☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

お散歩の練習に

2021-06-08 | デイケア
2、3歳くらいの子達とお散歩をする時に、「止まって欲しい場面」で止まれないと、困りますよね。
その理由は、好奇心だったり、気分のムラだったり、その時の状況やその子の性格にもよるけれど、突然走り出して止まろうとしない状況。 滅多にないけれど、あると本当に焦ります。 その走り出す方向が、広場なら 「どうぞお好きなだけ」と、遠めに見守れるけれど、道路だった場合は一大事です

まだ、子供一人相手なら、自分も追いかければ良いわけですが、複数いたり、赤ちゃんを抱えている場合、その子達を置いていくこともできないし、それが兄弟間であっても困りますよね

10年ちょっとお預かりをしていて、こういう事で困ったのは本当に数回だけど、「止まって!」にちゃんと反応できる力を育てることは大事だと思います

半年くらい前になるかな。ちょうど言葉を覚え始めの1歳2歳児をお預かりだったので、「歩く」「走る」「止まる」という「言葉と動作をつなげる遊び」を考えてみました。 これはやって良かったと感じるので、同じような年齢のお子さん達がいる方は、試してみると良いかも。

まずは、こんなイラストカードを用意してみました

参考にした歌はこちらの英語の歌(グーチョキパーで何作ろうのリズム)
これを、「歩こう、歩こう、ぴょんぴょんぴょん、ぴょんぴょんぴょん、走るよ、走る、走るよ、走る、止まる ストップ!止まる ストップ!」と日本語に作り替えて使いました

まずは、このイラストカードを使って、「歩く」「走る」「止まる」の動きのスピードを見せました
動物カードは、「ゆっくり歩く」、「早く走る」などの違いを見せるのに使ってみました。

次に歌に合わせてイラストを替えたり、冬だったので家の中で歌いながら、「歩こう、ぴょんぴょん、走ろう、止まる」
を実際に何度も一緒にやりながら遊びました

そして、あまり車が通らない家の前の道路でも、歌に合わせて「歩く」「はねる」「走る」「止まる」の練習

練習と言っても、お子さん達は遊び感覚で参加してくれるので楽しそうでした

そんな遊びを冬の間に続けて。春になって、少し遠くまで子供達も歩いてお散歩に出かけられるようになると、住宅街なので車通りはそれほどないけれど、交差点の手前で「とーまる。ストップ!」と言うと、ちゃんと止まってくれるんです。

動きのスピードを自分で調整できるというのは、2歳3歳前後のお子さん達の体の発育ポイントとしても大事なところ。

他者からの「止まる」という呼びかけに反応して、自分の体をそこに向けてコントロールできる。
この成長にとても嬉しくなりました。

本当に、これはやって良かったと感じています。
お散歩時の安全性も上がります

これから動作や言葉を覚える年齢のお子さん達に、良かったらお試しください

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お水遊び

2021-06-08 | デイケア
夏は外で思い切りお水で遊べるのが嬉しい。
小さなウォーターデーブルでも、小さいお子さん達、ずっとそこで遊べます

異なる間口の容器から、水を移して遊んだり、穴の空いたカップから水を出したり、ボディーソープの容器などを使って、水を出したり、水てっぽう、バケツ、ジョウロ。 形や勢いが変化する水は遊び方色々。

今日は遊びながら、もうすぐ2歳になるお子さんと、浮く&沈む実験をしました

まず、これはうちの子達が用意してくれたトリック松ぼっくり
容器の中に入っている松ぼっくり。この状態では取り出すことができません

水を入れて、松ぼっくりが浮く様子をまず観察
「松ぼっくり、プカプカ浮いてるね」
つぎに、貝殻を渡して、中に入れてもらいました。

ところが、ここで、私の予想に反した結果が。。
浮くはずの松ぼっくりが、貝殻の道連れにより共に沈んでしまった〜!!

容器を逆さまにすると、ぷか〜。
そうそう、こう成る予定でした。

「松ぼっくり、プカプカ浮いた。貝殻 沈んだね」

こんな感じに、水を入れたり出したりして、しばらく遊んでいると
松ぼっくりが閉じてきて

取り出すことにも成功!

さらに色々入れて実験してみることにしました
まずはこの辺り。庭に落ちてる小石や、シロツメクサの花

花、松ぼっくりは、プカプカ浮き
貝殻、小石は石の大きさに関係なく沈みました

これを一緒にやっていたら、興味を持ってくれて、お子さんが自分でも花や葉っぱ、小石を見つけてきて、見せてくれました。

「入れてごらん」というと、1つずつ容器に入れていて


「石、プカプカ浮いた?沈んだ?」と聞いたら「しずんだ」と教えてくれて
「葉っぱ、プカプカ浮いた?沈んだ?」と聞いたら「プカプカ浮いた」と教えてくれました

1歳、2歳児でも「うく、しずむ」をちゃんと理解できたんだな〜と感じたのと、それを言葉で伝えてくれたことに感動しました。

動作は、その動きや様子を目の前で見せて、言葉で表現すると、お子さんの中で理解しやすいと思います

その他にも、おみずをバケツに注ぎながら、
「お水がいっぱいになった」
「お水が溢れた〜」
「バケツの水がひっくりかえっちゃった」
「こぼしちゃった」
「からっぽ」

バケツとお水だけでも、これだけの表現を学べるし
目の前で起こる変化を言葉で実況中継することを繰り返すことで、語彙もどんどん増えていきます

小さなお子さん達と、お外で遊ぶ時に、よかったらおためしください。
お水を触っていると、大人も気持ちが良いです



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