先週の木曜日の川西での「器再楽(きさら)の会」から持ち帰った小さな額です。
こんな風に壊れていました。
「大変でしたら諦めます」と画廊シャノワールのオーナーは仰いましたが、「いいえ、直します!」と私は持ち帰ったのです。
何でも直してみようとする私、どんどん経験を積んでいます。


先ずは壊れて分離した部分をアラルダイトで接着します。
欠損部分がだいぶありますね。

そして、翌日です。
今度はアラルダイトに地の粉を混ぜたもので欠損部分の充填です。
木の粉が本来ですが、どちらでも大して変わりません。

そして、プラスチック板を使って整形です。
ここがミソですね。

そし、さらに翌日です。
プラスチック板を剥がしてカッターナイフやヤスリ、水ペーハーなどを使ってベースの仕上げです。

そして、「新うるし」を使っての色合わせです。
色合わせには「新うるし」は抜群の効果を発揮しますね。

いろいろと色を混ぜ合わせて、ようやく周りに近い色を作ることができて、塗装して完成です。
材料費はあまりかかりませんが、この手間を考えれば、新しいものを買ったほうがはるかに安くつきます。
でも、壊れたものを再び使える様にする「器再楽」の技はとても貴重だと自信を持っています。


入っていた作品を再び入れて、終了!(壊れていた部分は左上です)
画廊シャノワールのオーナーの驚く顔をみたいものですね。
そして、さらにもう一つの大きな額、欠けた部分の重点は済ませていますので、目の前で金粉でさっと仕上げて、さらに驚かせてあげましょうかね。

金繕いの技をできるだけ広げたいと思っていますが、たいていは何日間か掛かる作業ですので、なかなか伝えるのが難しいですね。
これまで、何人か熱心な方を指導したことがありますが、私のブログを見て引き続き研究してほしいものですね。
それから、繕いを希望する作品もいつでもお受けしますよ。
※まだアップしていない最近の繕い例が多数あります。
ぼちぼちアップしますので見て下さいね。
こんな風に壊れていました。
「大変でしたら諦めます」と画廊シャノワールのオーナーは仰いましたが、「いいえ、直します!」と私は持ち帰ったのです。
何でも直してみようとする私、どんどん経験を積んでいます。


先ずは壊れて分離した部分をアラルダイトで接着します。
欠損部分がだいぶありますね。

そして、翌日です。
今度はアラルダイトに地の粉を混ぜたもので欠損部分の充填です。
木の粉が本来ですが、どちらでも大して変わりません。

そして、プラスチック板を使って整形です。
ここがミソですね。

そし、さらに翌日です。
プラスチック板を剥がしてカッターナイフやヤスリ、水ペーハーなどを使ってベースの仕上げです。

そして、「新うるし」を使っての色合わせです。
色合わせには「新うるし」は抜群の効果を発揮しますね。

いろいろと色を混ぜ合わせて、ようやく周りに近い色を作ることができて、塗装して完成です。
材料費はあまりかかりませんが、この手間を考えれば、新しいものを買ったほうがはるかに安くつきます。
でも、壊れたものを再び使える様にする「器再楽」の技はとても貴重だと自信を持っています。


入っていた作品を再び入れて、終了!(壊れていた部分は左上です)
画廊シャノワールのオーナーの驚く顔をみたいものですね。
そして、さらにもう一つの大きな額、欠けた部分の重点は済ませていますので、目の前で金粉でさっと仕上げて、さらに驚かせてあげましょうかね。

金繕いの技をできるだけ広げたいと思っていますが、たいていは何日間か掛かる作業ですので、なかなか伝えるのが難しいですね。
これまで、何人か熱心な方を指導したことがありますが、私のブログを見て引き続き研究してほしいものですね。
それから、繕いを希望する作品もいつでもお受けしますよ。
※まだアップしていない最近の繕い例が多数あります。
ぼちぼちアップしますので見て下さいね。