☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

バイリンガルへの道

2012-06-02 | 育児グッツ&情報
誕生日の前後で大した変化は無いと思っていましたが。。。なんだかどっと疲れた感じ。寝だめをしたいなあ。。。。と思っている今日この頃です。
でも今夜は久しぶりに、ちょっと一息つけています。のばしのばしにしてしまっている事もいくつかあって、やる事はまだあるのですが、でも明日にしちゃおうかな~。

今日は私は午前中仕事でしたが、息子とダディはKitchenerのミュージアムで開催された『エコフェスタ』に行って来ました。毎年この時期にやるようで、友達からもオススメだったのでずっと気になっていたイベントです。

帰って来た息子に話を聞いてみたけど。。あーーーー何て言ってたかなあ。。。かなり疲れていた時に聞いていたので、忘れちゃったよ~。その時にメモしておかないと駄目だね~。
でも何やら色々体験できたり、友達に会ったりと、とても楽しかった様です。

ポールも、自分が子供の頃にスカウトで体験したような、自然体験ができるトレイルや、サマーキャンプ情報を得たようで、息子が少し大きくなったら、そこへ参加させてみようかと思ったようです。二人とも行ってみてよかったとの事。私も行きたかったな~。

私は夕方からは、バイリンガル教育についてのセミナーが市内であり、そちらに参加してきました。
気がつけば3時間も経っていましたがあっと言う間。いい刺激を受けました。

自分達が息子が生まれてから継続している事は、方向性的に間違っていないなと再認識できたこともよかったです。どれだけ今の状態が継続できるかも、きっと私とポールと息子とのコミュニケーションの継続が大きな鍵となりそうです。
そして、近くに同じように日本語と英語で生活している子供達がいて、その子達と遊んだり、日本語学校で触れ合える事も恵まれた環境だなと感じました。

同じような環境で子育てをしている方もいらっしゃると思いますので、参考までに。

現在2歳9ヶ月の息子は、今のところ会話中心ではありますが、英語、日本語共にどちらもバランスよく成長して育っています。

何をしたいか、どう思っているかなど、どちらの言語でもそれほど不自由なく意思疎通ができていて、家族3人で会話をしていても、私と話す時は日本語、ダディを話す時は英語。見事に使い分けています。

我が家の場合は、生まれた時から、私、日本の家族、私の友達とは日本語で、ポール、カナダの家族、ポールの友達とは英語で会話をしています。

ポールの家族といる時も、私は息子には日本語で話しかけます。グランマ達が何て言ってるか分からない時は、興味があれば、『今何話してたの?』と聞いてくれるので、グランマ達には英語で説明していて、最近は息子自身に聞くと彼が英語で説明しています。
私とポールの会話は英語(といっても、本当は理想的ではないけど、日本語混ざりの英語。。。。←これは本当は何とかしないといけない私の課題)。でも息子とはそれぞれの母語で会話をしています。

子供が生まれる前に何度か継承語セミナーに参加したことがあったので、そこで得た情報も参考にし
生まれた時からとにかく、日英ともに私とポールで息子に沢山話しかけました。英語に関してはグランマ達の存在も大きいなと感じます。
そして、息子の場合は3ヶ月頃からですが、日英共に、絵本をこれでもかー!!というくらい毎日読み聞かせ続けています。
自分で話せるようになると、本に出て来る絵をもとに会話が広がります。そこでまたボキャブラリーが増えて行くのを感じました。

そして、散歩をする時なども、赤ちゃんの頃から、見えた物について話かけ、それを続けていたこともあってか、息子自身が話し始めると、私達が話しかけていた事を今度は自ら話すようになり、質問がくるようになって、それに答えて、日常生活で毎日会話をするだけでも、沢山の言葉を覚えるんだなと認識しました。

時々、日本語では知ってるけど、英語ではしらない単語が出て来ると、英文に日本語が混ざったり、会話が途中で止まる事があります。『あっ、この英単語を知らなかったんだな』と思って、教えてあげたり、ポールに伝えて正しい表現で言い直ししてもらうと、本人も耳で聞いて正しい表現を繰り返します。日本語でも同様の事を繰り返しています。 とくに2歳になって、言葉が発達してから実感しましたが、本当にこういう日々の積み重ねで言語を習得していくんだなと実感しました。

言語習得には『一人一言語』が基本だそうです。1人の人間から、他言語を受けて育つと、子供は混乱してしまって、最悪の場合、どちらの言語もきちんと習得できなくなるケースもあるそうです。

理想は、自分の母語でその子に話しかけ続ける事。第二言語を習得させたい場合は、その言葉を母語とする人から習うのが理想的だそうです。両親が日本人で英語を習得させたい場合は、英語を母語とする人とコミュニケーションさせる環境を取り入れるのがいいそうです。

子供の言語発達には、最低、母語である一言語できちんと、その子が自分の気持ち、やりたい事、感じた事などをフラストレーションを感じる事無く、周りの人に伝えられて、コミュニケーションできるようになる事がとても大事との事です。

書く事は大人になってからでも十分にできるけど、自然なイントネーションは、小さい頃からの日々の会話の繰り返しで習得できる。というのになるほど~!!!とうなずいてしまいました。

息子の場合はまだまだ始まったばかりのバイリンガルへの道。これから大きくなって、学校で毎日英語で新しい事を習い、新しい刺激を受けて行く中で、どれだけ日本語表現も増やし続けて行けるか。毎日側にいる親とのコミュニケーションって大事ですね。

私の場合、近くに似たような言語環境で子育てしている家族がいてくれるのも、とても心強い存在です。そういう家族や、学校との協力で、バイリンガルに育てていける環境を作って行けたらいいなと思います。

私自身は主にポールに話す時に出てしまう、自分の日本語混ざりの英語をいい加減なんとかしないと!!!

母も頑張ります。

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コメント (3)
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