春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

シラビソ原生林の朝日岳 ・Me Olvide De Vivir

2019-09-11 22:24:25 | Extra

 
👇途中の琴川ダム。
 
 
昨日は久しぶりに山に登りした。
山梨県と長野県の境、朝日岳(2581m)
最初の目的は金峰山でしたが、
昼からの雷雨注意報で、
晴れているのに、苦渋の選択。
 
👇写真の人たちも、ここで下山をしてしまった。
わたしもここで食事をしながら、
 
 

👇この景色を眺めていました。
にぎり飯を頬ばりながら、見る金峰山が囁きます。
「そら、登って来な!   雨にへこたれるお前じゃないだろう!」
など、沢山ささやきます。
金峰山は、
朝日岳からいったん谷に降りて、鉄山の尾根を行きます。
次から次と金峰山から朝日山に登る、
下山の登山者と会話をして、

ここであきらめよう、と私。


 

シラビソ原生林の朝日岳 ・Me Olvide De Vivir 

 
 
 

👇シラビソの原生林。

 
 
 
 
 
あきらめてよかった。
車に乗って5〜6分、
いきなり,稲妻、土砂降り。
身の危険も感じたけど、
ブログ投稿してるから、元気は元気!

コメント (6)
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蜂子神社・羽黒山

2019-09-09 10:55:27 | 関口文治郎/神社仏閣
 
 
蜂子皇子。
562年生まれ。崇峻天皇の第三皇子。
592年11月3日、曽我馬子に父が暗殺される。
蜂子皇子30歳の時。

馬子の追っ手からから、
従兄の正徳太子に匿われて宮中を脱出し、
丹後国由良(京都府宮津市由良)から、
海を北へと向い、山形県鶴岡市由良にたどり着いたとき、
舞台岩と呼ばれる岩の上で、
八人の乙女が笛の音に合わせて、
神楽を舞っているのを見て、

皇子はその美しさにひかれて、
近くの海岸に上陸してしまった(スケベェ〜・・・)
今の由良地区、八乙女浦。

船を降りた蜂子皇子を、
待っていたのが道案内、三本足の烏(八咫烏)で、
導いた場所が、羽黒山。
生来まじめ?女性に眼をくれず、
羽黒権現を感得し、
月山に登り、湯殿山に登り、
出羽三山を開いたといいます。

旧暦641年10月20日(11月28日)
皇族のお墓では最北の地、三神祭殿の近くに、
生前、人々の苦悩を取り除いた肖像画を観れば、
怪奇な容貌の、皇子が眠っていると云います。

👇右が、蜂子社。左は厳島神社です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

👇厳島神社。海の神、航海の神様。
 昇り龍に下り龍。(彫師 不明)
   上野東照唐門に施された、左甚五郎の作より、
 鋭い彫りは、ダイナミック、胸がざわめきます。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
予期しない雨に、月山の登山を断念し、
深い知識もなく見学した羽黒山。
 
密教が、政治に弾圧され、
ささやかなこころの拠り所を、
もぎ取られても、今は、

世界に類を見ない、宗教の数が多い日本。
この不思議な世界、雨が降れば、尚更、
飛鳥の時代から、仏像を焼き払った近代まで、
少しばかり、沈痛な面持ちになります、が、

宗教とは無縁でも、寺社を巡れば、
どこか、こころの奥底が、
穏やかになります。

八王子夜更け、窓打つ大風に土砂降りの雨。
夜明けの木綿綿のような灰色の稜線が、
くっきり、青みがかて来ました。
※ 出羽三山の記録も今日で終わりました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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出羽神社。今日は半巡り・・。

2019-09-07 15:53:31 | Extra
 

👇 出羽三山神社の梵鐘。
 
 
 


 
 
 
 
 

 
 
 

👇東昭大権現(徳川家康)を神として、
1945年荘内酒井左エ衛門が創建したもので、
1980年に解体をし、修理した・・と。
 
 

👇建角身(たけつぬみ)とは神話、
裸踊りで名の知れた高天原に住んでいた神で、
天照大神の命令で高天原を天下り、
神武天皇の道案内を、
八咫烏の姿に変えた神・・・
下駄を奉納する風習があり、
ここでは、足の弱い人が、強くなれと、
旅の安全をかなえられるなら、
境内社のうち、ここは写真に収めて、
しっかりとお参りをしました。
 
 
 
 
👇ここは、三神合祭殿の並びの少し奥まったところに、
最近建てたものと思わせるほどの、
朱に染まったきれいな霊祭殿があります。
昭和58年に再建しているのだそうです。

 
 
 
 
 

👇出羽三山神社は、月山、羽黒山、湯殿山を指して、
標高の高い月山(1984m)、湯殿山(1504m)を、
登らなくても、羽黒山(414m)で三山神社にお参りすれば、
同じようにご利益があると、言われる神社。
8月の末には、
羽黒山修験本宗(修験道)のそれぞれの山伏により、
「秋の峰」と呼ばれる1週間以上におよび、
山に籠る荒行が行われる・・のですが、
知らない私は、酒田市に飛んでいました。
一日待っていれば・・・。
 
1818年に建立した、三神合祭殿は、
茅葺は厚さ2.1mあり、高さ28m。
見上げるには、邪魔になる傘、
細めた眼を、容赦なく小雨が叩いたけど、
茅葺の壮大さに、感動さえ覚えました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

👇出羽三山の歴史を見るのは、
三神合祭殿のほかに、ちょっと階段を下りた、
所にあるのですが、次回にさせて頂きます。

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濡れた靴が、手水を拒んだ....出羽三山。

2019-09-05 18:41:58 | 関口文治郎/神社仏閣
 
 
八王子、降りそうなベランダの奥の、
雨空を見上げて、煙草を一本。
ちょっと喫いすぎを気にしながら、
また一本。

鶴岡市に着いた時もそうだった。
月山に登る筈だったけど、
着いた時には雨。
八合目までは車で行けるのに、
頂上まで、案内では2時間と書いているけど、
わたしの足では、3時間かかる。

車の窓の隙間から、煙が細い板になって流れ、
斜めの糸雨に消され、
そこで、
出羽三山の宮巡り。

山伏の宿の提灯が、なんとも日本に居ながら、
異国に飛び込んでしまったかの、雰囲気。

 
法螺貝の音をだすのに1年、
ただし、出すだけ。
それから、それぞれの音色を出すのは、
修業する男のセンスだと・・。

 
 
 
 
どこで知り合ったか、いつ知合いになったか、
思い出せない、記憶に、
黙って付き合ってもらえないかと、
付き合った男が、
でこぼこ道を揺れながら着いた神社で、
白衣に着替え、脚絆を付け、鈴懸を羽織って、
袴を着け、結袈裟を下げて、
高台から景色を眺めていた私に一礼の後、
祠の前で法螺貝を鳴らして見せた。
2時間ばかり、なんで誘われたか、
判らなかった。
今でも判らない、
けれど記憶の奥に、眠っていた、
綺麗な後ろ姿が

ありありと浮かんできます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
随身門の近くの八坂講社、信者の宿屋が、
以外に存在感があって、
不敬ながら、つい立ち入ってしまった。
でも、ちゃんとお辞儀はした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
出羽三山頂上。
雨に染みた靴が、手水を拒んでしまった
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
重さ約10トン、刻銘に建治元年(1275)八月二十七日とあり、
蒙古襲来の折の伝説に、
造った由来があるという。
本日、御免ここまで・・・チョン・チョン。
 
 
 
 
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紅花染めに、子をくるんで。酒田市。

2019-09-03 22:04:34 | 魅せられた!
 
 
 
 
 
女の一生の願い。
子が健やかに育てと。
農作物が実るようにと。
邪気を払ってくれる動物をと。

細工して神社仏閣に秘かに奉納した、
傘福の信仰。
こうなると、理屈は、
いらないですネ!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

庄内シルク、椿の旅。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

山形の花。
紅花染めの、子への思い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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