★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

疎外感から感じたこと

2017年10月15日 | ★育児
サークルのママ友達と話をしていて、疎外感を感じた。

二人は中等教育学校の話をしていた。ママ友の一人はその学校に入れるつもりで一人息子を学習塾に通わせているという。
もう一人のママ友も一人息子の本人に選ばせて、本人が行きたがれば、できれば行かせたいと言っていた。

私は二人に合わせて話をしていたけど、ケンはその学校に行けないのは目に見えた。
比べても仕方がないのはわかる。ケンが悪いわけではない。だけど、突きつけられる現実。
長い付き合いのママ友がとても遠い存在に感じられて、住む世界が違う人に思えた。

発達性ディスレクシアのケンは、中等教育学校には入れないだろう。そもそも本人は行く気はないみたいだけど。地元の中学校に進むと言っている。でも、高校も、普通高校に進学できるかも今の段階ではわからない。

そんな先行きの不安と苦労と無縁な二人のママ友の話を聞いていて、正直うらやましかった…。

「同じ学校に行けたらいいね~♪」という話はできないから、なんだか悲しくもあった。

そんな気持ちで、地元のショッピングモールに行くと、同じ小学校のケンの同級生のママ2人と、同じ地区の子ども会のママに会った。いつもは知っている人にほとんど会うことはないのに、神様がまるで、会わせてくれたみたいだった。
「ほら、あなたには地域の仲間がいるでしょ」
と言っているみたいに。

サークルの二人の息子たちにはなくて、ケンにあるいいところは何だろう?

ケンはリーダーの素質があると親バカながら思う。
二人のママ友が息子を行かせようとしている学校が目指す、リーダーシップを取れる人に、ケンはすでになっている気がする。

責任感があるし、理不尽なことをする強いものに立ち向かい、弱いものを助ける勇気がある。
困難に負けないで乗り越える力もあると思う。
読み書き障害で学ぶ困難があって大変でも、頑張って学校に毎日通って学び続けるケン。
初めて出会った友達に優しく接する。
弟のコウとは本気でケンカするけど、常に気にかけている。
ケンは、本当の強さや優しさを持つ人に育っているんじゃないかな~って思う。

ケンは弟がいるから、一人っ子の彼らよりは、やっぱりお兄ちゃんらしいなって感じる。そこは兄弟のいる長子の特徴が出ていると思う。

これだけ人として良いところがあるんだから、中等教育学校にいけなくったって、別にいいよね♪
勉強ができることより、コミュニケーションが取れて、人として素晴らしければそれが一番だから。

今はちょうど入れ替わりの時期なのかもしれない。
古いママ友たちと波長が違ってきているのかもしれない。なんだか居心地が悪いんだよね。
私も時代と共に新しいステージに踏み出す時なのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする