I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

久保本家 「生もとのどぶ」 20BY 仕21号 +17

2009-11-06 | 酒と肴
友人に是非にとまで勧められた奈良県のにごり酒を、先日ラブリーの前の「酒屋はやし」で購入してきた。3000円也。

目当ての酒はすぐ見つかったが、旨口のスタンプがあるものとないものの2種類が混在。
女将さんに尋ねてみると樽の違いとか、辛口(日本酒度+17)といわれた方をチョイスしてみることに。




まずは瓶をよく振って常温でいただいた。

白濁していて猪口の底が見えない。澱がかなり浮いて、昔一度だけ飛騨の方で飲んだどぶろくを思い出した。
しかしいざ飲んでみると記憶の中にあるような酸っぱさや臭いはなく、またドロっとしているわけでもないので、
多少ヨーグルトのような香りあるものの、飲みにくさを感じることもなく普通の酒と全く同じ様に飲める。




そこで、早速燗をつけてみることに。




肌寒く感じる日は熱燗と湯豆腐でいきますか。

(固い木綿豆腐が好きな私は、冷奴ばかりでなく湯豆腐にも絹ごしは選ばない。
 そんな私をツレは「わがまま・やんちゃ・小姑・天邪鬼」と評するが、・・・。)


さて、このどぶ、なかなか旨い酒で、コクがあるというのはこういうことを言うのだろうか。つい杯を重ねてしまった。



酒に対して10%ぐらいの水またはお湯を足して、15度ぐらいのアルコール度数にしてからのぬる燗もいけるらしい。
次はその割り水燗や段階的な温度の燗を試して、私好みを探ってみたい




 (追記)一升瓶の裏のラベルを確認してみたところ、元々アルコール度は15度だった。

 生酛らしく(?)酒の熟成が進行しているのか栓を開けると、まるで炭酸飲料のようにプシューっと音がする。
 また乳酸の風味も増したように感じる。燗は50度くらいが一番旨いようだ。
コメント (2)
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