木曜日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」の様子の続きです。
新しく参加された方の繕いはこんな風に欠けた部分の修復がほとんどでした。
そして、しばらく漆を乾燥させた後、金属粉を蒔く作業です。
これは知人から依頼されたというもの。ベースの修復はご自分でされて。
本金の消し粉を蒔いて。
まず内側から。
そして大きな繕いのある部分。
そして外側。
2点、きれいに出来上がりましたね。
さあ、次の蒔く作業です。
これは新しい金属粉です。
銀に金メッキを施したという金の消し粉。
これまで、知ることがなかったものをメンバーの世話役が入手してくれたものです。
最初にガラスの器でも使ったものです。
さあ、どんな仕上がりになるのでしょうね。
次の湯飲みも同様に。
こんな風に蒔き終わったものを、しばらくして真綿で金粉がよくつくようにきれいに処理してもらって。
こんな感じになりますね。
確かに金の消し粉っぽい。いい仕上がりになりそうです。
この日は新しい方二人が参加して下さったので、仕上げの作業を見てもらう場面が多かったですね。
ベテランのお一人は、勉強になると自分の作業をせずずっと観てくださいました。
楽しいメンバー(ほとんどが女性)の教室で、私も元気を頂いている3時間です。
次回は9月8日(PM1-4)です。参加費は1回500円+会場借り上げ費(頭割り)で、いつでも入会できますよ。