好きなチョコだったため、嬉しそう。

そして、隣のクラスのお友達は途中で間違えてしまってたそうで、一番は同じクラスのお友達だったそうです。

その子は、「お菓子のパイ」を1枚もらったそうです

次男の学校は春休み前で、久しぶりのパジャマデー。
そして、規制が少し緩んだ事も関係しているのか、ひっさしぶりの"Show and Tell"

自分の家から 好きなおもちゃなどを1つ(ただし、ゲームなど電化製品じゃないこと)持っていき、クラスメイトにそれが何かで、どうやって使うとか、どこが好きなポイントか。などをプレゼンする機会です

そして映画も見たらしい。

楽しそうです。


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