ラジオで「逓信総合博物館」が2013年8月31日に閉館になると聞いて、閉館寸前の日曜日である25日に行って来ました。
生まれも育ちも東京の私にとっては小学校高学年の頃、学校で5人まで無料で入場できる券をもらってクラス仲間と何度か訪れたことがあるのですが、その後は学生の時に調べ物があって一度訪問しただけだったので、久し振りでした。
東京駅の丸ノ内口を出て線路沿いに神田方向へ5分ほど歩いた辺りにあったはずと、日曜日で人影がまばらなオフィス街を歩いたものの記憶にあった場所にはそれらしき建物が見当たりません(^_^;)
それでも線路からは遠くなかったはずと、通り一本曲がってみると「ていぱーく」の文字が書かれた建物を発見。お堅い「逓信総合博物館」の名は軽い「ていぱーく」という愛称が付けられていたのでした。
入場料は何とおとな110円!券売機で入場券を買って中に入ると、見憶えのある3階までの吹き抜けとエスカレーターがあって懐かしかったです。
最初のコーナーは1円切手の肖像画で日本の郵便制度を構築して郵便の父と言われる前島密氏のコーナーでした。飛行機もない明治初期に自らイギリスに渡り、現地の郵便制度を調査して導入したというから、熱意が窺えます。
そこから郵政の歴史コーナー。簡易保険の歴史は意外に早く、郵便番号が制定されたのは思ったより遅く昭和43年であることなど、あらためて知ることも多くてためになりました。
電話をはじめ情報通信のコーナーではかつてはテレビ電話の体験ができて目をひいていたのですが、ほぼ実現された今では未来へ向けた展示がなくて寂しい感じでした。そんな中で印象深かったのが志田林三郎氏のコーナーでした。志田氏は今から100年以上前に電信利用の可能性を唱えた学者さんで、国際電話から携帯電話など様々な通信の実用化を予言していたというので驚きです。
そして、夏休みの企画展示で行われていた「スポーツ感覚体験広場」でカーリングのコーナーを発見!ストーンに見立てた丸いプラスチック板をエアーホッケーのようなテーブルに滑らせる構造になっているのですが、エアーが出ていなくてよく滑らない・・・。
正しいカーリングのルールがボードに書かれているのにハウスには何故か“10点”“5点”“3点”の文字・・・(カーリングはこのような点数の数え方はしません)、更にCURLINGのスペルのLが抜けてCURINGになっているではないか・・・(・・;)
まあ、細かいことはどうであれ、カーリングを取り上げてもらえていたことは嬉しかったです。
この逓信総合博物館は大手町地区の再開発で閉館しますが、新博物館の開設も決まっているそうなので、こちらも機会があったら訪ねてみてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます