昨日は、今月2回目の川西での「器再楽」でした。
今回2回目の参加の女性。
前回にベースを仕上げたものを沢山お持ちになって。
「画廊シャノワール」のオーナーの佐野さん、たくさん並べられて。
掛け持ちなので、画廊と行ったり来たりで。
前回ワイングラスを繕った方。
今回もいいポットを持ってこられて、注ぎ口が壊れて。
知人から繕いを頼まれたそうです。
シーサーは脚のところが割れていて。
遠くから参加されている陶芸家で蕎麦打ちもされている男性。
キムワイプも自分で購入して、繕いの材料をほぼ揃えられて本格的に繕いを勉強されています。
漆器の繕い、赤ロイロ漆で仕上げです。
この人も本格派を目指しておられます。
大破した花入れ、時間をかけてご自分で。
この方の前回の続きの作業。
内側は私が黒艶漆を塗って錫粉を蒔きましたが。
今回は外側をご自分で漆の処理をして。
線をきれいに引く練習をされてきたそうです。
錫粉を蒔いて、大破していたこの器もこれで終了ですね。
後は真綿で磨くだけですね。
湿布薬のプラスチック板がとても役に立つことを、新しいメンバーにも見てもらいました。
「それって繕い用のプラスチック板ですか?」と。
いえいえ、いろんなものをうまく利用するのですよと。
皆さんとても熱心で、3時間近くの教室の間忙しくて疲れますが、とてもやりがいがありますね。
シャノワールの佐野さんの品物も、完成です。
それから、佐野さんが知人から預かって私が持ち帰って繕った品物3点の仕上がり具合も皆さんに観ていただきました。