事情は人により様々でしょうが、ホームレスとして生活をしている方達への新しいシェルターが、Waterloo Regionに完成予定で少し前にオープンハウスに行ってきました
こんな風に個室が50ほど並んでいます。
「ホーム」ではなく、あくまでも「シェルター」であるとのことで、滞在できる期間が決まっているそうです
基本、来客は歓迎されず、カップルであっても1人1部屋が原則。
中の部屋はこんな感じ
東京都内で私が以前暮らしていた一人暮らし用アパートとサイズ同じくらいじゃない???
ベッドと机があり、冷暖房もついています。
トイレ、シャワー、キッチンは共有スペースにありました
介護用の広いトイレとシャワーも。 介護スタッフも交代で来てくれるみたい。
洗濯室
キッチン。
広間があり、そこで食事をしたり、コミュニケーションの場として使えるそうです。
ソーシャルワーカー、医療関係者はここを訪ねる事ができ、入居者の話を聞いたり、必要なサポートをするようです
ここの掃除なども「1つの仕事」として、入居者が行う事なども考えられており、「誰かのために仕事をして 少しの報酬を得る」。社会生活を整えていく訓練の場としても期待されているようです
「ドラッグの問題などについてはどうするのか」質問してみました。
合法とされている大麻ではなく、違法ドラッグに関しては「使用を禁止」すれば、使用者は「必ず隠れて使用する」。この方が命にも関わりとても危険なため、もちろん「使用しない」が一番なのですが、「使うときは誰かにその旨を伝え、危なくなる前に止めてくれるように声をお互いにかける」という働きかけにしているそうです
複雑な心境だわ。。。
仮に何かの形で報酬を得たとしても、ドラッグ中毒者がそのお金を何に使うかと言えば。。。。ねえ。
もちろん、この施設は税金運営になります。賛否両論様々な意見もあるそうです。
でも個人的には、この施設が1人でも多くのホームレスの人達の人生に明るい光を照らし、前向きに1歩1歩進んでいける助けとなるなら、それは将来の社会にも還元される事にもなり、そんな税金の使い方もありだと思いました。そして、そのような志を持ってサポートし続けてる方達が沢山いることにも社会の温かさを感じました
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