I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「仲佐」下呂市

2009-11-03 | 蕎麦 岐阜・三重
十五年ぶりになる訪問は、一体どんな蕎麦だったんだろうと曖昧になってしまった記憶を蘇らせる為。

駐車場に車を停め、明るいイメージの店内へ入ってみるとかなり空いている。行列を想像していたので意外だ。



窓際の小上がりに歩を進め、こんな造りだったのかと首を傾げてしまう。




 

さて、注文はツレが蕎麦三昧2000円、私は天ざる1800円とし、色々と試してみる趣向だ。
焼き味噌や蕎麦前も所望したいところだが、帰りのロングドライブをツレに任せるのはちょっと気がひける。



最初に出てきたのは、蕎麦三昧の一品 きなこ豆腐。
確かにきなこの味はするものの、特にどうってことはない。



次は飛騨ネギと秋縞ささげの天ぷらだ。熱々・サクサク・ホクホクで、どちらも旨い。(ところで海老はないの?)





お待ちかねのざるは二人とも。薬味は辛味大根のみ。ツユはちょっと甘めかな。



 見た目もとても綺麗な蕎麦だ。

思い出よりはボリュームもあり、確かに旨い逸品とは思うが、期待が大きすぎた所為か感動するほどでも。



最後は蕎麦三昧のもう一品、暖かいなめこそば(小)。



秋を感じさせる一杯は、今日のような寒い日にはとても嬉しかった。

蕎麦湯はサラっとした好みのもので旨かったが、出すタイミングは静岡の名店に習ってもらいたい。





 
変わった形のざる                          高台内が2段になった小振りな蕎麦猪口







その後、紅葉を求めて巖立峡まで足を伸ばしたが、時期的に少し遅かったかも。道中小さく見えた真っ白な御岳が感動的だった。
コメント (6)
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「おおふくや」下呂市金山

2009-11-03 | 蕎麦 岐阜・三重
味覚には信頼をおいている知人の紹介の店へまずは立ち寄ってみた。街に同化しているので看板を見逃すと行き過ぎる羽目に。

開店時間の少し前に着いて車で待っていると、玄関先へ打ち水をしている人が見えたので早速突入。

 

どこを見てもよく使い込まれた古民家には、似つかわしくない最新の大型液晶テレビが印象的だ。
キャパは座敷に上がってもらえば、団体さんでもOKか。

注文はもりそば850円と冷しおろしそば800円。 
しその実ごはんがとても気になったが、次を考えて自重することに。

しばらく待つと盆に載って、それぞれが供される。


まずは2・3本何もつけずに食べてみると、コシはさほど無いが新そばらしい風味はなかなか。

甘めのツユに浸けて手繰ってみれば、喉越しがとてもいい。
普通に旨いが、好みにはちょっと太いのとコシが・・・。それに水切りをもっとしっかりとして欲しいかな。




一方大根おろし、ほうれん草、鰹節、海苔、天かす、ネギと具沢山のおろしそばはツユとの相性もよくとても美味しかった。

この店では、汁そばの方がいいのかもしれない。後から続々と入ってきた常連さんの注文もそのようだった。
決して愛想がいいほうではない店主・店員も素朴な感じがして、地元の人たちから愛されているのがよく分かる。


おおふくや (そば / 飛騨金山)
★★★☆☆ 3.0


コメント (2)
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