外来種の問題は世界中であると思いますが、このザリガニもこの1つ。
Date modified: 2017-03-29 なので最新ではなさそうですが、
によると、 ”世界には540種以上のザリガニが生息しており、そのうち11種がカナダに生息している。”そうです。
写真のザリガニは ’marbled crayfish’と言われる種のザリガニで、なんと雌単体で、繁殖ができてしまう珍しい生態のザリガニ。
ヨーローパの方でザリガニを餌とするペットに使う目的で広がったようですが
一匹いれば200匹は繁殖すると専門家が言うほど繁殖力も強く、これが自然界に広がると在来種の生態系を狂わせると問題視されているザリガニの1つです
これが、オンタリオ州のバーリントン市で見つかったというニュース
記事によると、最初の発見は先日ブログでも紹介したiNaturalistに投稿された写真がきっかけで、正式に科学者達によって種の特定がされるのに2年かかったそうです。
幸い今の所広範囲に繁殖はしていないそうで、発見された地域での駆除作業をしているようです
他の外来種も同様ですが、外来種を見つけた場合は、その場所に戻しても、繁殖させたり、他の地域へ持ち出してもダメで、残念ですが処分しなくてはなりません。
そういう個体を増やさない為にできる事として
外来種をできるだけ持ち込まない
ペットで買った生き物や餌を自然界に戻さない
ことが大切。
そして、何が外来種なのかを知らないと、そういう行動にも移せないと思うので、それらを知っておく事も大切
オンタリオ州の外来種に関しては
から、水辺の生き物に関わらず、魚、植物(陸生、水生)、昆虫、野生動物などカテゴリー別に確認をすることができます
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