
゛酸漿は殺しの口笛 ゛
葛飾の小松菜は日本一の美味、
葛飾の小松菜は日本一の美味、
隅田村の芋に、綾瀬川の蜆、
向島の鯉は名物で、三囲下の白魚は珍味、
向島の鯉は名物で、三囲下の白魚は珍味、
採りたてを小舟に摘んで大川を漕ぎ下って、
売りに来る小娘の、子供子供した彼女の口元が動くと、
売りに来る小娘の、子供子供した彼女の口元が動くと、
赤い酸漿が見えて、ぎゅっと音が押し出される。
結核で3か月間、隔離されていた時に読んだ、
平岩弓枝さんの ゛御宿かわせみ゛シリーズの中の短編の一節。
結核で3か月間、隔離されていた時に読んだ、
平岩弓枝さんの ゛御宿かわせみ゛シリーズの中の短編の一節。
それ以来、酸漿を見るたび、
宮司の一人娘に生まれた、平岩さんの感性に触れる。
宮司の一人娘に生まれた、平岩さんの感性に触れる。

山裾の雲の七変化に幾度、車を止めたことでしょう、
2泊3日の南魚沼市。
宿から15分ばかり、仁王さんが履いたという、
草鞋を吊っている七尊観音堂へ、
草鞋を吊っている七尊観音堂へ、
石川雲蝶の彫り物があるというので見学に・・。
観音堂の再建は1728年とさっき、知りました。
観音堂の再建は1728年とさっき、知りました。







👇 彫った人・石川雲蝶

👇 境内に、来年8月の吉日、開封される由、
何が入ってるのでしょうか、ときめきますね。




「酸漿は殺しの口笛」
凄いタイトルですね。
カガチ、読めませんでした。
平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」シリーズは若い頃読みました。
その短編、読んでみたくなりました。
七尊観音堂、悠久の時を感じます。
すごいタイトルですね。
平岩さんが醸す、小説の情景の映像なんとも言えません。
慈愛に満ちた内容、好きになっていました。
七尊観音堂、2024年を思うと、ほんのりしてきます。
魚沼での写真撮影は、「御宿カワセミ」の作者の「作品を思い出しながら、思い出に浸ったのですね。
大きな草鞋と、朽ちかけたほうずきのインパクトも重なっています。立派な彫刻はまだまだ後世に残して欲しいですですね。
私も「平岩弓枝」さんの本は好きでよく読みました。
急な寒さに気をつけて、お元気でいてくださいね。
酸漿、なんか久しぶりに見たような気がしました。
やはり、平岩さんの短編が浮かんできます。
人情味があって、肩の張らず一気に読ませる技、
意外と心に残りますね。