★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

ケンが自分からコーヒーを淹れた日

2018年08月27日 | ★育児
いつの日からか、「コーヒー」に目覚め始めたケン。

きっかけは、学校で読んだ「コーヒーのひみつ」を読んだこと。
私が毎朝コーヒーを飲んでいるからだろうか?
ふと興味が出て、その本を読んだのだろう。

通級指導教室の先生に、
コーヒーのことを説明したことがあり
「煎る」という言葉を説明したのがすごいと
先生が褒めてくれたことを本人に伝えたのが
さらに興味を深めていったのだろう。

毎月行っている千葉県市川市の
LDディスレクシアセンターの近くに
キャンブレム グリーン珈琲焙煎所 市川店
というコーヒー屋さんがある。
そこのコーヒーを飲みたいと言い、アイスコーヒーを購入。
そうこうして何度か行っているうちにコーヒー豆を買って帰るようになった。

そんなあるとき、15才の焙煎士の記事のことを
友達から教えてもらった。

あえて高校に行かず15歳で「コーヒーショップ」を構えた少年

そして、その本を買った。
それは岩野響くんの本で


「15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることから ぼくにしかできないことへ」



「コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの」


の2冊。

私も興味を持ち、響くんのコーヒー豆を買いたいと思い
ネット通販で購入し、ケンも飲んでみた。
すると、自分でコーヒーを淹れてみたいと
ケンがコーヒーのドリップに興味を持ち始めた。

それならば、と、習うなら本物に習った方がいい、と考えた私は
コーヒーファクトリー」さんの初級ドリップセミナーに親子で参加した。


2018年7月30日:初級ドリップセミナー

ケンは思いの外、上手にコーヒーを淹れた。
マスターにも褒めてもらえた。
「この濃度は、世界大会クラスだね。」
ケンは嬉しくなって、もっとやりたいと思うようになった。

私が考えた「こどもカフェ」という企画があり、
ケンにコーヒーを淹れてもらう予定があるのもあって
この初級ドリップセミナーを受けた。

発達性ディスレクシアのため、
読み書きが苦手で、小学校の学習で苦労してる分
自分にも、こんなことができるんだ!
という自信をつけてほしいと思ったからだ。

セミナーを受けたコーヒーファクトリーで、後日
ドリップするための用具を一式購入した。
そして、今日。

朝、コーヒーを淹れたいと
早起きして豆をひくところから始めた。



まだ初めてなので、道具の使い方がわからず
私が付き添わないとできないこともあるが
ちゃんと自分で淹れることができた。



弟のコウにも淹れたコーヒーをついであげて、二人で飲んでいた。

カフェインがあるので、背が伸びなくなったり、眠れなくなったりするから、たくさん飲まないように注意をし、空腹で飲むと胃をやられるので、ミルクをいれるように言った。

ケンはとても満足そうに、「おいしい」と良いながら、自分が淹れたコーヒーを飲んでいた。


そんな今日は、ケンが自分からコーヒーをいれた記念日です。

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