金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

昨日の川西での金繕い教室

2017-10-29 17:50:25 | 多種類の繕い例
ようやく追加の記事が終了です。
これから気をつけます。
[追加の記事12 10/27]

昨日も今日もとてもいい天気ですね。

昨日は「パレットかわにし」での今月2回目の金繕い教室でした。
参加者は3名。

皆さん、繕うものが無くなってきて、新しいメンバーの参加を期待したいところですが、意外と川西での反応は少ないですね。
今後の運営が心配ですね。


湿気のあるボックスに入れておいた前回までの分。
鯛の牙で磨いて仕上げですね。


ガラス食器の繕いも結構ありますね。
取っておきたいものなんでしょうね。
アラルダイトだけでベースを整えた後、「新うるし」の本透明を塗って。


錫粉を蒔きました。
この錫粉は東急ハンズで随分前に入手していたもので、ちょっと金色っぽいですね。


この漆器、亀裂が入っていたのを埋めたところです。
次回は、赤ロイロ漆を塗って仕上げでしょうね。


そして、この大皿。
とてもいいものだとご本人は誰かに言われたみたいで。
周りの口辺が何ヵ所か傷んでいたのですが、ベースの繕いを終えて、さあ、どんな仕上げにしようかと。

結構繕いの箇所が多いので、金粉を蒔いたりしないで、漆を塗るだけに。
でも、本漆は色が変化していくので、結局「新うるし」の茶色でいい感じに仕上がりました。
繕い箇所が周りのラインだけなので、「新うるし」でいいと判断しました。
本透明を上から塗るという方法もありますが、その必要がないですねと。
結局とてもいい仕上がりとなりましたね。


次回は新しいメンバーも連れてくるという方が居られて、楽しみですね。
相変わらず写真をとる余裕が無く、あまり撮れませんね。

今日の川西での金繕い教室

2017-10-29 17:42:15 | 多種類の繕い例
[追加の記事11 10/12]

今日は10月の1回目の金繕い教室でした。
いつもの通り、2時間近くがあっという間に過ぎてしまいます。

今日はいつもの女性の二人連れの都合が悪くて、3名でした。


篠山から来られている男性、いろいろと金繕いに必要なものをご自分で、用意されています。
丹波市の方で、是非金繕いの教室をしてほしいというお話も持ってこられました。
少し遠いですが、希望者が陶芸をされている方達なので有難いですね。
さて、どうなりますやら。

繕いの方は、家ではなかなか手を付けておられないとか。
でも、ご自分の陶芸作品が直せるのはいいことですね。


こちらの方は陶芸をされていませんが、色々とお持ちになって。
黒艶漆を塗って。


その後、表面には銀の丸粉で蒔いて。
裏側には今日初めて用意した錫粉を使ってもらいました。
私も錫粉は初めて使いますので、その違いが楽しみですね。



続・メガネの修理

2017-10-29 17:37:46 | その他の繕い例
[追加の記事10 10/4]

鼻に掛ける部分が壊れたメガネ、修理して使ってみましたがダメでした。

それでやり直しです。
こんな風に壊れています。
この針金のような細い部分なので、回転してしまうのですね。


それで今度は、接着部分を平らにして安定するように。


そして、今度はハンダゴテを使ってしっかりと接着を試みました。
ところが、ハンダが周りばかりに動いて必要な箇所に上手くのらないのです。
慣れない作業、諦めました。


周りに着いたハンダがぶざま。
ヤスリなどでそぎ落として、再度いつも使う接着剤のアラルダイトで最チャレンジです。

接着面を平らにしたことと、相手方の部分に重ねて接着させたことで今度は安定しています。
ハンダが上手く乗らないのでどうなることかと思いましたが、これで当分使えそうですね。
メガネやさんに行くと、新しく買い替えて下さいときっと言われるでしょうね。


川西での「器再楽」の教室

2017-10-29 17:31:40 | 多種類の繕い例
[追加の記事9 9/29]

昨日はパレット川西での金繕い教室の「器再楽」でした。
丁度午後には雨が上がって、バイクで行くことができました。

この日は新しいメンバーがお一人加わって、5名の参加でした。
1時スタートで3時前まで。
あっという間に時間が過ぎて行きます。


新しい方は自分の陶芸作品で取り置きたいものを2品持ってこられましたが、作業は簡単ですぐに終わりですので、他の方の作業を見てもらいました。


この方はベースの修復を終えたカップに黒漆を塗って。


銀の丸粉を蒔いてもらいました。
いつも大忙しで写真がなかなか撮れませんね。
そして、すぐに片づけの時間になってしまいます。
何しろ必要なものが多すぎて。
次回は10月の第2、4木曜日です。


帰りに、幼菌だったヤナギマツタケの残りのものを採って。
前々日までの3日間の大収穫の後の追加でしたね。
今回は、お世話になっている接骨院の女性スタッフにプレゼントしました。
まだ、親しくはないので、野生キノコは不安でしょうから、ヤナギマツタケの図鑑からのコピーをつけてあげました。


メガネの修理

2017-10-29 17:27:37 | その他の繕い例
[追加の記事8 9/28]

両目の白内障の手術のあと愛用しているメガネ。
近くを見る時には、メガネが必要でなくなっているので跳ねあげることができるすぐれものなんですが、最近鼻の部分にあたる部品が壊れて無くなっていました。

昨日妻が掃除の時に見つけてくれました。
さあ、どうにかなるかなとチャレンジです。

取り掛かる前の壊れた状態の写真を撮り忘れていました。
これは、折れて取れてしまっていた鼻にかかる部分の右半分を瞬間接着剤で仮固定した状態です。


このあと、壊れた部分の周りにいつものアラルダイトを塗りつけて。


そして、アラルダイトが固まってしっかりとくっついています(写真の左側の部分)。


いつまで使えるかは分かりませんが、また愛用しましょう。
実は、この壊れた部分、購入した眼鏡屋さんで調節を依頼しても、細い金属の微妙な箇所なので、取り合ってくれなかったのでした。
今日の午後、川西で「器再楽」の教室がありますので、早速この修理したメガネを参加者の皆さんに見てもらいましょう。