☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

講演会に行ってきました

2009-03-16 | Weblog
今日も晴れ
気持ち良い日だったな~
今日はトロントへ講演会に行って来ました『教育現場における子供の心理を理解する』という興味深い内容。
講師の方は英語スピーキングだったので、全てのポイントを完璧には理解できなかったかもしれないけど、勉強になりました
他の教室でお仕事されている先生方の経験談なども聞けて、『あ~うちのクラスにも同じような子がいるな~』とか思ったり。

私が担当している日本語クラスは学年はG2~G8が一緒で、レベルもバラバラ、バックグラウンドもバラバラ、勉強する目的もそれぞれ違います
なので、レベル別の教材を用意して、それを継続的に取り組む時間と、レベルに関係なくみんなで一緒に取り組める事などを取り入れるように考えています。

積極的に取り組んでくれる子もいれば、何をやっても興味がなさそうな子もいたり、私もレベルが違うから全ての子に同じ理解度は求めていないんだけど、取り組む姿勢などは気になるところだったんですよね。。

せっかく来てるんだから無駄に過ごしてほしくないと思う気持ちもあるし、簡単な事からも難しいことからも 自分の取り組み姿勢次第で得られる物は沢山あるって事に気がついて欲しいんだけど、小中学生にはまだ無理かなあ・・・
中には自分の意思で来ていないであろう子もいるから、どうしたらその子達にも何かやってみようという気持ちにできないかなあ等と考えたりするのですが、これも私の中にある基準で考えていたかなあと思ったわけです。

だんだん来なくなる子もいるし、だんだん取り組み姿勢がいい方に変わってきた子もいるし、取り組む姿勢は理想的ではなくても100%の出席率で来てくれる子もいるし、そういう子はもしかしたらクラスで日本語を聞いているだけでも本人にとっては満足なのかもしれないし、『色々な子がいていいんだ』『ペースは人とそれぞれだから長い目で見ればいいんだ』 というとてもシンプルな結論になんだか気持ちがスーッと軽くなりました
行ってよかった☆

それと印象的だったエピソードの1つに、ある方のお子さんから 一人は16歳、もう一人は20歳を過ぎてから、『お母さん、あの時日本語教室に通わせてくれてありがとう』と感謝の言葉をもらったそうです。

自分から日本語や日本文化に興味があって勉強する子もいれば、自分の意思というよりは、バックグラウンドに日本があるので、親から言われて行かされている状態の子もいるわけです。
英語圏で生活しているので、友達同士では英語の方が慣れてしまうのは仕方のない事だし、日本語を使う機会があまりなければ必要性を感じないというのも普通の反応なんでしょうね。 それでも親としては将来の可能性を少しでも広げてあげたいから、頑張って欲しいと思うだろうし。そういう中で子供自らが勉強してよかったな~と思える瞬間は、ずっと大人になってからという事もきっと珍しくないんでしょうね。

色々と収穫のある1日でした☆

日も長くなって、西日に向かってひたすらドライブしながら家に帰ってきたのは6時過ぎ。あ~夕飯作るの面倒だなーと思っていたら、今日もPaul実家より夕飯のお招き
しかもたっぷりお土産付で☆ いつもいつもありがとう

そして、こちらのベーグル。な~んと!!!お父さんの手作り!!
買ってきたのかと思いましたよ
お父さん毎回大量に作るので、お母さんから『もうシナモンロールは当分いらないわ』と言われ新作に挑戦したようです

そのうちベーカリーを開いたりして


今日も読んでくれてありがとうございます
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コメント
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