春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

扉のない龍正院に、仏の声。②-② 千葉県成田市。

2021-11-02 21:56:45 | 坂東札所


👆  観音の いらかみやりつ 華の雲

龍正院の境内に、カラマツが2本、
睦まじく、樹齢を重ねたカラマツが2本、
夫婦松と呼んでるそうで、
根元に、芭蕉の句👆
いらかは、浅草観音様の甍で、芭蕉が病気の時に、
自宅から見える景色を詠んだものだそうで、1686年。
この句碑の銘が1793年、芭蕉の句から100年近く、
きっと江戸のお金持ち、俳句に心得のある方が、
訪れたここで、寄贈したのでしょうか。
ここは成田市、歩いて2時間ばかり、

成田山新勝寺参りのついででしょうか、
坂東巡礼28番龍正院のついでは、
成田山新勝寺でしょうか・・

👇  1698年再建された、本堂3間の入り口には、
当初から扉の建具がない。

中の厨子には、11面観音菩薩。
冷害に真冬のような寒さに、
飢えて横たえる庶民が、
いつでも
誰もが観音様のご慈悲に、
すがれるようにと・・・・。









迦陵頻迦・かりょうびんが
殻の中にいた時から美しい声で鳴き、
その声は仏の声だと・・・極楽浄土にいるという。























👇三斗組に、格子天井を施しその上に地垂木流す、
小憎いデザイン・・・ウン!





注連縄を龍の形に整える、地元の方たちの今、
江戸時代は、舟旅観光を兼ねての、
お参りの人たちで、
賑わった龍正院だといいます

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする