個展時に依頼があった繕いの一つです。
池田市にお住いの城内高校時代にご一緒だった家庭科の先生からの依頼です。
「THE BOTANIC GARDEN circa 1818」「PORTMEIRION 1972」の表記がある英国製品のポットだ。
大きなひびが入っているが、作業中その周りにも多数の小さなひびが入っていることに気がついた。
たぶん落とした時の衝撃でしょうね。
でも、小さなひびは使用上は問題ないようだ。
ポットを洗い漂泊してから作業開始です。


先ずは、ポットを温めて接着剤のアラルダイトを浸みこませます。

接着剤が乾燥してから、黒艶漆を引くが、内側はひびを見極めて漆を引いていくのがとても難しいので、先ずはドットで漆を引く部分が判るようにして。

外側は容易ですね。

その後、銀の丸粉をたっぷりと置いていきます。何回か処理します。

外側も終了です。

漆を乾かすムロは、濡れぞうきんを入れたこんな風でいいです。

3日ほど乾燥させた後、鯛の牙で磨きます。

終了です。


今回とても細いラインですので、上から「新うるし」の本透明の処理を行っています。
さて、池田の「秋田屋チェーンソー」に用事があるので、近いうちにそのついでに届けましょうかね。

池田市にお住いの城内高校時代にご一緒だった家庭科の先生からの依頼です。
「THE BOTANIC GARDEN circa 1818」「PORTMEIRION 1972」の表記がある英国製品のポットだ。
大きなひびが入っているが、作業中その周りにも多数の小さなひびが入っていることに気がついた。
たぶん落とした時の衝撃でしょうね。
でも、小さなひびは使用上は問題ないようだ。
ポットを洗い漂泊してから作業開始です。


先ずは、ポットを温めて接着剤のアラルダイトを浸みこませます。

接着剤が乾燥してから、黒艶漆を引くが、内側はひびを見極めて漆を引いていくのがとても難しいので、先ずはドットで漆を引く部分が判るようにして。

外側は容易ですね。

その後、銀の丸粉をたっぷりと置いていきます。何回か処理します。

外側も終了です。

漆を乾かすムロは、濡れぞうきんを入れたこんな風でいいです。

3日ほど乾燥させた後、鯛の牙で磨きます。

終了です。


今回とても細いラインですので、上から「新うるし」の本透明の処理を行っています。
さて、池田の「秋田屋チェーンソー」に用事があるので、近いうちにそのついでに届けましょうかね。
