I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

西穂独標 2701m 後半

2014-09-15 | アウトドア
山頂には20人ほどの登山客がうかがえる。坊主頭に短い毛髪が生えているかのようだ(笑)


基部からは両手両足で岩場に取りつく。あそこに足を置いてそこを掴んでと一手一歩進めている内にあっけなく登頂、12:24。


平らな頂上部にある11峰と書かれた岩の向うには、穂高連峰が堂々とした威厳を放っている。


手前のピラミッドピークまで行くだけでも、ここを下りなければいけない。ウヒョー、マジで怖い。


こっちは先ほど登ってきた降り口。登山用ヘルメットを被った人の後に続こう、12:48。


12と数字だけが記された小さな岩峰をトラバース。ここも結構神経を遣った。



ようやく路傍の小さな花を見る余裕が出てきたぞ。イワツメクサかな?


山荘へもう少しのところでガスが湧きだした。ちょっと急ごうか。


さて、本日二つ目の目的を達成しよう。有名な西穂ラーメン900円だ。しょうゆとみそを一つづつ注文した、13:52。



出来上がったところで名前を呼ばれ盆を取りに行く。しょうゆとみそのトッピングの差はナルトと半玉子。


さっそく食べ比べてみたが、細縮れ麺はカンスイ(?)臭く、チャーシューもメンマも既製品っぽい。
どちらかと言えば味噌の方がお勧めかな。所詮山小屋レベルで、正直期待外れだった。☆二つか。


あまりゆっくりもしていられないので、有料トイレ100円(宿泊およびテント泊は無料)を利用しザックを担ぐ、14:18。


木の高いところに小屋への案内板が付いているのは通年営業をしている証拠。こんな時間でも登ってくる客に出会う。


今回は膝より足首が痛かった所為でかなり時間がかかってしまった、15:38。45分発の下りロープウェイに滑り込みだ。


7分間で845m下のしらかば平駅に到着。この時間になれば観光客もまばらだし、駐車場の車もかなり少なくなっていた。


〆は当然露天風呂。登山口から一番近い「ひがくの湯」700円に飛び込んだ。そこには何故か鉄道ジオラマがあった。

尚、帰宅後朝刊に目を通したが14日独標付近で事故があったようだ。私たちも下山途中西穂で男性一名の滑落を伝える
大声を聞いたし、初心者らしい慎重なプランで十分気を付けて行動しなきゃいけないを改めて気付かされた山行となった。


山はわずかに色づいた木々もあり秋の訪れを感じさせる。待ってろよ、上高地!涸沢!(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)

  平面距離  7.8km
  沿面距離  8.1km
  記録時間  06:49:05
  最高高度  2690m
  最低高度  1815m
  累計高度(+) 652m
  累計高度(-) 986m
  平均速度  1.1km/h
  最高速度  16.6km/h (DIY GPSによる)






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西穂独標 2701m 前半

2014-09-15 | アウトドア
雑誌「入門山 とことんいい山だけ38選」からチャレンジ☆天空の眺望山に挑戦。日帰りで北アルプスを歩けることが魅力的だ。

8時に鍋平高原駐車場に着ければいいなと名古屋を3:22に出発したが、途中休憩を2度挟んだのにもかかわらず7:10に到着した。
しばらく車内で横になっていたが、周囲が騒々しくなってきたので7:45しらかば平駅へ移動。既に50名ほどが始発を待っていた。


最後尾に付き順にチケットを購入。往復乗車券2800円が二枚、山専ボトルが入っている私のザックは6kgを越えていたので荷物券200円1枚、
さらに当日限りの駐車券500円が1枚だ。(登山者専用の駐車場は1日300円だが、舗装された駐車場も日帰りの場合は利用可能とのこと)


予定の8:45を待たずに改札が始まり、8:30に新穂高第2ロープウェイ(120名定員)が出発。積み残された人達が恨めしそうに手を振っていた。


西穂高口駅の展望台へ上がり四方を眺める。登ってきた方角には笠ケ岳、目指す穂高方面には西穂山荘も確認できる。


おっと、槍さまだ。


ウォシュレット付きのトイレを拝借し、吉永小百合ちゃんがCMを撮った喫茶・軽食「マウントビュー」を通って登山開始する、9:02。
コンパス」で提出済みなので西穂高口登山届出所はパスした。(北アルプス岐阜県側ではH26.12.1から義務化される)


樹林帯の木道を進み、石が浮いて歩き難い登山道を2・3度アップダウンしながら大きな谷を下り、そして登り返す。


下山者とすれ違うことが多くなり待機する場面もあるが、急登をジグザグに登りつめるとようやく山荘が見えた。


ぐるっと回り込んで写真で見たことのある西穂山荘に到着、10:18。コースタイム1時間半の割に早く着けた。とても賑わっている。


テント場は30張とのことだがちょっと狭いように見える。満杯となればプライバシーも何もあったもんじゃないだろうな。


ザックを小屋の棚にデポして水筒とフリースを入れたサブザックだけを持ち、小屋のデッキから見えた小山に突撃、10:45。


結構なゴロ石の登りは八ヶ岳・蓼科山や立山・雄山を思い出した。振り向けば小さくなった小屋を挟んで焼岳を望むことができる。


基本的に気持ちのいい稜線歩きだが雲が多い。目的地はいがぐり頭のように見える右から2つ目のピークだ。


ちょっと開けた場所から先客が覗きこんでいるのは上高地・大正池方面だ。


危険ならここから引き返そうと思っていた丸山に到着、11:03。笠ケ岳が美しい山容を見せている。


まずはこの名もなき山を越えなきゃならない。


ザレ場の斜面を過ぎハイマツ帯を抜けて独標が見えたところで、シャリバテを感じランチタイムとする。つもりがあるのでおにぎり1個のみ。

(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)

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