今の時期、手がすいているので、金繕いをとても安く引き受けますとのチラシとポスターで宣伝していたのですが、近所の方からようやく依頼が来ました。
口の部分がうんと欠けてしまった備前焼の徳利。
もう一つは欠けのある磁器の皿です。
さあ、繕いの開始です。
皿の欠けた部分をよく見ると亀裂が入っていましたので、ドライヤーで温めながらアラルダイトを注入です。
そして、強力粉を混ぜたアラルダイトで欠けた部分の補修です。
陶器のほうは地の粉を混ぜたもので。
作業をしていると、妻が「これ欠けてしまったのでお願い」と。
よく傷めるものですね。
アラルダイトが硬化するまで見守ってあげないといけません。
垂れてきますので、ひっくり返したりして姿勢をいろいろと変えて。
その2に続く。