日本の報道系のニュースをちらっと見聞きして、感じた事がありました。
オリンピック開催に備え、選手団達に対し「バブル方式をとる」という言葉の「バブル」の解釈に困惑してる人達が多いのではないかと。。
バブルをハンドソープのような「泡」と解釈すると、イメージするのがとても難しいと思います。
私はどちらかというと、子供達が遊ぶシャボン玉の巨大なバブルをイメージして 個々の大きなシャボン玉の中で決まったグループが活動するようなイメージをしていました。
ダディ君に確認したところ、実際の意味は もっと強固な物で、バリアが張られたドームのようなイメージだそうです
例えば、地球外の惑星や衛星に居住をするとなった場合、空気もないところで、過ごすには守ってくれるゾーンが必要。
イメージとしては球体(ドーム状)の透明な囲い。
泡とイメージすると、細かくてすぐに消えてしまうイメージもありますが、形がバブルという事で、実際はその中の人達を守ってくれるのがバブル。とのことです
子供達の学校でも、この「バブル方式」が使われていました。
クラス内でも出来る限り同じグループでの活動。
また、他のクラスメイトとは 授業中も外遊びの時間も滅多にほとんど顔を合わせる事がないように、生徒達が使用する出入口の管理も含め(クラス単位で教室に外部とのドアがある場合は、そちらを利用)、校内と、校庭(外遊びもゾーニングが徹底されていた様)それぞれで、時間配分やゾーニングを徹底し、学校内で接するのは日々同じメンバーという体制を維持していたようです
建物に入る前、クラスでも手の消毒も頻繁にしていたとのこと。
実際、息子達の学校は、9月か10月の学校再開時初期に一人だけ 時々学校に来るスタッフの1人に感染者がいたようですが、その方以外、スタッフも生徒達も感染者ゼロでした。
で、このバブル方式の良いところは、バブル内での活動が基本になるため
仮に感染者が出た場合も、バブル内はリスクが高くなるけれど、自分のバブル以外のグループ(バブル)はリスクも低くなる。他のバブルとの接触が抑えられる為、感染拡大防止につながる。
という事で、リスク管理や、感染の拡大を抑えるねらいがあると聞いています。
なので、オリンピック選手団も、その関係者も含め、レースの時以外は できるだけ空港から帰りの空港まで、同じ選手団とその関係者で過ごし(バブルの中で過ごす)、外部との接触を最小限に抑える。という事だと思います。
そうする事で、感染源も特定しやすいし、感染拡大も最小限に抑えることができるのが狙いかと
それでも100%抑えるのは、無理でしょうけどね。
早く日本もワクチン接種が進むといいですね
ワクチン接種していたら、重症化する事は稀になるようですから。