年越しそばの出汁に、鶏をと、
羽をむしられも、なお、クテンとしたままの鶏、
わらの火で、正気を取り戻して、
雪の上を駆けずる姿に驚き、
釜ゆでにされる鶏を見ていて、以来、
半世紀以上、鶏肉を食べたことはなく・・・。
今は汚れないナイーブさは、とっくに損なわれ、
酒のつまみは、ネギと鳥に塩をまぶして。
三ッ釜、二段目の白糸。
三ッ釜、一段。
母のような、懐の深い丸い釜は、
岩肌を滑る、しなやかな白糸を一層、
美しく見せてくれる。
美しい理屈を捜しても、探しようがない。
あるなら、心地が穏やかになるから美しい、と。
あとは、言葉がわいてこない。
ここの木の根は、子供にも老人にも優しい。
妙なところで感動もした。
三ッ釜ノ滝を少し登ると👇ネジレノの滝、海沢峡谷の最上部の滝が。
頭に巣くっていた、ごちゃごちゃがどこに行ったものやら・・・
ここで、海沢渓谷、三ッ釜ノ滝に満足し、滑って転ばないよう、
帰りの道です。
パシュートを見ていたら、こんな時間に・・。
これから晩酌です。
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