藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

12月31日の石津浜

2006-12-31 18:21:56 | Weblog
今日は本年最後の石津浜ダイビングになりました。
おだやかな冬晴れの天気、白くなった富士山がくっきりと見えます。

しかし水温は14℃。例年の2月頃の水温です。

先週半ばに通過した低気圧のため、水深5mくらいまでの海底地形が変化していました。ゴロタ石はすっかり洗われてピカピカ、海藻の類は全く無くなっています。
透視度は今ひとつ、5m程度しかありません。
更に結構流れがあって、抵抗の大きいドライスーツでは泳ぐのも大変でした。

生き物はあまり期待できないな、と思いつつもこんなヤツらがいました。

先週に引き続き、今週もセミホウボウが出ました。ヒレはきれいな状態です。


小さめですが、これはサンゴタツの様です。結構動き回るので、撮影が大変でした。


イザリウオですが、個人的には“フサ”イザリウオと名付けたい!


そしてもクリスタルな透明感がきれいなミゾレボヤです。
毎年今頃になると見かけます。冬の生き物の様ですね。


その他、今冬初めてコウイカを見かけました、これから産卵?
スジコウイカも群れていましたよ。
魚系は、トカゲゴチ、モンガラドオシ、ダイナンウミヘビ、アミメハギ etc.

明日は初日の出ダイビングです。
はたして日の出が拝めますかどうか。

12月23日の石津浜

2006-12-23 12:50:31 | Weblog
本日は波も穏やかで、多少うねりもありましたが先週同様最高でした!
ドライデビューにはもってこいでした。


ハタタテ


水深16m付近での~んびりとスイムしていたところを早速撮影
マトウダイ


浅場で発見近づくとすぐに胸鰭を広げこ~んな感じに
セミホウボウ


Log data

潜降開始 10:31
最大水深 21.8m
平均水深 14.1m
潜水時間 42分
水温 16℃
透視度 12m
波高 0.5m

写真提供やまちゃん




12月17日の石津浜

2006-12-17 17:38:16 | Weblog
今日は出発時は小雨。なんとも寒々としていましたが、海に入る頃には雨はあがりました。
昨日より更に透視度は良くなり、水深15mから水面の波が見えます。

久しぶりにちょっと深場のトガリモエビを見に行こうとしたのですが、居場所はすでに空家になっていました。代わりにガラスハゼがちらほらと。


これもまたマクロ系ですが、ヤギにはツグチガイも付いています。

イソバナカクレエビもいましたが、あまりに小さくて撮影できず。
来週再挑戦かな。

水深20m付近では、アオリイカがヘンタイ飛行していました。被写体に遠くて写真は撮れませんでしたが。


セスジミノウミウシも7-8尾はいました。どうやら今が産卵期の様。


ゴミがくっついた様なイザリウオは、水深15mで発見。


その他には、ボラの群れ、オキエソ、マゴチ、クロウシノシタ、など。
そろそろ時期なのですが、コウイカが産卵した形跡はまだありません。

Log data

潜降開始 10:19
最大水深 21.6m
平均水深 14.4m
潜水時間 38分
水温 16℃
透視度 10m
波高 0.5m


12月16日の石津浜

2006-12-16 18:28:49 | Weblog
今日は風も弱く、いい天気
富士山もくっきりと見えています。
波もおだやかで、ドライスーツでは快適に潜れました。
水温16℃でまだウエットでがんばる人もいましたよ。
シンジラレナーイ!

海の生き物は、

物陰に隠れている事が多いオトヒメエビが、ペアで表に?出ていました。
気持ちいいので散歩?警戒心もあまりなく、ゆっくりと写真を撮らせていただきました。


今日もいつもの場所にオキハギが。彼?は「こいつら毎週うっせーな!」と思っているに違いない。


ハタテダイはまだ残っていますが、かなり数が減り、ほとんど動きません。来週あたりで全滅しそうです。
チョウチョウウオの類もほとんどいなくなり、キンチャクダイの幼魚程度です。
ノコギリヨウジ?を発見しましたが、撮影には失敗。

浮上前の浅場で、きれいな海藻“アヤニシキ”の上に超ミニサイズのアメフラシを発見。
保護色とはいえ、あのアメフラシもこんなにきれいな色になるんですね。

ちっちゃくてよくわからん、という向きに、ピクセル等倍にするとこのとおり。


今日のLog data

潜降 10:19
潜水時間 36分
最大水深 18.2m
平均水深 13.0m
透視度 8m
水温 16℃
波高 20cm







12月10日の石津浜

2006-12-10 13:46:18 | Weblog
昨日は雨に加えて東の風が吹き潜れませんでしたが、今日はぽかぽか陽気。
でも海はまだ少し波が残っており、透視度も3mほどしかありません。
水温は16℃。完全にドライスーツの季節です。

ちょっとニゴリの入った海でみつけた生物は、

先週に続いてオキハギがいました。全長50センチはあるでしょうか。

モンガラカワハギ科の魚なので、カワハギとはずいぶん雰囲気が違います。
色もちょっと不気味な感じがします。

マトウダイも半ば定番化しています。今日は2尾目撃。


ハタタテは水温が下がってきたせいか、動きが鈍くなりました。
もうそろそろ限界かな。


ミゾレチョウチョウウオ、テングチョウチョウウオはまだ健在でした。
その他、マダイ、スジコウイカ、オオモンハタ、オキゴンベ、マツカサウオ、キンギョハナダイ、ソラスズメ、カサゴなど。

来週はもっと季節風が吹き、水が澄んでくることを期待しましょう。



12月3日の石津浜

2006-12-04 18:26:04 | Weblog
今日も西の風が吹き、波もなく最高のダイビング日和でした。
透視度も8m、でも水温は15.3℃!昨日は18℃もあったのに1日でこんなに下がるとは・・・
ドライスーツならいいけどウエットスーツはそろそろ限界?

今回は念願のオキハギの撮影に成功?しました。



それから個人的に久しぶりにみたミノカサゴ!



その他はテング、マツカサ、マツカサ幼魚・・・

本日の忘年会お疲れ様でした、ありがとうございました。


12月2日の石津浜

2006-12-03 15:47:55 | Weblog
本格的に北西の風が吹き始め、波もなく透明度が良くなってきました。
透視度としては8m。水温は18℃なので、ドライスーツなら全く寒さを感じる事無く潜れます。

今日の生き物はというと、
オキハギはまだいる様です。
タキゲンロクダイ、ミゾレチョウチョウウオ、テングチョウチョウウオ、ムレハタタテダイの無効分散4種類はまだ健在です。



ゴロタ石の斜面には、まだ尾びれの軟条が延びきっていないハナハゼの幼魚が群れになっていますが、近寄ってゆくとすぐに石の間に隠れてしまいます。
カワハギは相変わらず我々の後をついてきます。

マトウダイがまた現れました。



両側からハサミ打ちにすると、横を向いた写真が撮れますね。

浮上途中では、小型のアオリイカがホバリングしていました。
浅場のボラの群れも、結構迫力ありますね。

これからどんどん水は透明度を増してゆきます。
石津浜のベストシーズン突入です。ドライスーツでごゆっくりどうぞ。