春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

ネコが言う、世話のやける人間! 成田山・仁王門。① 千葉県成田山。

2021-11-04 21:48:57 | 社寺

👆人の影、折れて消える、成田山です。
二本足の独裁に疲れて、一息ついたネコ。
秘かに・もくろんだのは、
仏の宇宙を缶詰にすること・・だと・・
前足の臨戦態勢が雄々しい・・・
また書いてしまった・・わっし馬鹿ばっかし。

坂東札所28番・龍衆院は成田市でした。
車で20分ばかり所、
寄って行かなければ・まもなく日暮の時刻。
ここは、年末年始では全国に放映され、
お寺に限れば全国一の参拝者が訪れる、成田山。
正式な名は、成田山金剛王院神護新勝寺。

成田山に来れば、
表参道の景色を見たいのですが、諦めて・・。

👇成田山の表玄関、
12支の木彫刻を蟇股に施し、
開基1070年を記念して、
2008年に建立した欅造りの、荘厳な楼門でした。


👇その荘厳さは、通りからより、
境内の灯篭が、更に引き立てて・・。









👇1831年の建立仁王門には、
築地魚河岸の人たちが奉納した、
800キロの砲金で作られた提灯が・・。





 

密迹金剛 みっしゃく‐こんごう
常に仏に親しく近づいて、仏の秘密の教えを聞こうと


👇那羅延金剛 ならえん-こんごう   
大力があり、仁王門を護っている


裏仏には1706 年、佐倉藩主が寄贈したという、
👇多聞天が、
仏法を犯す邪神を両足で踏みつけ、
きめ細やかな鑿裁き衣類は、
革製の甲冑を身に着けた、
唐代の武将風の姿で表されている。 



👇広目天が・・・。


👇重要文化財の仁王門、
まもなく日没なのに、なかなか前に進みません、
ネコが言います・・


魚のモンプチ、鞄から出てます・・


待ってるから、
早く見学を終わらせなさい、
いい~? 判った?
全く世話のやける人間だこと!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

扉のない龍正院に、仏の声。②-② 千葉県成田市。

2021-11-02 21:56:45 | 坂東札所


👆  観音の いらかみやりつ 華の雲

龍正院の境内に、カラマツが2本、
睦まじく、樹齢を重ねたカラマツが2本、
夫婦松と呼んでるそうで、
根元に、芭蕉の句👆
いらかは、浅草観音様の甍で、芭蕉が病気の時に、
自宅から見える景色を詠んだものだそうで、1686年。
この句碑の銘が1793年、芭蕉の句から100年近く、
きっと江戸のお金持ち、俳句に心得のある方が、
訪れたここで、寄贈したのでしょうか。
ここは成田市、歩いて2時間ばかり、

成田山新勝寺参りのついででしょうか、
坂東巡礼28番龍正院のついでは、
成田山新勝寺でしょうか・・

👇  1698年再建された、本堂3間の入り口には、
当初から扉の建具がない。

中の厨子には、11面観音菩薩。
冷害に真冬のような寒さに、
飢えて横たえる庶民が、
いつでも
誰もが観音様のご慈悲に、
すがれるようにと・・・・。









迦陵頻迦・かりょうびんが
殻の中にいた時から美しい声で鳴き、
その声は仏の声だと・・・極楽浄土にいるという。























👇三斗組に、格子天井を施しその上に地垂木流す、
小憎いデザイン・・・ウン!





注連縄を龍の形に整える、地元の方たちの今、
江戸時代は、舟旅観光を兼ねての、
お参りの人たちで、
賑わった龍正院だといいます

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする