金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

個展会場内での繕い

2018-04-04 16:06:55 | その他の繕い例
(この記事もアップし忘れです。2月のものです)

昨日の川西行きは、出来上がった小額をギャラリーのオーナーにお渡しし、もう一つの額の繕いを仕上げる事でした。

ところが、丁度「パレット」では、次年度の団体登録の説明会があって。
で、私も急遽その説明会にも参加して。

その途中から、道具類を置き場所から持ち出して、あてにしていた「パレット」は使えないので、松岡さんの個展会場内での繕い作業でした。

穴が開いていた箇所を前回の「器再楽」の繕いの時に埋めて、下向きに置いてもらうようにオーナーに依頼していたのでしたが。
ダメでしたね。
繕い箇所が少し凹んでいます。
「なーんにも、私の言う事を聞いていませんね」と、私。

前回の写真です。


仕方がありません。少し凹んだまま、「新うるし」を塗って、金の消し粉を蒔いて。


真綿で軽く表面を拭いて終了としました。
あっという間の仕上げでしたね。


金繕いの再開です

2018-04-04 15:59:20 | 多種類の繕い例
(1月の記事ですが、西宮エリアブログにはアップしていたのでしたが、こちらにはアップし忘れていました)

まだまだ右手が不自由ですが、金繕いを再開しています。

年末に次女が繕い品を持ってきたときから再開です。
その品物は、制作過程からトラブルがあって、こんな風に仕上げたものでしたが、それが真っ二つに割れてしまったとのこと。
アラルダイトでの接着だけで終了ですね。


私の繕いです。
簡単なものは、窓際に置いていて、落っことして真っ二つに割れてしまったこの作品。
これもアラルダイトで接着するだけで。


その他に、最近陶芸仲間から依頼されて持ち帰ったものが2点ありました。
1箇所口辺にほつがあるビアカップ。


その箇所ににゅうもありましたね。


その日の繕い作品です。


娘の小皿と色ガラス作品(右側)は簡単に復活です。




妻も繕いを

2018-04-04 15:39:57 | 磁器の繕い例
妻も私の指導のもとに金繕いを実践していますが、今回妻の友人から依頼された磁器のお皿の繕いです。
綺麗なお皿ですね。
ついつい、写真を撮り忘れてしまいますね。
左下の角の部分が欠けていたのですが、すでにベースの修復を終えています。


上手くできていますね。
磁器なのでアラルダイトに強力粉か中力粉を加えるのですが、妻はシッカロールを加えています。


続いて、目立たない方がいいということなので、金粉などの処理をせずに「新うるし」の白を塗りました。それは私が。
本漆の白だと、色が黄色っぽくなってしまいます。


さあ、完了です。