ガラスのグラスの手入れ後、早く帰らないといけない方の仕上げを手伝って。
続いては、黒艶漆での線引きを終えて、錫粉を蒔いて。
たくさんの修理箇所があるものは、漆の処理した部分を触らないように気を付けないといけません。
この品物、内側を白漆、外側は白漆と黒艶漆を塗り分けて、金属粉を蒔かない処理をしました。
皆さん、熱心に見入ってくれています。
私はこの日も大忙しで、自分では写真をほとんど撮れずじまいでしたね。
有難いことに、いつも私に代わって沢山の写真を撮ってくれる世話人がいます。
沢山の亀裂が入った品物も多いですね。
たいていは錫粉ばかりですが、ワイングラスを修理した方、この日は金の丸粉を前回に蒔いたものを3点ほど、生漆を使って粉固めをしてもらいました。
次回は12月の9日で、今年は終了ですね。