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金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

昨日の川西パレットでの「金繕い教室」

2023-12-15 20:05:03 | 金繕い教室「器再楽」

昨日の川西パレットでの「金繕い教室・器再楽」の様子です。

 
今年最後の教室で、私の体調が最近すぐれないので、私は講師を降りて、ベテランになっているメンバーで教室を継続することになりました。
 
この日の参加者は12名と多数参加して下さり、お礼のお菓子を下さりました。
さあ、始まりです。
  
 
水漏れがするというティポット。

 

熱くなるまで熱して、接着剤を注入します。

 

教室の終了時には、接着剤をきれいに取り除いて。

 

皆さん、相当腕をあげられていますね。

私の作業場所。いろんなものを並べて。

 

この日見学体験の方が お一人おられて。

その人の修理品2点です。

この日、どこまでできるかな。

続きは、次回にベテランメンバーにお願いすることにして。

この日はこんなかわいいものも置かれて。

 

この日は早めに教室を終えて懇親会です。

 

こんなお菓子も用意してくださって。

 

来年1月から、私は参加しませんが、「器再楽」の教室を皆さんよろしくお願いしますね。

皆さん、とても楽しいメンバーでしたね。

また、機会があれば覗かせてもらいますね。

 

 


昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」

2023-07-28 18:03:33 | 金繕い教室「器再楽」

昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」の様子です。

 
猛暑日が続いていますが、8名の参加者がありました。

 

先ずはひび(にゅう)が入った器2点に接着剤を注入する作業から。

この施設ではトーチを使わないようにと前回注意されて、ヘアドライヤーで熱くして。

 

前回から参加されている女性。

しっかりと作業を見てくれて、メモも取られて。

 

その方が持参された作品2点です。

参加者の皆さん、それぞれいろんな作業に取り組まれて。

ガラスの器の修復はなかなか難しいですね。

 

ひびの入った部分に施した接着剤が硬化して、黒艶漆を塗る作業です。

 

この方はベテランになられて、ご自分で漆を塗って。

金属粉を蒔く作業も手伝って下さいます。

 

この方もご自分で。

道具もいろいろと揃えられて。

 

この2点の修復部分もほぼ硬化して。

もう少し待って漆を塗りましよう。

 

そろそろ金属粉を蒔きましょうかね。

錫粉(ゴールド)です。

 

この方は錫粉(シルバー)をよく使われますね。

 

漆を塗ってしばらく置いてから、次々と錫粉を蒔く作業です。

 

私の横で作業の様子を観察してくれていた女性の作品2点も終了ですね。

このあと自宅まで丁寧に持ち帰って、3日ほどかけて漆を十分乾燥させてから真綿できれいにしてもらいます。

 

さあ、今回は早めに終了ですね。

猛暑日が続いているので、8月は2回ともお休みにすることにしました。


川西パレットでの金繕い教室「器再楽」

2023-07-14 14:39:02 | 金繕い教室「器再楽」

昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」の様子です。

新しいメンバーがお一人体験参加して下さいました。
それで、参加者は7名でした。
 
その体験参加者の女性が持参したもの。
1か所口辺に欠けた部分がありました。
早速修復に取り組んであげて。
30分で硬化開始のコニシボンドに強力粉を加えて。

 

久しぶりに参加されたメンバーがやり直しの品物を持参されて。

熱湯でボイルして、接着剤を取り除いておられます。

 
指と剃刀で接着剤が残っていないかを確認して。
「再度接着から始めて大丈夫ですよ」とお伝えして、作業に取り掛かってもらいました。

 
次は陶芸の指導をされている方が、生徒さんの作品を持ってこられて。
大きな花瓶の口辺が欠けてしまっています。

 

欠けた部分もあるのですが、なぜかうまくはまりません。

ちょっと理解できませんね。

でも、強力粉を混ぜた接着剤で接着開始です。

 
大分時間をおいてから、さらに接着剤を追加して整形です。

他のメンバーは、各自で作業を進められて。

 

この日初参加の方の器の欠けた部分、剃刀と水ペーパーで形を整えてあげて。

 

そのあと、黒艶漆を塗って、しばらく置いたあと、ゴールド色の錫粉を蒔いて仕上がりです。

ベテランのメンバーが「2、3日漆を乾燥させた後、真綿のようなもので表面をきれいにしてあげてね」とアドバイスして下さって。

 

大きな花瓶の方も接着剤が固化して、仕上げには「新うるし」の赤と白を混ぜて、ちょうどいいピンク色になって、ご本人に仕上げの塗りをしてもらいました。

 

ちょうどいい色合いで。

いい仕上がりですね。

「新うるし」なので、ご自宅に帰る頃には乾燥していることでしょう。

 

この日、私は最新作の自作のブローチをつけていたので、メンバーに「なんですの?」と聞かれて、説明しているところです。

原生生物の「バジ二コラ」という生き物なんですよと。

この日は、「画廊シャノワール」のオーナーは所用で欠席でしたので、次回には、たくさんの原生生物をデザインした酒器を持参して、皆さんに観てもらいましようかね。

 

昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」

2023-06-23 15:33:43 | 金繕い教室「器再楽」

昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」は、施設ができて21周年の記念イベントの2回目でした。

 
施設のチラシをご覧になって参加された見学と体験希望者が、前回と同様2名おられました。
 
参加者は私を入れて9名。
この日は雨がよく降ったせいでしょうかね、参加者も少し少なめで。

 

参加者のお一人、若い女性が持ってこられたもの2点。

生漆での接着ではないことを了解していただいて、優先的に修復に取り組みました。

 

もう一人の参加者は男性です。

このお皿です。

ご自分で接着したものを持参されて。

 

接着剤がわずかですが、残っているのを剃刀で取り除くところから見ていただいて。

 

女性がもってこられたものの接着を早速終えて。

次のステップをどうするか相談しながら。

コーヒーカップのお皿はとてもいいもののようで、「目立たないように接着だけでいいかな」と仰って。

でも、割れた部分が少し欠けていたりして、やはり漆を塗って、金属粉を蒔くのがいいですよと私。

この2点を乾燥させている間に、男性の作品の修復に取り組んで。

 

黒艶漆を面相筆で。

 

他のメンバーの修復もやりながらですが、体験者優先でしたね。

ベテランのメンバーが、錫粉(ゴールド)を蒔く作業を手伝って下さいます。

でも、いつも写真を撮って下さる世話人の方がこの日は参加できずで写真があまり撮れていません。

 

体験された男性、自分のお皿の仕上がりをご覧になっています。

 

女性が持参された茶碗は、他の方の品物と同じ錫粉(ゴールド)を蒔いてあげて。

このお皿も「漆と金属粉を蒔いた方がいいですよ」と説明してあげて。

金属粉は金の消粉がいいのですが、費用が高価になるので、代用品の金の消粉仕立ての少しいいものを蒔いてあげました。

残念ながら、写真を撮る余裕がなくて、仕上がりの写真がないですね。

 

3時間の教室、今回もあっという間に終わってしまいましたね。

今回も修復品の展示もあったのですが、その写真も撮れずじまいでした。

 

でも、体験参加のお二人、うんと喜んで頂きました。

持ち帰った修復品、漆が乾燥するまでたっぷり日数をかけてから、真綿などできれいにしてあげて下さいねとアドバイスして。

 


昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」

2023-06-09 15:56:55 | 金繕い教室「器再楽」

昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」の様子です。

今月の2回の教室は、体験希望者の受け入れと金繕いした作品の展示があります。

 

展示コーナーです。

 

こんなに丁寧にコメントを付けられる方も。

 

昨日は雨模様なので、車で参加した私も3点展示させてもらいました。

 

体験希望者として、女性2人が参加して下さいました。

お二人の作品、最優先で繕いを開始してあげました。

 

昨日は、教室参加者が12名、体験希望者が2名で、私も含めて15名という賑やかさでした。

 

大忙しの私。

 

体験されたお二人もとても熱心に。

繕い品がとても多かったので、ベテランの女性が私の隣で手伝ってくださって。

あっという間の3時間でしたね。