金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

近所の方からの依頼の繕い その2

2023-08-12 11:21:24 | 磁器の繕い例

ご近所の方から6点もの依頼があった繕いの作業の続きです。

 
黒艶漆を塗って、しばらく置いた後、錫粉(ゴールド)を蒔く作業です。

 

6点、全部蒔き終えました。

この後は漆が乾燥するまで、3日ほど置いて。

 

漆が乾燥したら、真綿で表面をきれいにして仕上がりです。


近所の方からの繕いの依頼 その1

2023-08-11 17:19:22 | 磁器の繕い例

ご近所の方から繕いの依頼がありました。

なんと6点もです。
 
すべて磁器のお皿で、大きく割れたものが1点、割れたところを接着したものが1点。あとは、口辺に欠けた部分があるのが4点です。

 

さあ、スタートです。

簡易法でいいので、接着剤での作業です。

 

欠けた部分があるものは、強力粉を混ぜてベースの修復です。

今回90分で硬化開始のものを使いましたが、やはり川西の教室で使っている30分で硬化開始のものが便利ですね。

 

翌日以降に、剃刀や水ペーパーを使ってベースを整える作業です。

 

その後、黒艶漆を塗って。

この後、20分ほど置いて金属粉を蒔く作業に続きます。