次は友人からの依頼品に取り組みます。
ビニール袋に入った4点です。
いつも鼻うがいに利用している私のお気に入りの片口作品。
洗面台の流しに滑り落として割ってしまいました。
あれまあです。

「総合センター塚口」での金繕い教室、7月30日3回目の最終日でした。
参加者は10名、皆さんとても熱心でしたね。
こんな風に、繕いの様子を観て下さって。
3回の教室でどんな内容にするか難しかったですね。
ほとんどの人は、錫粉を蒔くまでの作業を終えて、あとは繕い箇所をきれいにするだけですね。
漆を塗るところからの品物も結構あって。
この長皿、ご自分で作られたもので、いい仕上げになるように、前回に漆を処理してあります。
その黒艶漆の上から、弁柄漆の処理ですね。
これもご自分の作品ですね。
どうしてもひびができてしまったりするものです。
そのあとは、金属粉を蒔く作業。
長皿2点、いい作品なので、ご本人と相談して、銀の消し粉を蒔きました。
この酒器、金彩が施されていますので、金色をした真鍮粉を蒔いて。
他の品物は錫粉で。
今回はする作業があまりないので、金繕いの本を使って、いろいろと説明もさせていただきました。
出来上がった品物。
この日漆を処理して金属粉を蒔いたものは、持ち帰らずにそのままこの施設に預かっていただいて。
私が持ち帰って仕上げた重箱。
とても喜んでいただきました。
初めての金繕い体験、皆さんとても楽しんでくださいましたが、また来年も開催されるのでしょうかね。