年が明けて2ヶ月が過ぎようとしていますが、「アナウンサーから学ぶ講座」のちょっと遅めの新年会がありました。
場所は浅草橋の「スペース吉水」というイベントスペースで、浅草橋駅から屋形船が並ぶ神田川を渡って少し先にありました。ビルでありながら内装は土壁という有機物にこだわった造りになっていました。
参加者は企業の社長さん、料理の先生、主婦、公務員、マンションオーナーなどなど様々な職業の方が集まります。
で、お楽しみは料理の先生の特別メニュー。今回は「鱈のマヨネーズ蒸し焼き」「ブロッコリーの土佐和え」「パン粉のスープ」で、特によい意味で魚っぽくなく仕上がった鱈が美味でした♪
講座の新年会だけにトークが絡む一芸が課題で、ギターの弾き語り、マジック、お宝紹介、大病を乗り越えた話、マラソンに挑戦しようとした矢先に自転車で大けがをした話、などの様々なパフォーマンスが披露される盛りだくさんの内容です。
そんな中、私は小説「泥の河」の序文の朗読をさせて頂きました。ソチオリンピックの期間中なのでオリンピックにまつわる話、選手村の雰囲気とかを話そうと思っていたのですが、開会式の前あたりのタイミングで話した方が興味を惹く内容だったので、閉会式寸前のタイミングで話すのは「ちょっとなぁ~」と考えた結果、こちらに落ちつきました。小説の舞台は大阪の安治川ですが会場に向かう途中にある神田川の屋形船が両岸に係留された景色に合っていたのです。情景描写が細かくて気に入った作品でしたが、朗読するには長すぎるし、普通は序文だけ読むなんてこともないので読むことはないと思っていたのが、こんな形で読むことができてよかったです。
美味しい料理と様々なトークパフォーマンスに触れてとっても楽しい新年会でした。
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