友達が『辰巳芳子さん』という82歳の料理研究科の事を教えてくれたので
本屋さんに出かけてみました
お父様が脳梗塞で倒れ、食べ物を飲み込む事も困難で入院していた時、
病院食に疑問を感じて、心を込めた手料理を毎日食べさせてあげていたそうです

もちろん病院側からはいい顔はされていなかったみたいだけど

8年間におよぶ介護からお父様も82歳まで長生きしたとか

その時心を込めて作っていた辰巳さんのスープを『いのちのスープ』と言うそうです
英語にも『You are what you eat』という言葉があるように、『食』の大切さ、
『食事を作る心得』というとってもシンプルで大切な事を伝えようとしてくれています
子供の頃 母親が作ってくれた食事やおやつは今でもおいしかったなあと覚えています

一人暮らしをはじめて その有難さは身にしみて感じました

8年間の一人暮らし生活のうち、最初の方は自炊したり、朝食も作っていたけど、だんだんと楽な方へ楽な方へ・・・・・・・・

自分しか食べる人がいなかったし、キッチンも料理をするような環境じゃなかったし(狭すぎて

)
『空腹を満たす』事しか考えていなかったように思います
義弟の病気がきっかけで、食生活について私自身も勉強し、できる事から実践していますが
一人暮らしをしていた頃の食生活は思い出すと本当におそろしい

米国の癌センターが推奨している本では、食品を6段階にわけ、『癌患者は絶対に摂取すべきでない

』と
ワーストにランクインされている物がいくつかあります。
それらはPaulも私も意識的に摂取しないように気をつけてきましたが、
一人暮らしの頃、体に良いと思って摂取していたものにも、帰国後に原材料を確認してみると発癌性物質がしっかり入っていました
そして気がついた事の1つに、CMや広告の影響を受けていた自分もいたなあと思います

カナダで友達になった人達が『食』に対して意識が高い人が多い事も
良い出会いに恵まれたなあと感じます
そのお陰もあって、今は自分の中で『選ぶ基準』みたいなものができたように思います
もちろん付き合いの中で多少は気にせず摂取する物もありますが、自分で買い物をする時は必ず気をつけるようになりました
納豆や豆腐等、種類が多いものも、『どれが体により良さそうか』
今必ず確認しているのが『原材料』日本語だし、カナダで買い物するより簡単にチェックできます
野菜で例えれば有機野菜は値段が少し高いけど、体により良い物として求める消費者が増えれば、生産者も少し手間がかかっても おいしいものを作ってくれるようになるはずだし、コストも今より求めやすくなるはずだと以前読んだ本にも書いてありました

I hope so.
忙しい時、便利な物に時々頼ってしまう事はあるかもしれないけれど、心を込めて作られた食材で、心を込めた食事を作れる事、それを食べられる事、食べてくれる人がいる事、健康になりそうな気がします
今日買ってみた辰巳芳子さんの本です

『いのちの食卓』
もっと大きい本もあったのですが、カナダに持って帰る事を考えて小さいのにしました

レシピもいくつか載っています
ちょうどおいしい玄米があるので、『玄米スープ』を作ってみようかな~と下ごしらえ中です

今日も読んでくれてありがとうございます☆
ブログランキングボタン応援よろしくお願いします


ここをポチット押してね

